VMagicMirror でまばたき頻度を下げたいときの設定
VMagicMirror 3.8.1 を使用中で、まばたきが異様に多いと感じることがあります。
3tene には自動まばたきの頻度(間隔)を設定する項目がありますが、VMagicMirror では見当たりませんでした(あくまでも独自の調査結果です)。
そこで、「設定ウィンドウを開く」の「顔・表情」を選び、「基本の設定」、「顔をトラッキング」にチェックを入れ、その横にあるプルダウンメニューをWebカメラ以外に設定します。
私のほうだと Intel Virtual Camera, VSeeFaceCamera, 3tene Screen Capture の3つが出てきました。
ここでは VSeeFaceCamera を選びます。
すでにVRM のアバター(キャラクター)を読み込みしている方は、キャラクターウィンドウで様子を見ましょう。
おそらくトラッキングされず、まばたきしていないはずです。
まばたき回数0になったかと思います。
念のため、今回の作業を始める前の時点で、「セーブ」から設定を保存しておきましょう。
作業の後にも、それとは別のセーブスロットに設定を新規保存しておきましょう。
2024年9月時点での未知のエラー(?)に注意
Intel Virtual Camera を選ぶと、1分以内に妙なエラーのダイアログが表示され、キャラクターウィンドウが落ちてしまったりします。
技術的な原因はわかりませんが、Intel Virtual Camera を選ぶとそのエラーになりやすいかと思います。
こういうときは「ロード」から事前に保存してある設定を読み込み、VMM (VMagicMirror) を再起動します。
それでも同じエラーでキャラクターウィンドウが落ちる場合、再度、同じ手順でVMMを再起動します。
2回目で、このエラーが出なくなりました。
なおも出てしまうなら、VMMをアンインストールしてインストールしなおすことになるかと思います。
再インストールを試したわけではないため、確言できません。
特に設定していないときの自動まばたき挙動の例
2024年9月28日に『Blender で VRoid の舌を出す方法 - シェイプキーの作成と Unity での実装と確認』という作業動画(0分42秒からのパートでVMM使用)を公開する予定なので、そちらをどうぞ(後で追記するかも)。
顔をカメラトラッキングしていないので、自動まばたきが適用されている状態で、あるときは10秒ほどまばたきせず、あるときは2秒間に2、3回のような高頻度となります。
ちょっと個人的な感想ですが
リアルの私は、静かな時、まばたき頻度が10秒に1回よりも低い頻度です。
1日中PCをする日が、十数年間、とても多いのですが、PC画面から距離を取りながら適度な休みを入れる習慣もあるため、近視でなく(生まれつき目が強いのもあるかもしれませんが)、ドライアイでもなかったりするようです。
暗い部屋でPCをすることの多い時期もありましたが、画面の明るさを弱めているのが基本です(暗すぎる部屋に明るすぎる画面、という極端な差は避けておきたい)。
VMMは自動まばたき設定によって2秒間に2、3回のような高頻度となることがありました。
特に作業配信だと、まばたき回数の多さから、一部の視聴者の気が散るのではないかと思っています。
今回の設定方法で、まばたき頻度がほぼ0にまで下がります。
気が散るよりは、このほうがマシかと個人的に思います。
どうしてもまばたきさせたい場合は、Webカメラを指定して自身の顔をトラッキングさせるか、設定項目「abc→人(両手を上にあげた人)」のところ (Word to Motion) でまばたき表情 (Blink) を追加し、手動でまばたきさせる形になるかと思います。
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