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松岡茉優さん25歳おめでとうございます。

松岡茉優太郎の「生き別れ」の兄弟こと松岡茉優と、死ぬまでに会いたい有名人第2位の小松菜奈の誕生日に、バックれて辞めたバイト先に3年ぶりに飯を食いに行った。

昔、地元でもそこそこ人気のある飲食店でバイトをしていた。大学3年から就活までの期間で新しいバイトを始めたいと思い、「雰囲気がオシャレで店員も可愛い子が多いから」というテキトーな理由で面接に応募した。スーツで行ったら店長に笑われたのは今でも忘れない。

人員不足だったらしく普通に採用された。初めての飲食バイトで頭が爆発しそうなほど大変だった。バカでもしないミスを繰り返したりもした。(恥ずかしすぎて書きません!!)お客さんが帰った深夜に椅子を蹴り飛ばしたくなるほど店長を怒らせたりもした。
自分の後から入ってきた後輩はみんな1.2ヶ月で行方をくらました。バイトが育たず、社員が苦労していっつも系列店からヘルプの人が来てた。系列店の人はめっちゃ優しくて泣きたくなるほど辛い時に励ましてくれたし、たまに来る元バイトしていた美女とか常連のダンサーのおばさん達にも何度も助けられた。長期休暇中には同じ年代のバイトの人達と旅行したりもした。ノリが合わなさ過ぎてお互いブチ切れそうになった時もあったが、酒を飲んだらみんな友達になった。乳のデカいヤリマンと生年月日が同じイケメンが旅行中にひたすらイチャつくのもみた。同じ誕生日でもここまで運命が異なるのかと泣きたくなると思いきや、全然そんなことはなかった。
バイトに行くのは本当に嫌で、バイト前に映画を観ているときとかは8割くらい映画の内容が入ってこなくて、バイト先なんかの理由でなくならねえかなってずっと考えてた。そんな中でも忘年会とか稀にある飲み会は死ぬほど楽しかった。行く前は死ぬほど渋ってたのに、行ったら朝まで飲んだくれてた。泣きながら話す普段の愚痴を、笑いながら店長は聞いてくれた。ただ、目は全然笑っていなかったし、俺は本当にバカだと更に泣いてしまった。
ブッチした理由はあんまり覚えてない。店長には「就活の時期になったらやめます」と話していたが、日々の忙しさで向こうはそんなこと覚えてもいなくて、シフトは?とバカのひとつ覚えみたいにLINEで送ってきた。面接後に店長からLINEがくると視野が狭まっていたのもあってか死ぬほどイライラした。テキトーに就活が長引いてる程にして、シフトに入らなくなった。お世話になった社員さんから連絡が来たときだけは罪悪感が半端なかった。就職先が決まった後も報告せず、「選考が長引いてるので入れません」とガッツリ嘘をついてしまった。7月ごろ、店長からLINEで今後どうするのかを聞かれ、「内定先のインターンが忙しくなったので辞めさせていただきます。」と送った。内定先のインターンなんてものはなかった。最後のLINEには店に遊びに行きますと送ったが、その後全く行くことはなかった。

店に行ったと冒頭に書いたが、自分が行ったのはバイト先ではなく、バイト先の系列店だ。店に行くと突然決めた理由は、店長に挨拶したいというよりかは、どうしても店の料理が食いたくなった。何かの間違いで店長がいないか、ドキドキしながら初めて系列店に行った。店員は明るくて美男美女だし、店内はおしゃれだし、飯は相変わらず世界で一番うまいし、おまけに安くてほぼすべての感情が満たされた。飯を食ってる時に色んな思い出がフラッシュバックして思わず泣きそうになった。帰りに元バイト先にも寄ろうかと思ったが、道中で買った念願のChromecastを早く開封したい感情が優ってしまい、ふつーに帰った。

最後に、恐らくこのnoteへ辿り着かないであろう店長へ

就活を言い訳にバックれてすみませんでした。書いてるうちに罪悪感に満たされたので、今度遊びに行くかもしれません。ただ、パ◯◯◯はほどほどにお願いいたします!!このままじゃ現代っ子は参っちゃいますよ!!!

ただの思い出話と謝罪でした。

おわり。

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