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地域リーグの魅力

天皇杯でおこしやす京都ACがサンフレッチェ広島に5-1と快勝したことで関西社会人リーグの注目度が格段に上がった。

ぼくは今、関西リーグでプレーし挑戦し続けている。
今回、久しぶりの投稿はそんな地域リーグの現状を綴りたいと思う。

実際のところ地域リーグといってもピンと来ない。

いわゆる社会人サッカーである。

比重が一般社会人と違い、サッカーにかなり傾いている。
スポンサーの資金やファン、サポーターのおかげでチームが成り立ち、その資金でサッカーをする環境を与えられている。近年は日本サッカーの成長共に、JFLや地域リーグのレベルもかなり高くなっている。

そんな中で朝、トレーニングをし、午後はそれぞれの雇用先で仕事をする。そうした生活を毎日送っている。

ぼくは普段、学童で勤務している。
応援してくれる子供達、保護者の皆様
もちろんファン、サポーターの方も応援してくれている。
それが1番のやりがい。

しかし、正直生活面はかなりきつい。
これが今の現状ではある。ただそれ以上にやりがいとサッカーそのものの楽しさに魅力を感じ、毎日プレーしている。
言い方を変えれば、ただ時間を削り、趣味に没頭しているように感じる人もいると思う。そう思った人は是非一度、会場に足を運び選手たちのプレーや会場の雰囲気を味わってもらいたい。

プロより厳しい世界。

そう思っている。もちろんレベル的にはそうでないかもしれないが、生活レベルや社会人としてのスキルなど多くの側面で高いレベルを求められる。

午前はサッカー選手。
午後は一般の社会人として扱われる。

綺麗事かも知れないが、それを日々こなす選手のプレーはプロの華やかさとは違った何かを感じることができる。
実際にぼくはベテランや中堅の選手とコミュニケーションを取る機会が多いが、サッカー、生活に対する考え方ひとつ違う。
そしてなによりタフである。

常にサッカーのことを考え、サッカーのために仕事を頑張り、仕事のためにサッカーを頑張る。こういうマインドが知らないうちに形成され、自然とサイクルに入ることができる。

大学時代はアマチュアサッカーを舐めていた。
ただ現場に入ると違う。大学生がどれだけ幸せだったか。
学生サッカーの範疇を超える成長がここにはある。

学生サッカーを否定するわけではないが、うちのチームはみんな本気でサッカーに取り組んでいる。自分の生活があり、一般企業で働きたいと思えば、簡単に働ける。
しかし、一般の社会人とは違い、午前中の時間をサッカーで削り、社会人をしている。
つまり収入もそれまでだ。

今回のnoteで伝えたいことは地域リーグの魅力。

自分自身は関西リーグでしかプレーをしたことがないが、関西リーグには名だたる選手はたくさんいるし、JFLレベルのチームがゴロゴロいる。そんなリーグ戦を毎週のように戦い、年末の地域チャンピオンシップを勝ち抜くことを目標としている。

ここまでしてサッカーと向き合う人たちの試合は魅力しかない。
現にぼくはオフの日でもよく試合を見に行く。
そこには必ず魅力があり、来て良かったと思わせてくれる。

地域リーグの現状を知ったうえで見ると世界が変わる。

この魅力を見たことがない人、知らない人に是非一度見て頂きたい。そんな思いで今回はnoteを綴りました。

最後になったが、多くの人のサポートで成り立っているこの環境に甘んじることなく、より多くの魅力をプレーで伝えられるよう日々努力を重ねたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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