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インターンシップ

今日は何個か前の記事で大学2年生の話をした時にインターンシップでアルテリーヴォ和歌山に練習参加した時の話をしようと思う。

アルテリーヴォ和歌山とは
関西1部リーグに所属しており、和歌山から本気でJリーグ参入を目指すチームだ。
このチームはプロ契約という選手は存在せず、みんな仕事をしながらサッカーをしている。

そんなクラブに2週間参加させてもらった。

まずはサッカー面の話をしようと思う。

まず最初に思ったのが単純にレベルの高さ。
当時、関西2部に所属していたぼくは、やれるだろうという感覚があった。ただやっぱり本気でJを目指しているチームは関西の中でもかなり差があった。元プロの選手はもちろんJFLから来た選手やベテラン選手などチーム内ですごく良いバランスが保てていた。

そして1番衝撃を受けたのが、練習前の準備のところ

必ず1時間前には来て、自分に足りないトレーニングや、ストレッチも自分に合ったものを各々がしている。それもほとんどベテラン選手だった。そもそもギリギリに練習に来る選手なんていない。大学サッカーから来たぼくにはかなり衝撃的だったし、こういうことを続けている人が長く現役生活を続けることができ、尚且つ活躍し続けられる選手になるのだと。

現代の日本サッカーは着実にレベルアップしていると思う。その中でも関西リーグという位置づけもかなりのレベルとされつつある。

またぼくがちょうど参加した時は天王山と言われていたおこしやす京都とのホームでの試合だった。
いざ公式戦となればかなり雰囲気が変わった。
チームの雰囲気、サポーターの雰囲気にかなり圧倒させられた。
その日はメンバー外トレーニングに参加してからの帯同だった。メンバー外トレーニングはやはりスタメン組とは違う重苦しい雰囲気があったが、怪我明けのベテラン選手が雰囲気を変えていた。こういう選手が長く信頼し続けてもらえるのだと痛感した。

そして試合。結果としては負けはしたもののかなりおもしろみがあり楽しかった。

続いて仕事面での話。

9:00から練習して11:00前には終わり、みんなはだいたい13:30〜14:00くらいから仕事が各々でスタートをしていた。さすがに仕事には参加できないので、午後はチームの事務作業やスクールなどに回っていた。

初日には、現在は栃木SCに所属している山本廉とボール遊びゲームだった。廉との時間は少し独特だった。自分のリズムを持っていて一個下だったけど同い年のように喋ってくるしあまり絡んだことのないタイプのやつだったが、その日に行ったボール遊びゲームという地域貢献活動に2人で参加した。
地元の園児たちが集い、ボール遊びをするという内容だった。ちびっこたちと遊ぶのはすごく楽しく、有意義な時間だった。

また2週目には企業への挨拶回りにも参加させてもらった。
和歌山にはJリーグチームがないことからすごく地元の方々には愛されていて、スポンサーもすごく応援していたのが印象的だった。ここではこれから経験するかしないかのようなことをさせてもらった。スポンサーへの挨拶回りは基本的に社長のところへ行く。企業の社長となればやはり、威圧感であったり、人望がかなりある。そんな人と密にコミュニケーションを取ることができたのは自分にとってすごく良い経験になった。敬語の使い方ひとつにも気を使わないといけない世界でコミュニケーションをとることはとても新鮮であった。

とにかく自分にとってすごくいい経験になったし、今後のチーム選びにとても参考になった。
そして今やるべきことがなんなのか示してもらえた。

アルテリーヴォ和歌山の皆様本当にありがとうございました。

横山史仁

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