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「香港ライブ2023」前編/ディマシュin中国7-3

(Dimash 39)
(13,130文字)
(第1稿:2023年12月24日~2024年1月13日)


 えー、「前・中・後編」になりまして、非常に長いです。
 ほとんど紙上実況中継みたいなものです。
  楽しかったのでつい…😅





【香港ライブが終了し、ディマシュの中国での7年周期が終了する】


★ディマシュ公式IG、12月24日付。
『この瞬間は、25年間音楽学校で学んできた価値がありました。
 ありがとう香港。 あなたは素晴らしい!!!
 5月にブダペストでお会いしましょう』

 
 いや~もう、ディマシュ!  
 素晴らしいコンサートだったよっ!!!

 
  今回は、@Matza0210というdearが、会場からとんでもなくハイクオリティなライブストリーミングを敢行してくれたおかげで、イブイブの夜を楽しく過ごすことができた。
(マネージャー様は怒り心頭だったようだが😂)
 
 前回のマレーシア・ライブも、別の意味で目を離せない内容だったけど、今回も目を離せない要因がたくさんあって、ホントに面白かった。
 
 開演前は、今回の香港ライブが良いものになるかどうか、うーん7対3ぐらいの確率かな?と思っていた。
 なにせディマシュは12月初旬、ハンガリーはブダペストでプラシド・ドミンゴと会ったりTV番組の収録をしていた時に風邪を引いたらしく、咳をしている動画が上がっていたからだ。
 
★mysoul_dimashのIG、12月10日付。 Repost @virtuosos_talent_show
・ドミンゴの話を聞きながら、咳をするディマシュ


 まあねえ、
マカオ北緯22度 🛫 ブダペスト北緯47度 🛫 香港(深圳)北緯22度
 だからねえ。
 もし風邪だったら、治るヒマありゃしねえな。
 
 しかし私は確率計算の時、それ以上に大きな見落としをしていた。
 ていうかさー、そんなこと公式から発表されなかったら事前にわかるわけないじゃん!ていう案件だったんだけども。
 なんと!
 バック・バンドがいつものメンツではなく、全員、中国人だったのだ。



【リハーサル風景その他、前日譚】

 まずは、コンサート前日、12月22日のリハーサル風景から。
 
★ディマシュ公式IG、12月23日付。
『明日の準備はできてるよ。ストレンジャー・ツアー。香港。』



  その頃、dears達はプレ・パーティー中。
★dimash_dears_downunderのIG、12月22日付。
投稿者:
『香港のハーバービュー・ホテルでdearsの集まりが本格的に始まる…💖』



 ディマシュの妹のラウシャンが、可愛らしい香港市内観光を披露。
 撮影者は弟のマンスールかな?
★raushan_kudaibergenのIG、12月24日付。


 弟のマンスールは家族で移動中にも、空港でギターの練習。
 ただし『Together』ではない模様。
★dimash_kavkazのIG、12月22日付。


 7年前、『Singer2017』で共演したお2人から贈られた花。
★dimashofficial_fanclubのIG、12月23日付。

投稿者:
『リン・パパ(テリー・リン)@terry76lin と、サンディ・ラム @sandy_lam_official からの素敵なフラワースタンドと、ディマシュの「ストレンジャー・ツアー」への素敵なお祝いに大感謝。
 テリー・リン「美しい顔、素晴らしい声、完璧な技術。そして限りない愛を、私の親愛なる人」(注:向かって右の花)
 サンディ・ラム「親愛なるディマシュ、素晴らしいショウを、ストレンジャーさん!」 (注:向かって左の花)』

 サンディ・ラムは、同番組でディマシュとともに出場し、優勝した歌手。
 テリー・リンは、やはり同番組に出場して22才のディマシュに初めて会った時、この言葉で彼を誉めてくれた人。照れまくるディマシュが超絶可愛い1幕だった。そして7年後も忘れずに同じ言葉を言ってくれるテリーさんが素敵過ぎる💖


