見出し画像

テキレボ架空歴史フェア参加作品紹介:森本智子(彩あかね)・小屋根茉香『文芸同人誌 Hommage』

※こちらは、全通販型同人誌即売会「Text-Revolutions Extra 2」内自主企画「架空歴史フェア」についての記事です。
※仕様上、下部に「サポート」のボタンが表示されますが、こちらからのサポートは主催(泡野)に入金されます。
紹介作品の作者様へお届けすることはできませんので、誤って支払しないようご注意ください。

テキレボ架空歴史フェア、今回ご紹介する作品は森本智子(彩あかね)・小屋根茉香さんの『文芸同人誌 Hommage』です。
※以下の紹介記事は、架空歴史フェアの参加者さん自身によるものです。

『文芸同人誌 Hommage』書影

画像1

作品データ

作品名:文芸同人誌 Hommage〈対象作品:「風の王国の物語」〉
作者:森本智子(彩あかね)・小屋根茉香
サークル名:万華鏡寺院
A5判/94ページ/300円
テキレボEX2webカタログ

あらすじ

風の王国の物語
森本智子作品。『マクベス』をオマージュした作品。架空ファンタジー小説。

架空の国「ランクン」にて巻き起こる王位簒奪。
ランクンの貴族筆頭の地位にいるメイヤー・ラッセルは文武両道の猛将である。
王族よりも威光が輝き渡るラッセル家を、王はかねてより快く思っておらず無理難題を投げかけていた。
やがて王位を狙う地位にまで上り詰めたメイヤーに王は他の者を次期王に指名。
それを知ったメイヤーは王を殺害してしまう。 
王子に罪をなすりつけ、自ら王位につくものの、次第に精神を蝕まれていく。

作品のみどころ

メイヤーは決して悪人ではなく、むしろ真面目で勇猛な将軍であったのがなぜ王を殺害するにまで至ってしまったのか。
メイヤーの妻カーラは夫を王にすることを望んでいたが、変貌を遂げていく夫を前に何を思うのか。
向上心の強いメイヤーと、才能はあるが王家を重んじる従兄弟のザウァーは深い絆で結ばれているが、王殺害の容疑をかけられたメイヤーがザウァーに対して取った行動。
結果メイヤーは最愛の従兄弟ザウァーをも手に掛けてしまうが、王を殺してしまった時との差違。
そしてラスト。かつて最強と謳われたメイヤーの最期を読んでいただきたいです。

他、室町時代の紀伊国を舞台とした『月夜烏と夏の夢』を収録しています。

関連リンク

カクヨム


今回の紹介記事は以上です。

気になる作品を見つけたら、webカタログの「☆気になる!」ボタンをポチっと押していってくださいね。

そのほかの参加作品はこちら↓


頂戴したサポートは各種制作費に充当いたします。