感謝
お久しぶりです。トレーニングが順当に再開し、毎日とは行きませんが、充実した日々を送れています。
今日は感謝について書きたいと思います。
まずはコロナウイルスと最前線で戦っていただいた医療従事者の皆様に感謝したいと思います。
本当にありがとうございます。そして引き続きよろしくお願いします。
それでは本題に
先日もうすぐで70歳後半を迎えるおばあちゃんがようやく仕事をやめた。
ようやくとは言ったものの正直すごく感謝している。ぼくがサッカーを始めた頃からずっと支えてくれていた。
今日はそのおばあちゃんについての話をしたいと思う。
おばあちゃんは実家で共に暮らしている。
そんなおばあちゃんには金銭面のサポートからメンタル面のサポートまでサッカー始めた時からずっとしてもらっている。
そしてよく言われていたことがあった。
"私は今あんたにお金を出すために仕事をしてるし、全く苦じゃないから何も気にせず欲しいものがあれば言って"
嬉しい反面もっと頑張らないとと常々思えた。
サッカー用具をはじめたくさんの物を買ってもらった。
メンタル面では親には言えないようなことをよく相談した。
進学の時の相談、人間関係、家族の相談など本当によく話を聞いてもらったし、自分の行動にかなりの影響をもたらしてくれた。
ぼくは小さい頃からおばあちゃん子だった。
家に一緒に暮らしていることから、よく出かけていたし、親と同じくらい自分に愛情を注いでくれた。そしてなに不自由なく良い生活を常に提供してくれた。
それは今でも変わりない。いつも気にかけてくれるし、良い生活を送れるために本当に最善を尽くしてくれている。
尊敬する部分も多く挙げられる。
まず体調を絶対崩さない。
規則正しい生活と運動、そして家事。このサイクルを崩すことなく一定のリズムで生活することで常に健康を保っている。これには本当にびっくりしている。
当たり前のことを当たり前にできる人が本当に強い人。
そんなことを前にも話したがまさにそれを間近で体現している。こんな当たり前のことを毎日同じサイクルで行う。どれだけ難しいことか
自分の健康がいかに重要かを自分が1番理解している。
ただ、そんなおばあちゃんがぼくのサッカーしている姿を見たのはたったの1度だけ。それも今年の1月の試合だ。
それまでぼくの競技生活を1番近くで支えてくれていたのにも関わらず、1度も見にきてくれたことがなかった。
これには本当に歯痒さを感じていたし、大学になって初めて近所の西京極で試合があることからおばあちゃんを招待しようと決めた。
個人的にもすごく大事な試合だった。
アップに入る前にスタンドを見た。
いつも通り親が見にきている。ただ横にはおばあちゃんが座っている。かなり気合いが入った。
試合に対するモチベーションが一気に上がった。
絶対勝って良い姿を見せてやろうと思った。
しかし結果は負け。
自分のメンタルの弱さを痛感した。本当にこのままでは絶対に後悔するし、おばあちゃんのためにも必ず成長した姿を見せれるようにしたい。
新たな反骨心がここで生まれた。
その日はかなり考え込んだ。
正直おばあちゃんに見せる顔がないとまで思った。
しかし、家に帰るといつも通り迎え入れてくれ、なんら変わりない生活を送らせてくれる。そして試合のことはぼくから話さない限り、絶対に向こうからは話してこない。
涙が出そうになった。
本当に親身になってサポートしてくれる。
おばあちゃんのためにも絶対に成長する。そう誓った
そして今もそう思い続けている。
emotional connection
横山史仁
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