NHKマイルカップ2024の傾向分析&注目馬について

皆さん、おはこんにちばんわ
よくです、調子はどうですか?

私の予想は春のG1シーズンに入って絶好調で
大阪杯、桜花賞、天皇賞・春と4戦3勝(皐月賞はシンエンペラーこんかったね)
なのでこの調子でNHKマイルカップも当てたいと思うので、今回の予想を参考にしてみんなでうまい酒でも飲みましょう。

NHKマイルカップの概要

NHKマイルカップは東京競馬場で開催される3歳限定の芝1,600m競走です。

本レース設立当初の1996年時点で外国馬はクラシック三冠レースに参戦できませんでした。
外国馬がクラシックに参戦できなかった理由は競馬のレースは内国産馬の最強を決める一戦として指定されていたため、外国馬は出走できなかったためです。

そのため、当時の外国馬はどんなに強くても皐月賞やダービーに出走できませんでした。有名どころでいうとエルコンドルパサーやグラスワンダーといった馬も外国産馬だったため、この時点で活躍していたにもかかわらずクラシックの出走経験がありませんでした。

当時の状況下の中で外国馬も出走可能なG1レースの創設が急務となり、もともとダービーの前哨戦として行われていたNHK杯の距離とグレードをもじってNHKマイルカップは設立されました。3歳の外国馬が出走できるG1レースということで『マル外ダービー』という異名で行われており、設立当初はその目的も果たしていました。

ところが、2001年以降は外国馬のクラシック出走が解禁され、現在は純粋マイラーだけではなく、桜花賞や皐月賞で敗れた馬が芝2,400mで行われるオークスやダービーの距離を考慮してNHKマイルカップを選択する陣営も増えてきました。

今年は桜花賞で2着のアスコリピチェーノや皐月賞で3着のジャンタルマンタルをはじめ、素質馬のボンドガールやホープフルステークスへの出走が叶っていたら好走したかもしれないゴンバデカーブースなど、各路線から実力馬が多数参戦しています。

混戦模様ながらも有力馬が多数そろった今年のNHKマイルカップ。
世代最強マイラーの称号を手にするのはどの馬でしょうか?!

コースについて


向正面の奥からスタートし250m地点までは緩やかな下りが続く。
3コーナーまでは約550mほどの直線でポジション争いはさほど激しくならず、枠順に有利不利も少ないのが特徴。3コーナー手前でいったん坂を登るが、再度下りの状態でコーナーに突入するため、息を抜きたいはずのコーナーで息が抜けないため1400mに比べ上がりが掛かる傾向があります。

マイル戦ながらスタミナ消耗戦になるコースで、このコースを逃げ切るにはスピードに加え、スタミナ、底力が必要となる。このコースが『中距離を走れるくらいのスタミナが要求される』と言われる所以ですね。
基本は瞬発力を持つ馬が有利なコースです。

出典:競馬ラボ

データ分析

☆芝1600mで勝利経験

過去10年では2020年のラウダシオンと2017年のアエロリット以外は
芝の1600mで勝利経験があった。
またアエロリットも勝利は無かったものの、2着が3回あった。

今年の出走馬で芝1600mで勝利経験がない馬は
アレンジャー、ウォーターリヒト、ダノンエアズロック、ダノンマッキンリー
チャンネルトンネル、マスクオールウィン、ロジリオンの7 頭は割引か

☆キャリア

キャリアが少なすぎても、多すぎてもダメ
キャリア3〜6戦が成績が良く、2戦or7戦以上は格段に成績が下がる
(2戦に関しては3戦しかないが馬券絡み無し、7戦以上も「1-1-3-47」)

今年の出走馬の内、当てはまるのは
アルセナール、アレンジャー、ウォーターリヒト、エンヤラヴフェイス
スパークリシャール、デビットテソーロ、ポッドテオ、マスクオールウィンの8頭

☆人気、オッズ別の成績

過去20年、2桁人気が14回も馬券に絡んでおり、過去10年の平均配当も高水準。
かなり本命党泣かせのレースといえる(チョー難しい)。しかし、過去20年の人気別成績を確認すると、1番人気の成績は勝率・連対率・複勝率はG1のなかでも上位に位置する信頼度の高さ。単勝回収率は100%を上回っており、期待値の面でも申し分がない。対照的に手を出しづらいのが、5番人気。連対率こそそれなりだが、勝ち馬は1996年のレース創設以来出ていない。ここを狙うくらいなら、2桁人気の超人気薄を優先したほうが馬券的にも面白いと思われます。

☆脚質別の成績

直近20回の傾向から連対率および複勝率が上位の逃げ・先行勢から入るのが手堅い策とは思えるが、実際には展開や馬場状態次第でなんでもありと考えたほうがいい。2014年以降から直線一気で馬券に絡むパターンも増えてきた。
従って脚質にこだわる必要はまったくなく、逃げ・先行勢の顔ぶれによっては、「差し×差し」または「差し×追い込み」の組み合わせで、高配当を狙ってみるのも悪くない。