★dq_official_fan_club_spainのIG、12月23日付。

 おや、この人は?
 YouTubeのリアクション動画主「JohnReavesLive」、メタル・ボーカリストのジョンさんではないですか!
 いつもディマシュの動画に楽しいリアクションをしてくれる人だ。
 1カ月前には「ONE OK ROCK」を聴きに日本にもいらっしゃってたな。
 今回ジョンさんはついにディマシュのコンサートを見に香港へ来た、と。
 

 
 最後に、『ワンスカイ』をリハーサルするディマシュの歌声。
★dear_4yleenのIG、12月23日付。


 一瞬、音程が乱れたので、ちょっと心配した。
 ディマシュは過去に何回も高熱を出したりして、体調が悪いままコンサートを行っているので、リカバーの仕方は慣れてるだろうけども。

 てことで、12月23日香港時間午後8時、日本時間の午後9時。
 香港ライブ、スタート!



【第1部:プロローグ、1~5曲目】


・プロローグ、1~5曲目~インターバル1まで
★YouTube動画『Dimash Hong Kong concert Part 1』
by Dimash Iran  2023/12/23  Repost @matza0210


(セットリストについては、このコンサートに参加した友人が現地のライブ中に書き取ってくれたメモを参考にしています。So much thanks!)


《プロローグ》

「ストレンジャー・ライブ」シリーズは、プロローグ/『アヴェ・マリア』直前/エピローグの3カ所で「ストレンジャーの詩」(仮題)がディマシュのナレーションで読み上げられる。
 詳細は、ディマシュ公式のYouTube動画『Dimash - Almaty Concert | part 1』『2』『3』で、日本語訳を読むことが出来る。
 真ん中の一番大きなスクリーンには、首都アスタナと思われるモノクロの風景と、今回のライブのクレジット(プロデューサー、バンドメンバーなどの名前)が表示される。
 プロローグで語られる詩の内容を要約すると、以下のような感じ。
「この世に生まれることの意味とは何か、世界の明暗とは、自分とは何者か、それを理解する日は来るのか」

(⇩この動画の最初に詩が朗読される)



《1.ゴールデン Golden》

カザフスタンの「ゴールデン・マン」 


 歌のタイトルの『ゴールデン』とは、カザフスタンの象徴的なシンボルである「ゴールデン・マン」を意味している。

 1969年、カザフスタンの南東にあるアルマトイ市から東へ約50キロの場所で、紀元前3世紀頃に建造された「サカ族」墳墓から、未盗掘の墓室が見つかった。
 この墓室に埋葬されていた、18才前後の若い王子または王女(現在もまだ性別不明)が、黄金の美しい衣装で飾られていたため、この名がついた。
 発見当時、ツタンカーメン以来最大の発掘と言われたそうだ。 

 Wikipedia:イシク・クルガン(ゴールデン・マンが出土した古墳の名前)


 「ストレンジャー・ツアー」のライブでは、モノクロの都市に、黄金と赤の豪華な衣装を身にまとった紀元前3世紀の若き王子「ゴールデン・マン」が時空を超えてこの地上に舞い戻り、
「僕たちはまだ終わっていない、他の誰かが何と言おうと僕たちはみんな、黄金だ!」
と鼓舞して歌う、という筋書きになっている。
 なのでライブの締めは、歌い終えたゴールデン・マンが、アルメニアではUFOのようなライティングシステムに乗って空中へと消えていき、トルコでは墳墓の入り口のような舞台下のドアに入って消えていった。

