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テキレボ架空歴史フェア参加作品紹介:泡野瑤子『ムーンライト・ミンストレル』

※こちらは、全通販型同人誌即売会「Text-Revolutions Extra 2」内自主企画「架空歴史フェア」についての記事です。イベントは終了しています。
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テキレボ架空歴史フェア、今回ご紹介する作品は泡野瑤子(主催)の『ムーンライト・ミンストレル』です。
※以下の紹介記事は、架空歴史フェアの参加者さん自身によるものです。

『ムーンライト・ミンストレル』書影

14_ムーンライト・ミンストレル

作品データ

作品名:ムーンライト・ミンストレル
作者:泡野瑤子
サークル名:Our York Bar
B6判/204ページ/1,000円
テキレボEX2webカタログ

あらすじ

「戦場の女神」サン=セヴァチェリンの王女シトリューカは、
味方の裏切りによって帝国に囚われ、
最愛の人ヨナディオ王子を殺した将軍シャルルとの結婚を強いられる。
シャルルとは互いに憎み合い、幽閉同然の生活に
絶望していたシトリューカの下に、城下からある噂が届く。
「帝都に、ヨナディオ王子に生き写しの吟遊詩人が現れた」と……。

満月の夜ごとに照らし出される、愛憎と群像のロマン。

作品のみどころ

本作は、「満月の夜ごとに語り手によって紡がれる歌物語」という口承文芸風の体裁を取っています。

物語の主軸となるのは主人公シトリューカとその夫となるシャルル、そして謎の吟遊詩人クロワを巡る愛憎のゆくえですが、多くの登場人物が互いに影響を及ぼし合う群像劇でもあります。
激動の時代に生まれ、それぞれの道を選び取っていく人々。彼らの選択がもたらす結末を見届けるのは、まさに歴史物を読む醍醐味ではないでしょうか。

ぜひ鉄子さんの装画にもご注目ください。
敵役のシャルルが大きく描かれた構図は、読了後に新たな感動をもたらしてくれるはずです。

関連リンク

note「ムーンライト・ミンストレルについて①」

試し読み(第8回テキレボアンソロ「花」)

これまでにいただいた感想


今回の紹介記事は以上です。

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