そのお悩みいつ、どこからやって来るのでしょう

【そのお悩みいつからですか？どこからやってきますか？】

そう問われて「〇〇です」と答えられるでしょうか。大抵の場合は複雑で、簡単に答えるのは難しいものです。

今回は、困難が訪れた時どうしてこんな事に⁈なぜ私だけ？と言うようなお悩みは必ず自分の中から始まりますよ、というお話です。

状況（環境や誰か）があなたを悩ますのではないのです。さて、だとしたらその感情は一体どこからやって来るのか？

この記事でそのカラクリを知ってみたい方はぜひ読み進めてみてくださいね。

さっそくですがその『順番』は元々あなたの中に有るものに反応してお悩みが生まれるということなんです。
これは世界中の人類に共通している事を知っていましたか？

例えば、お笑い芸人が面白い事をするから笑うのでしょうか？
そうではなくて、その芸をあなたが面白いと思うから笑っちゃうんですよ、ということなんですよ。

あなたの中に「コレは面白い」という俗に言う『ツボ』があります。ツボは自分にしか無い基準です。

どんなに滑稽な姿や喋りで笑いを誘ってきても、あなたの中のおもしろ基準である『ツボ』に合致しなければ面白くもなんともないはずです。

ガバッと上半身裸になっただけで面白いと感じる人もいれば
一瞬空いた間に妙を感じる人もいます。他人が笑っているその雰囲気を面白いと感じるかも知れません。
人によっては裸になる行為そのものに嫌悪感をもっていて笑うどころか不愉快に感じる人もいることでしょう。

それくらい一つの出来事を取ってみても人それぞれ『ツボ』が違うということなんです。

あなたにウケない芸でも他の誰かにはすっごくウケている。なんてことは良くあることではないでしょうか。
だからこそ、価値が合う人と仲間になったりパートナーになったりするんですね。

この、自分の中から始まって外の状況（関係）を作っているという順番は、実は誰にも変えことができない原理原則として『人』に備わっているものなのです。いわゆる人の脳機能の特徴なのです。

だから芸に対して笑うか笑わないかは全てあなたが決めたから発生したのであって、決めないといつまでたっても笑うポイントにはなりません。

人って不思議だね〜。

哲学者スピノザさんが言っています。
人間には48種類もの感情があって私たちは日々これらを使いながら生きています。それらは全て内側（自分の中）からやってくる。というのです。

喜ぶことも
羨むことも
怒ることも
悲しむことも
不安になるのも

その他の感情も全部ぜ〜んぶ自分持ちであり自分発生なのです。

いや、本当に不思議な話ですよね。

自分が周りから浮いているとか、自分が認められないとか。
他人との違いに悩む方はあなたかが握りしめている「正しさ」の癖なだけだとしたらどう感じますか？

実は思いというのはただの『癖』とも言い換えられるのです。
思い癖なだけだと気づけばそれを手放したり別の見方ができたりできるのですよ。

いつまでも周りのせいだって思っていたらそりゃ元々の順番が違うからなかなか収まらないのではないでしょうか。

これまで簡単そうに記事にしてきましたが、あなたがこれまで信じてきたものを手放すとなると物凄く抵抗を感じる筈です。

なぜならそれは自己否定になってしまうならです。今まで信じて生きてきた人生そのものをもしかすると全て否定しないといけないほどのものになるかも知れないからです。

大げさに聞こえる様ですが自分が自分で無くなるような気がして多くの方がすんなり認めたりは出来ないものなのです。

頭では理解していてもなかなか行動に移せないのはそんなところにも原理原則がしっかり働いているからなんですね。

そんな時に側で伴走してくれるコーチがいたら、迷いや疑問を一緒に見つめてくれます。その為にコーチは存在しています。

あなたの人生の舵取りはあなたであってコーチのコーチング技術を使って今よりもより良くしていくのはあなたでありあなたにしか出来ないことなのですが、あなたの長い人生の一瞬を共にする伴走者に徹しています。

原理原則を紐解くセルフコーチングをあなたも身につけてみましょう。
一度身につけてしまえば一生、どんなシーンでも誰とでもあなたはあなたでいられることでしょう。

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コーチ・ヨーコ 小田 洋子

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