トラトラトラ
こんにちは! 陽子絵画制作室です。
日々のアート活動や、身近な生き物の観察を綴っています。
今日は、昨日取りかかった日本画の色彩計画の続きをしました。
本棚を整理していたら、以前描いた作品の彩色の参考にしていた作品の図版が出てきました。
ポール・シニャックという点描作家の「アンディーヴ、夕暮れ」という作品です。
この色彩がとても素敵なので、今回も参考にすることにしました。
空の色や石像の色などに、シニャックさんの色合いを生かしたいと思います。
骨描きをした色紙に胡粉を塗りました。
胡粉をニカワで練ってうどん状にしている様子です。
練った胡粉を団子にしてからニカワとお湯を加えて指で溶いたものです。
空気が冷えていてニカワが固まってくるので、湯を沸かした鍋にザルを置いて、その上に胡粉を溶いた皿を載せて温めながら骨描きした色紙に刷毛で塗ります。
色紙に塗る前に、試し塗りの紙に塗って乾かし、胡粉の濃度を見ます。墨の線が白っぽくなればよいです。色紙に一度横縦に塗って、日の当たるベランダで乾かします。
風で飛ばないように気を付けています。
乾いてからもう一度塗って乾かしたところです。
線が白っぽくなりました。
蝶の色紙は今日はここまでにしました。
その後、来年の干支の色紙の下描きをしました。
この図は某動物園で飼育されている子どもの虎の写真を参考に描きました。
勇ましく堂々としている感じが気に入ったので、この虎の絵を、色紙と絵馬にも描こうと考えています。
読んでいただきありがとうございました。
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