テキレボ架空歴史フェア参加作品紹介:大坪命樹『菩提人』
※こちらは、全通販型同人誌即売会「Text-Revolutions Extra 2」内自主企画「架空歴史フェア」についての記事です。イベントは終了しています。
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テキレボ架空歴史フェア、今回ご紹介する作品は大坪命樹さんの『菩提人』です。
※以下の紹介記事は、架空歴史フェアの参加者さん自身によるものです。
『菩提人』書影
作品データ
作品名:菩提人
作者:大坪命樹
サークル名:文藝同人無刀会
文庫(A6)判/500円
テキレボEX2webカタログ
あらすじ
霊峰暇羅山の神・御高際岩山神と大宇宙の神・御天地身一神の交流により、麓の華平の城の王と王妃の間に生まれた百迦が、成長して王を継いだにもかかわらず、王座と妻子を捨て、自らのこころ空しさと民たちの不幸を救うために、修行の旅に出る。摩門国の空摩尊者と羅真蓋尊者のもとを訪ねて教えを請い、その果てに独りで森の中でひたすら禅定して修行した先に、百迦は何を摑んだのか? お釈迦様の伝承に着想を得た架空歴史小説です。
作品のみどころ
華平城の部屋のようすや、摩門国の瓶皿王の王宮などのようすが、わりあい古い時代のような描写になっています。百迦の切迫した心情や、ボロボロになりながらも必死に弁道するようすに、何か感じて戴けたら幸いです。最後は、ほっとするようなストーリーになっています。途中で嫌気が差しても、通して読んで戴けたら、きっとしあわせな気持ちになれます。
表題作の他に、「作られた精神」という小説も収載されています。こちらは純文学系の小説で、歴史には関係ありませんが、読みやすい小説なので、合せて楽しんで戴けたらと思います。
今回の紹介記事は以上です。
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