  香港ライブのディマシュは、「ゴールデン・マン」に似せた衣装に、黄金の豪華な羽根とフリンジのついた赤いマントというスタイル。 

★archer19940524 12月26日付。


 この羽根には「マカオのピンク・スーツ」と同じように「前振り」があると言われている。
 いつだったか、ロシアのイベントに出演中、ディマシュが廊下で待機していると、衣装の肩に大きな羽根をつけたロシアの有名男性歌手フィリップ・キルコロフ(『愛は夢のように』の原曲を歌った人)がそばを通り過ぎた。
 それを見ていた撮影者のYouTubeブロガー「crazymaks」がディマシュに「あんなのは着ないのかい?」と尋ねると、ディマシュが少し考えて、
「人民芸術家の称号を取ったらね」
と、ニンマリしながら答えた、という動画がある。
 ディマシュは先日その「人民芸術家の称号」を取ってしまったので、今回はずーっと羽根がどこかについている姿で歌っていたのだ(笑)

★dimash_latvia_dears 12月24日付。
・「前振り」のような、その動画。


 髪型は、「小歌神」ディマシュ・パンダ君の時と同じく、オールバックにくるりんと巻いたひとすじの髪を額に垂らし、髪の中には幾筋かの白いエクステンションがつけられており、これが鳥の頭によく見かける白い線のように見える。
 また、髪全体に小さな銀のビーズかなにかが散らしてあるようで、それが水滴のきらめきのように見えて美しい。

★kanat_sveta_aitbayevtar(ディマシュの父カナト氏) 12月24日付。
・遠景からの『ゴールデン』

★dimash.usa.famclib 12月24日付。
・同じ個所のアップ。


《◉ 幕間1:中国の地震被害者への黙とう》

 1曲目が終わり、ディマシュはダンサーたちに黄金の羽根のマントを脱がせてもらう。その下には、縁取りに金をあしらい、胸にはランダムな金属?のドットが縫い付けられた真っ赤な上下のスーツ。わー!中国!
 そして、手に持っていたのは、全体が青いマイク。
 これは、中国に最初に行った頃にファンから貰ったという、いわくつきのマイクではないかと思う。
 ディマシュはひざまずいて投げキッスをしたあと、心を静めているような様子を見せた。
 何だろうと思っていたら、中国で少し前に起こった大きな地震の被害者へ、1分間の黙とうを捧げたいと切り出した。
 黙とうが終わると会場から拍手。


《2.新曲1 Smoke》

 曲名はディマシュが言わずに始まったため不明だが、「Dimash News」では『Smoke』とされていた。
 ブルースがかったマイナーのバラード。
 雰囲気的には、この曲があのバンパイアが出てくる怪し気なMVの曲ではないかという気もする。
 だが、コーラスのヴォカリーズが、別の予告動画「青いチャパンのディマシュが寸法を測ってもらっている場面」で歌っているディマシュの口の動きとタイミングが合っているというdearsの報告もある。
 このコーラスが非常に頭に残るメロディで、良い曲だと思った。
 作詞はこのあと出てくる新曲2と同じ2人、作曲も同じくディマシュ本人とのこと。

★moon.kudaibergen_2 12月24日付。


《◉ 幕間2:ディマシュのあいさつ》

「アッサラーム・アライクム。
 紳士淑女の皆さん、インクレディブルなコンサートをする機会を嬉しく思います。
 とんでもなくハイレベルなコンサートにしたいな。
 もちろん、そのためには君たちのサポートが必要だよ。
 I need your support!
(会場から歓声と「迪瑪希我愛你」の声)
 ウォーアイニー!(愛してるよー!)
 ニーハオ・ディアーズ! 来てくれてありがとうー。
(ちょっと気取った声で)
"私たちのコンサートを、開始いたしましょう"
 楽しんでね、みんな愛してるよ、ありがとう!」

dimash_dears_downunder 12月24日付。


《3.オリンピコ Ogni pietra/Olimpico》

「お前は、お前の悩みよりも強い」
「この世界は、本当にお前を必要としている」(歌詞より)
 タイトル『オリンピック』が物語る通り、スポーツ競技会のテーマ曲として制作されたらしい。
 最初は低いバリトンで歌い、次にソプラノで歌い、最終的にはF5あたりまで上がっていく、ディマシュの驚愕のレンジ幅を聴かせる、イーゴル・クルトイ氏作曲の歌。

