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知ってもらうこと

昨日の記事を読んで、気にかけてコメントをくださった方がいまして、「もしかして、ものすごく寂しい人と思われてる?」ということが気がかりなのですが、今日はちょっと違う話題で。

Facebookに投稿していて良かったなと思うことのひとつ、それは過去の自分の状態との変化がわかることです。

5年前、グリーフの社会的影響である「過活動」を知らなかったがために、動き過ぎてダウンして動けなくなって、、受けもっていた教室を急遽代講してもらったりしていました。

この頃から比べると、今はかなり心身の状態は良くなっていると感じていて、その変化が当時の自分の投稿から分かるのはとても嬉しいです。

ですが一方で、この時の「動けなくなるかもしれない」という恐怖感や絶望感が蘇って、うまく動けなくなることもいまだにあります。

というか、上の投稿を読み返したことですでに身体が反応しているので、その影響によって日常に支障が起きないように、出来うる範囲で身体に無理のないように動く予定にすることや、坐禅とかの予防的なセルフケアを定期的に行なうということをしています。

自分で言うのもなんですが、心身のケアについてはすごく気をつけているわけです。
と言うことは、あまり周りの人にはわかってもらえないのが、時々残念だったりします。

例えば眠れなくなった時や、日帰りで新幹線とか飛行機出張する時など、他の人にとっては大したことないことがものすごく恐くなったりします。

以前、知り合いのお坊さんとオンラインで繋いで坐禅をしていると話したことがあって、その時に相手の方から「それは便利ですね」というお返事があって、悲しい気持ちになりました。背景を知らないとは言え、自分にとっては切実なことだからそのように行なっているという事って伝わらないし、想像もしてもらえないのだなぁと。。

でもこれは相手のせいではなく、知らないという事から起きていることなだけだとも感じていて、だからグリーフの身体的影響についてや過活動のことや、トラウマティックなグリーフ等についての情報がもっと広まって、遍く全ての人にグリーフケアが届くようにしたいという思いが私の中に強くあるのだと言うことを改めて感じました。

そして、そもそも恐怖が大きい状態だと判断を誤りやすいので、心がちょっとでも落ち着くように、まずは身体の状態から落ち着かせるためのケアを行なっていて、その1つが鍼灸なのだとも再確認しました。

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