「年上の部下」をもったら読む本 まとめ
本書は「従来のマネジメントや部下指導のセオリーを、年上の部下にマッチするようにチューニングして使う」ことを原則に書かれています。
著者が初めて部下を持ったのが27歳、住宅リフォーム会社の支店長になったときで、部下は6名、大半が年上だったそうです。
部下指導のやり方がよくわからないまま管理職になったところに、部下のほとんどは年上でうまく動かすことができず、何もかも1人でやることになってしまいました。
そんな経験をした著者が、同じような悩みや不安を持つビジネスマン向けに書かれた本になります。
著者によれば、年上の部下を生かすために、カギになる3つのコンセプトがあると言います。それは
①自分は管理職・リーダーと言う役割を遂行する
②相手は人生の先輩であるという敬意もって接する
③相手に問いかける手法(コーチング)を使う
上記3点を通底にして個別具体的に解説がなされていきます。
小見出しの最後には、「point」欄を設けて、3つ箇条書きでまとめているので、時間がなくても「point」だけ読むだけで参考になります。
また、「年上部下のタイプ」、「年上部下のタイプを見分けるポイント」が図にまとめられて直感的に理解しやすいです。
年上の部下をお持ちで接し方がわからない方にはおすすめの1冊です。ぜひご一読いかがでしょうか。
貴重なお時間をいただき、最後までお読みいただきありがとうございました。
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