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英語育児その前に知っておきたいことー1|英語はコミュニケーションのツール

以下は子どもが英会話教室に通い始めてから2年目のママとその子の会話です。


ママ:「○○ちゃん、何か英語で喋ってみて。」

子供:「…。 」

ママ:「…。」


ありがちな会話です。

私の息子がよく他人に聞かれて困ったことの一つに「何か英語で喋ってみて」というリクエストが あるそうです 。

英語は会話のためのツールですから日本語で「何か英語喋ってみて」と言われても困ってしまいます。

何の会話の必然性もないのに、しかも日本語で「何か英語喋ってみて」と突然言われても何を言っていいのか分かりません

英語で喋って欲しいのなら自分も英語で質問して欲しいものです
そうすればそれにふさわしい答えを英語で答えることができ自然と会話のキャッチボールが続くというものです 。

このように英語を話せるということは単なる 芸ではなく(よく言われることですが)英語も日本語と同じコミュニケーションのツールなのです 。

だとすればどんなにたくさんの単語を覚えても文法を完璧に勉強してもコミュニケーションの手段として使いこなせなければ、本来の意義は達成できません。

ましてや英検や大学受験のために 必死で勉強しても試験合格後に 実際に使いこなす機会を持たなければ 大量に頭に詰め込んだ単語や文法もいつのまにかすっかり消えてしまいます。

実にもったいないことです。

このような経験、親世代の方々には思い当たるフシも多いのではないでしょうか?わが子の英会話力がどれくらい上達したか確かめてみたいのならば親御さん自身も英語で質問してみてはいかがでしょうか?

親子で会話が弾めば楽しいし、お子さんのモチベーション・英語運用力もアップするのではないでしょうか?


 

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