新NISAに合わせてSBI証券のホームページ攻略本を発売すれば絶対に売れるという話。

SBI証券のユーザーインターフェイス、ことごとく使いにくいし、分かりにくい。ゲーム業界にはユーザーインターフェイスの鬼が棲んでいるので、一回アドバイスを受けたほうがいいと思う。

まずユーザーが何の情報を求めてそのボタンを押すのか、そこから考えて行ったほうが良い。似たような名前のメニューが多すぎるし、ごちゃごちゃしすぎているのもダメ。おじいちゃんおばあちゃんは絶対挫折するレベル。

今週、新NISAの投資信託買い付けを設定していて、現金での購入を銀行引き落としにしようと思って手続きしたんだけど、この設定でいいのか? どこで設定できたか確認できるんだ? そんな感じ。

インターネット大先生世代であり投資歴も長い僕ですらそんな有様なわけです。

これがSBI証券でちゃんと銀行引落が設定できているかを確認できる画面

結局、投資信託の積み立て金額分がちゃんと銀行引き落としに設定されているかを確認するには、

  1. ホームページ上部にある「口座管理」をクリック

  2. 「口座管理」の真下くらいにある「お客様情報 設定・変更」をクリック

  3. 「お客様情報 設定・変更」の1段下にあるタブっぽいデザインの左から2番目「お取引関連・口座情報」をクリック

  4. 「お取引関連・口座情報」の下にある目次から「銀行引落サービス」をクリック

  5. 「確認・変更」をクリック

  6. 引落金額がきちんと設定されていることが確認できる

わかんないってそれ。せめて投資信託の買い付け設定画面から飛べるようにリンクくらいしておいてよ。「銀行引き落とし設定の確認はこちら」みたいな。おじいちゃんには絶対必要。

そもそもページの構造が深すぎたり、ページの中に押せるボタンが多すぎたり、その配置もおかしかったりでダメなんですけど、混乱に拍車をかけるのが項目名の付け方。

上位にある「お客様情報 設定・変更」の下に「確認・変更」って、ダメ。階層が上にある項目は大分類で表示して、下がっていくにつれ中分類や小分類に分けていくのが普通です。だから「設定・変更」はいらない。説明しすぎると余計わからなくなる典型だと思います。むしろ「設定」だけでもいい。

もっと言えば、ユーザーからすればお客様情報も口座情報も結果的には同じ意味なので、統一したほうがわかりやすいし誤解もない。それにユーザー視点では「口座情報」に紐づいているのが「お客様情報」なので、名称を分けるにしても構造が逆。証券会社から見たら逆なんでしょうけどね。

SBI証券はずっとわかりにくいって言われていると思うんですが、一向に変わらないのでもう体当たりで学んで行くしかないと割り切っています。キャッシュは証券口座にも置いてあるので、引き落とし漏れがあっても大丈夫だし。

これでいいのかSBI。

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