子育ては叱って注意するのが基本。と、思い込まされているだけ。

前回の記事の続きになります。
「何度同じ事を言わせるのっ!」
って子どもに言っているお母さんは、きっと親から自分もそう言われてきたはずです。
そんなこと無い。
違うよ。
憶えていないから判らない。
なんて聞こえてきそうですが、自分が育ってきた環境の中には多かれ少なかれあったはずなんです。
親が子どもを叱ったり注意するのは『親からの受け売り』だと言っても過言ではないでしょう。
もちろん、その『受け売り』で授かったものの中には良いこと(子どもを抱きしめるなど)も含みます。
しかしコレが良い悪いと明確に線引きできないものもあります。
礼儀作法を厳しく躾けられたので両家に嫁ぐ事ができた。や、あんな親にはなりたくない。と反面教師にできたなど。
何が功を奏すかは判りませんが、結果周りからは幸せそうに見えるだけで、本人(子ども)にとっては嫌な思い出として根深く自分自身を否定し続ける事にもなりかねません。
話が逸れたので元に戻しますね。
親からの受け売り子育てはどこから来たのでしょう?
そう、そのまた親からですね。自分から三代遡ると何年頃になりますか?
あなたのお子さんから見たとしても三代前に子育てして来た人たちはその時代の世間の評価に合うように頑張って合わせてきたに過ぎず、あなたという子どもが何を思ってどう考えるかはあまり重要視されて来なかったのではないでしょうか?
これからを生きる子どもにとって、あなたの時代とは違う未来を生きなければなりません。
これまでの、目上の人に従う。や、親の言う事をきいてその通りにする事が1番良いなどの価値観はどんどん変化していきます。いえ、もう変化は始まっています。
1つに大学入試の変化。
AI時代に突入。
これらは新聞やメディアなどではなく、複数の本から学ばれることをおすすめします。
私がまずお伝えしたいのは、長年親から子へ受け継がれた子育て論は正解ばかりでもないってことです。
叱って注意するのは良くないか?に戻りますね。
大声で叱らなくても何がどう悪いのか言い聞かせることもできます。子どもって馬鹿じゃありませんから、解る言葉で話しかけてあげてください。
ここで重要なのは、怒らないこと。
大人から怖い顔で理論的に言われても子どもからしたら頭に入ってきませんものね(苦笑)
そして、こんな時はどうしたらいいか?を必ず聞いてください。
すぐには答えが出ないこともあります、本人が納得できていない時は尚更です。
そしてたとえどんな答えが返ってきたとしても親であるあなたは子どもの意見と気持ちを受け止めてあげてください。
あなたや世間から見た模範解答を当てはめないことです。
あなたがまず第一にすることは、子どもの今の心の動きを知り認めることですよ。
そしてもう一つお伝えしたいのは、言葉の内容よりも様子をみてあげて欲しいのです。
言葉で何か言ったとしても、その全身で「納得できない!」を表していることも多いです。どんな言葉にせよ態度にせよ「そうなんだ、あなたは今そう感じているのね」と安心を与えてほしいのです。
これは子どもにとってかなりの幸福感と安心感をもたらすことか。
例え世界中が敵になっても親だけでも味方でいてくれたなら生きていけます。子どもを信じ認めることができればそれくらいの威力があります。
大げさな様ですが、これからやってくるAI時代にはこれはかなり重要な事柄になってくるでしょう。
あなた自身が子どもの立場であっても同じなんです。親世代と世間に合わせた行動ばかりを重んじたりしないで、あなたはあなたの心の動きを知って本当にこれで良いのか?を見つめてみてくださいね。
次回からは実際にどんな事をしたら良いか?をお伝えしていきますね。
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