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【自分の体は、自分が今まで食べたものでできている】

体の細胞って、
何年かすると全部入れ替わっちゃうらしいですね。
 
それで、その細胞って、
何からできてるかって、
自分が食べたものでできてる。
 
生まれてきた時に、すでに身体はあるけど、
  
それはおかあさんが食べたものから作られた体。
 
それからあとは、育ててくれる人が
与えてくれた食べ物で体が作られる。
 
自分で買ったものを食べるようになって
 
そこからは、自分で選んで食べたものから
体は作られる。
 
  
いやぁ
  
あたりまえのことなんですけど
 
これはたいへんなことですよ。
  
もう50年近く、毎日なにか食べてきましたけど
 
このシンプルなしくみが
 
はじめてすとんと
 
自分の中に落ちてきた気がするなぁ。
 
食べたものは、じぶんの血になり肉となり、
神経となって
 
そこからじぶんの思考と感情が生まれて、
 
生活が動いて、人生がかたち作られる。
 
すごいなぁ。
 
 
なにがすごいって
 
うかうかと、そこらへんにあるものを
適当に食べることのあやうさを
実感としておしえてくれる言葉だと思うんです。
 
 
そして
 
家族で同じものを食べるということ
 
なかまで同じ釜の飯を食うこと
 
だれかと一緒に食事をする機会を持つこと
 
そのすばらしさとありがたさを
文字通り身体的な感覚として
受け止めさせてくれる言葉なんだと思います。
 
 
そうして、
 
自分の家族に食事を作ったり
 
だれかに食べ物を提供したりする人の
 
背中をそっとはげましてくれる言葉です。
 
 
 
【自分の体は、自分が今まで食べたものでできている】
 
すごいなぁ。そしておもしろいなぁ。
 
額に入れて、かざっておきたいような言葉です。

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