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デザイナーからLIFULLのUXリサーチャーに転身しました

LIFULLに入社して9か月が経ちました。
入社までの経緯と、入社してみて感じたことを振り返ってみたいと思います。

前職(UI/UXデザイナー時代)

前職では、BtoB向けにクラウドサービスを開発・提供する会社でUI/UXデザイナーをしていました。
複数のサービスを担当したり、新規サービスの立ち上げを担当するなど、貴重な経験をすることができました。
要件定義、情報設計、UI設計、コーディング、デザインガイドライン作成/運用、UXデザインなど多岐にわたって業務をしていましたが、様々な理由から顧客理解のためのリサーチやユーザビリティの検証などにかける工数が確保しづらい状態が長く続いていました。
業務で自発的にUXデザインに取り組んでいくにつれて、もっと専門性を高めたいという想いが強くなり、未経験のBtoCサービスに関わってみたいという想いもあって転職を決意しました。

入社のきっかけ

希望していた職種の一つであるUXリサーチャーをLIFULLで募集していて、LIFULLのwebサイトを見たり、LIFULL社員のインタビュー記事を読んで興味をもったことが、きっかけです。

webサイトを見て、LIFULLが不動産サイトのHOME'Sを運営していることを初めて知ったのですが、過去に家探しでHOME'Sを利用したことがあり、自分も1ユーザーであったことに気が付きました。
HOME'Sのサービスサイトを見て、すぐに興味・関心をもったわけではなく、LIFULLの社員インタビュー記事を見て、LIFULLや人に興味がわいてきました。
LIFULL社員が企業理念を語り、社会課題を解決したいという強い想いを持っているのが印象的で、テクノロジー、クリエイティブで経営をリードするという姿勢にも惹かれましたし、企業理念やコーポレートメッセージに共感しました。
BtoC領域のサービス作りに関わるならば、生活の不を解決したい、人の役に立ちたい、人の生活の当たり前になるようなサービスを作りたいと考えていたので、自分の考えと合っていたLIFULLへの入社を決めました。

住まい探しや暮らしにまつわる体験を良くしたい

私は、入社前から不動産業界の知識や明確な興味があったわけではありませんでした。
過去に何度か引っ越しを経験したなかで、テクノロジーが発展しても、住まい探しは時間と労力がかかり、不動産知識や経験がないことで意思決定に時間がかかったり、後からこうしておけばよかったと後悔することがありました。本当に住みたい暮らしが何かを考え、希望の住まいに行きつくまでに疲弊してしまう、楽しめないという不の感情すら抱いていました。

入社する直前に実際に引っ越しをしたのですが、まだまだ住まい探しの不はあると身をもって実感したことで、不を解消したい想いは強くなりました。多くの人にもっと楽に楽しく理想的な暮らしに出会って欲しいと考えようになったと思います。

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人生の中で何度かしかない住まい探しであったり、暮らしや生活に関わる出来事が嬉しい体験になるようなサービス作りがしたいと思いました。
私自身はHOME'Sのサービスを良くしたいという想いもありますが、サービスに限らず社会の課題を解決して、その先のより良い社会にしていくことの方が想いとして強いのかなと思っています。

入社して感じたLIFULLのユニークだと思うところ

LIFULLの企業理念である社是の「利他主義」について、LIFULL社内にいると利他の心が浸透していると感じることがあります。

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例えば、社内で導入しているコミュニケーションツールに相談ごとを投稿すると、面識がない人も含めて、色々な方たちが返信してくれます。
入社してから業務の一環として、社内で10名の方にインタビューを実施する機会があり、社内でインタビュー協力者の募集をすることにしました。
最初は集まらないものだと期待していなかったのですが、多くの人が手を挙げてくれました。
これまでに蓄積された私の経験では、この状況は当たり前なことではなかったのでとても驚きました。利他の心が浸透していると実感した一つの出来事でした。
実際にインタビューを実施した時の現場でも、前向きに協力してくださる方ばかりで本当に感謝しかありません。
私は余裕がなく利他行動がとれてないことがあるので、もっと自然に行動できるようになりたいと思っています。

入社して取り組んでいること

現在は、UXリサーチャーとして、主にHOME'Sに関するユーザー体験の調査や、ユーザビリティの検証を担当しています。
様々な部署からの調査依頼に対して、調査設計を考え、実査、分析、レポート作成して報告するといった形で、プロダクトの企画や設計を支援するような関わり方をしています。

エンジニアがコーディングしたものを意図通りに動くか確認するように、
設計についても、要求事項に対して正しいものが設計できているか、ユーザビリティに問題がないか確認することが当たり前になるような仕組みにしていけたらいいなと思っています。
もちろんできているところもありますが、今後は、プロセスをより洗練して、スピーディーに検証できる仕組みにしていきたいと思っています。
ただリサーチして結果を報告するのではなく、結果が活用されるまできちんとフォローするということを目標に取り組んでいます。

私が今いる組織で業務が取り組めることは決して当たり前ではなく、今いるメンバー、いないメンバーを含めて、地道に築き上げてきた証だと思っています。私はこの環境の恩恵を感じて、しっかり自分の取り組みで成果を出していきたい。加えて、ビジョンにそった形で、改善や新しい施策を打ち出していきたいと考えています。

最後に

LIFULLでは、一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味をもっていただけた方、社会課題を解決して、あらゆる「LIFE」を、安心と喜びで「FULL」にしていきたいという想いのある方のご応募をお待ちしております。

長文を読んでいただきありがとうございました。

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