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目で手で「触れられること」の効能
こんばんは、よこです。
愛知県春日井市にあります臨済宗妙心寺派のお寺林昌寺の副住職さまに、書をお頼みしました。とても嬉しかったので、こちらにも載せておきます。
ちなみに、普段は副住職さまとはお呼びしていません。リヴオンで共に活動をしている大切な仲間のひとり、野田芳樹さんの書く文字がとても好きなものでお願いしました。美しく書いていただき感激です!本当にありがとうございます。
こちらの言葉は、東洋医学概論の授業で知った言葉です。
「恬澹(てんたん)虚無なれば、真気これに従い、精神 内に守る、病 安従(いずこよ)り来たらんや。」(『素問』上古天真論篇第一 より)
心が安静で雑念がなければ、真気が調和し、精神も内を守って、病になることはない。
と言う意味です。
東洋医学では情動と健康の関係性を重視していると言う特徴があるため、心を平静に保つことはとても大切なこととされています。
授業で聞いてこのようにありたいなぁと思ったため、常日頃意識が出来るように、素敵な文字で書いて目に触れられるところへ置いておこうと思いました。
それで、はじめは自分で書こうとしたのですが、ちょっと待って、私よりも適任の人がいる!と思いつき、お願いをして、記事の写真となったわけです。
書いていただいて、本当に良かったと感じています。
生きているといろいろとありまして、心の安静が保てないこともあるわけです。
そんな時に、この言葉を頭の中だけで思い出そうとするよりも、目に触れることで視覚から手で触れられることで触覚からと、五感から刺激を受け取ることでそこへ意識を向けることがよりしやすくなりました。
何より、字を見るだけでも心が落ちついてきます。「触れられるからこその効能」というものを、たくさん感じた体験でした。
もうすこし詳しく書きたいところですが、ひとまず今日はこのあたりで。
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