☆枠順別の成績

過去20年の枠順別成績を検証すると、5~8枠の数値がやや高め。しかし、1~4枠と比較して大きな開きはなく、連対率に限ればほとんど差がない。つまり、枠順による有利不利は小さく、好走率だけを踏まえると当レースで過度に意識する必要はないということである。
5・6・7・8枠の複勝回収率はいずれも90%を超えているので伏兵の絞り込みで迷ったときは、真ん中より外の枠を重視したほうがいいだろう。

☆血統別の成績

これまで種牡馬として実績があるのはダイワメジャー、ディープインパクト、クロフネ、アグネスタキオンなど。
下表は東京1600mの種牡馬別成績と照らし合わせて再考したい。

☆前走レース別の成績

主にクラシック路線の桜花賞&皐月賞組が優勢で、ニュージーランドTやアーリントンCが続くので中心はクラシック組で考えればOK。


よくの注目馬


1頭目:アスコリピチェーノ

昨年の阪神JFを勝利し、前走の桜花賞でも勝ち馬ステレンボッシュの3/4馬身差で2着入りした3歳牝馬路線の大将格。

2歳時には新潟2歳ステークスと阪神JFを勝利したことや走法を見る限り
大箱の広いコースが得意そうなので今回の東京コースは大歓迎。

桜花賞後はオークスではなくNHKマイルカップを選択、血統的背景を考慮しての陣営の判断でしょうが、仕上がりが早いのでこの選択は正解だと思います。

NHKマイルカップ自体が時計勝負になりやすいので引き続き出し切れるでしょう。

牡馬相手ですがここでは一頭頭が抜けているので、本命候補

唯一の不安は怪我から復帰明けのルメール、前走北村は下手に乗ったわけでもないのでこの乗り替わりは「???」だが決まったものはしょうがない。

注目馬2頭目:ジャンタルマンタル

昨年の朝日杯FSを勝利し、最優秀2歳牡馬に輝いた馬です。

デビューからマイルを使い続け、無敗で朝日杯FSを勝利しましたが、その後は距離を伸ばして共同通信杯で2着、そして前走皐月賞でも3着入りしています。

共同通信杯は超がつくほどのドスロー競馬で直線ヨーイドンの競馬でしたが、終い3F32秒6の時計で2着入りしており、瞬発性は高いです。

また、このレースで1着入線したジャスティンミラノがのちの皐月賞馬となるため、レベルの高い一戦でした。

そして、前走皐月賞でも3番手の位置で競馬を行いながら、逃げるメイショウタバルを後目に自分の競馬に集中し、直線でも末脚を伸ばしますが、距離が長かったのか残り100mくらいの位置でキレが鈍り、ジャスティンミラノとコスモキュランダに差されて3着入りしています。

坂を登ったところで足が止まっていたので、本質的に距離が長いと思われるので
実績のあるマイル戻すのは大歓迎。

アスコリピチェーノという最強格マイラーもいますが
共同通信杯で時計勝負とコース適性も証明しているので、二つ目のG1タイトル制覇にも期待できるでしょう。

注目馬3頭目:ボンドガール

主な勝ち鞍は2歳新馬のみだが、この新馬戦ではのちにアルテミスステークスを制するチェルヴィニア(2着)や京王杯2歳ステークスを勝利するコラソンビート(3着)などを退け勝利。

超スローからの上がり3F勝負で終い3F33秒0の好時計を出して勝利しており、この時点で素質の高さがうかがえます。

新馬戦の勝ちっぷりから2戦目は牡馬混合のサウジアラビアロイヤルカップに出走し、ゴンバデカーブースの2着入りしています。

桜花賞を除外されたことでトライアルのニュージーランドTを選択、内枠から好発を切りって内ラチ沿いから先行しつつ、直線では最内からしぶとく脚を伸ばして2着入りしました。

本質的には時計の出る馬場のほうが合っているタイプなので、稍重+中山の今年のニュージーランドトロフィーがベスト条件なので、適正という面では前走より落ちるかもしれないが素質はピカイチなので、どのような競馬を見せてくれるか、注目です。

注目馬4頭目:ディスペランツァ

今年のアーリントンカップを制した馬です。

アーリントンカップでは馬番3番からの発走で、道中は中団で内ラチ沿いを確保しながら脚を溜めました。

直線では他馬に包まれる格好となり、万事休すに思われましたが騎乗したモレイラ騎手が一瞬空いた外目を突いてディスペランツァを外に持ち出し、そこからじりじりと脚を伸ばしました。

先頭との差は決して小さいものではありませんでしたが、ゴール手前で最高速度まで達して見事差し切っています。

視覚的に見てもかなり厳しい位置取りからの追走で、モレイラ騎手の好騎乗、そして馬の地力がなければまず勝利できなかったでしょう。

マイルにシフトしてから2戦2勝と調子を上げているディスペランツァが、キャリア初のG1の舞台でどのような競馬を見せてくれるか注目です。

穴馬候補:アルセナール、ロジリオン

ここはまたXにて発信します。

以上が今年のNHKマイルカップのデータ分析&注目馬紹介でした。

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