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今シーズンを振り返って

レイジェンド滋賀FCに加入が決まってから7ヶ月が経ち、シーズンが終了した。

今回はそんなシーズンを振り返りたいと思う。

一言で言えばとても不甲斐ないシーズンだった。
加入当初は、左サイドを主戦場にプレシーズンから前期のリーグ戦まで多くの試合に出させてもらった。ただ中々結果が出せず少しずつ出場機会も減り、サイドバックへのポジション変更などもあった。

ただ後期に入り、監督交代に伴う戦術変更があった。
完全に自分を見失った。何もかもが噛み合わない日々を過ごし練習に嫌気がさす日もあった。

試合に出れない。

加入前はこんな自分を想像もしていなかった。
理想と現実のギャップを中々受け入れることができず、苦しんだ。

その中でうちは降格争いに巻き込まれていた。
ただ終盤戦にかけては良い戦いもできてただけに、チームと自分の間にもギャップがあった。

受け入れ難い現実に困惑しながら日々トレーニングをした。

周囲を取り巻く環境にも少し問題があった。
改まって言うまでもないが、新型コロナウイルスである。

これには本当に悩まされた。
厳密にはここで語ることができないが、ワクチン接種含め選手としてかなり打撃を受けた。
もしかするとこれらがターニングポイントになっていたかもしれない。しかし、周囲を取り巻く環境は選手全員同じであり、日本中が同じ境地に立たされている。この環境下で結果を残し、より良いコンディションを作り上げるのが生き残れる選手。

完全に負けた。

大卒1年目でかける思いが強かった1年だけに悔しさが残る。

自分を客観的に見ることができなくなっていた。
もちろん試合に出るためにもがいていたし、それは今も変わらないが、選手である以上少し我が出てしまう。

去年、経験を積んできたつもりだった。
監督業をすることで新たな側面を見ることができたはずなのに、追い込まれるとなにもできない。完全に自分の弱さと経験不足。
これに対応できる自分がいなかった。

とは言え、サッカー人生ここで終わりではない。
この自分に打ち勝つために日々成長したいし、今もトレーニングを積んでいる。

多くの先輩にアドバイスももらったし、なにより支えてもらった。間違いなくプラス。

ここで終わらせるのではなく、常に積み重ねていきたい。

サッカーを楽しむ。

必ずその先に成功した景色があると信じて。

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