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自ら取り組むところと、プロの手を借りるところ

春は、身体の調子がかなり揺らぎます。

この時期は夫が亡くなる前から調子が落ちやすく、そこに気づいていないと家族間で不要ないざこざが起きる、、そんなことがよくありました。

それは季節の変わり目であることと共に、個人的に記念日が多いことがとても影響しています。

4月は結婚記念日と私の誕生日があります。そして、結婚も誕生日も視点を変えて見てみればグリーフになります。

今までの独身時代を失うこと。今まで住んでいた暮らしを失うこと。また、安心していられたお母さんのお腹の中での時間を失うこと。。

私にとってこれらの喪失はとても大きな「不安」がともなっていたみたいで、その後も毎年この時期が近づくと身体と心の調子が不安定になりました。

ちなみに、ともなっていた「みたいで」と書いたのは、私は胎内の記憶がバッチリ残っているわけではなくて、カウンセラーの人との退行催眠などでわかったことだからです。

このように、プロの手を借りて自分の身に起きていることを振り返っていくことをしていかなかったら、私は今もこの時期を不安によって生まれる焦りや苛立ちを家族に向けたり、またそうすることによって自分を責めたりしていたであろうなと感じています。

今も身体は揺ら揺らしていますし、涙することも普段より多い感じですが、日々のケアは坐禅やアートのワークで(と言っても、パステルでお絵かきするくらいですが)、時々専門家と共にカウンセリングや鍼でこの時期を割と心穏やかに過ごせていることに、心からの感謝を。

そして私も、お相手の方が安心してお任せできる専門家になりたいと改めて思いました。


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