★tulip_daisy_18 12月29日付。
・後半からエンドまで

★同。写真集4枚。背後のスクリーンに映る花の模様。


《4.有你 Only You》

 すっごく好きな歌がいきなり始まって、私、泣きそうになりました。
 この曲、今回がディマシュのライブ史上、初の演奏だったそうだ。
 中国のTVドラマ「パーフェクト・パートナー」の主題曲。
 ディマシュの超絶ハイノートが無く、要所要所にエアリーで囁く声が多くて、メロディの美しい、しっとりとしたラブソング。
 2022年CCTV15の何かのアワードでこの曲を歌った時に着ていた、灰色のスーツに黒のハイネックというおっさんくさいスタイルが、ディマシュには年齢不相応なはずなのに、なぜかとっても似合っていてとっても好きです🤣
 この歌のかわりに『If I Never Breathe Again』という、同じく中国のTVドラマ主題歌がリストから外れてしまった。この歌も美しいラブ・バラードで大好きなんだけどな。
 どちらの曲も、なんとなく日本の80年代シティ・ポップのような感じがあって、懐かしくもある曲だ。

★tulip_daisy_18 12月24日付。
・引き気味のカメラ位置から全曲。

★moon.kudaibergen_2 12月24日付。
・前半、非常に良い画質での、正面アップ。


 この曲のイントロの間、ディマシュは花道の近くにいたファンから大きな赤白の花束を投げてもらい、それをうまくキャッチした。
 この時に花束がさかさまになって下を向き、花の中にたっぷり含まれていた大量の水が、ドバドバ~っと舞台の床に落ちた。
 あとから考えたら、それがこのライブの全体的な感想の暗示のようなものだった。
 ディマシュは2個目の花束をもらう時にその場に座り込んだので、座ったまま歌い始めた。
 2小節歌ったあと、彼が小声で「Do you remenber?(覚えてる?)」と、みんなに尋ねた。
 覚えてますともおぉぉっ!
 毎日聴いてますともおぉぉっっっ!!!🤣
 そして、間奏のギターソロで、あれっ?と思った。
 いつもとギターが違うくね?


《5.バトル・オブ・メモリーズ Battle of Memories/Eternal Memories》

 以前書いたマカオ感想文での戯言は、やはり戯言でして、原曲通りに歌われましたハイ😅
 ピアノもドラムもギターも非常に激しくて、今聞くとほとんどハードロックのオケだ。だがファンによるライブストリーミング中継なのでバック・バンドがまったく映らず、確認が難しかった。
 ギターソロがとにかくスゲー速弾きなのだ。
 個人的にはあまりにも聴き慣れたタイプのサウンドだったので、逆になかなか気がつかなった🤣
 ディマシュはこの段階では低い声、D3をクリーンにヒット出来ておらず、音程に苦しんでいるようだった。これが、ドミンゴと共演した頃にひいた風邪の影響かもしれない。
 観客の歌に、ディマシュが「辛苦了(シンクーラ、お疲れ様)」。
 歌が終わると、お着替えの時間です。
 それをわざわざ言い置いて舞台裏に引っ込む律儀なディマシュであった。

★di.llusion_ 2024年1月10日付。「バトル・オブ・メモリーズ」全編。



【第2部:インターバル1、6~8曲目】


・6~8曲目。
★YouTube動画『Dimash Hong Kong concert Part 2』
by Dimash Iran  2023/12/23  Repost @matza0210


《インターバル1》

「この世は光と闇だけではない。愛が無ければ花も鳥も、音さえも無い。
 人のみならず天使でさえも幸せにするという愛を信じている」(要約)
というディマシュの語り。
 その間、中央のスクリーンではモノクロのディマシュのシルエットがだんだん小さくなっていく。
 語りが終わり、スクリーンにはモノクロの巨大な都市が映される。


《6. アヴェ・マリア Ave Maria》

 白銀に輝くエナメルで出来たようなスーツのディマシュ。
 モノクロの都市に舞い降りた天使が、モノクロの人々が通り過ぎる中を、美しい声でマリアの祈りを歌う。
 何も言うことはありません。
 ただ聴くのみ。

★tulip_daisy_18 '24年1月6日付。
・イントロ~ヴァース1まで。
・正面遠景から。正面背後のスクリーンのビデオと、右のスクリーンのディマシュが同時に見える。

★tulip_daisy_18 '24年1月6日付。
・クライマックス~アウトロ。上に同じ。



《7. 新曲2 When I've Got You》

 これについては、超絶長いNOTE記事がありますので、そちらをお読みください。


★tulip_daisy_18 12月31日付。
・ディマシュの唸りのあと、「わぁ~お!」という声が絶妙なタイミングで客席から上がり、それが誰のどのファンカム動画でも聞こえていたのだが、「あれは私」と、この投稿者が白状しました(笑)



 この歌のすんばらしいファンカム動画があるので、どうぞ。
★YouTube動画『When I've got you- Dimash - Hong Kong 2023.12.23』
By di.llusion_ 12月25日付。限定公開。


 そして、歌い終わって我に返ったディマシュ、なんかちょっと照れてるようなそぶりを見せるのがとってもカワイイ(笑)
 その場で足踏みするの、なんなんですかね(笑)

「7年前、僕はもっと若くって、もっと新鮮で、もっとハンサムで……」
 などと言い出し、会場の皆から笑われるディマシュ。
 何を言っとるのかね?と聞いていたら、要するに次の曲の紹介だった(笑)


《8.アンフォーゲッタブル・デイ Unforgettable Day/Ұмытылмас Күн》

 イントロで観客の髪の長い女性がスマホを見せ、ディマシュが「この歌のあとでね、OK?」と言っていた。これについてはのちほど判明する。

 間奏部のギターソロが非常に良い。
 ずーっと聴いていたいギターだ。
 ディマシュがランを入れると、まるでツインギターのソロ合戦のようになる。非常に面白い。
 そしてディマシュが、なんかとっても色っぽい。
 色気が滴り落ちてるぞ? どうしたんだ?
 しかも、すごくノッてて、すごく楽しそうだ。
 もしかして、このハードロックなバンドサウンドの賜物か?

★moon.kudaibergen_2 12月26日付。Part.1

★moon.kudaibergen_2 12月26日付。Part.2

★moon.kudaibergen_2 12月26日付。Part.3

★dimash_latvia_dears 12月25日付。
・99%がカザフ人ではない観客が、カザフ語でこの歌を歌うのを聞いて驚いている男性客。


《◉ 幕間3:スーリエって知ってる?》

 曲が終わり、dearsへの感謝の言葉のあと、
「スーリエって知ってる? 知らない? じゃあいいや(笑)うん、いい」
 また会場に笑われる。
 彼は、かつてディマシュと呼ばれたディンムハマド・コナエフ氏の言葉を引用して、
「君たち無しでは僕は何もできなかった、君たちのすごいサポートのおかげだよ」
「カザフスタン西部のアクトベに住む3~4才のキッズが何度もこんな日を夢見てたんだ。君たちには想像もできないだろう。だからもう一度、君たちのサポートに心から感謝します」

 以下はディマシュが話題にするのをやめた「スーリエ」という言葉について、アクトベのファンの考察。

★aktobe.dimash.dears.kzのIG、12月24日付。
https://www.instagram.com/p/C1PcRqZN2xX/

『カザフ語で「確かに」、ロシア語で スーラ (アラビア語 سورة 、sur) は、コーランの聖典の一章または構成要素です。コーランには 114 のスラがあります。「スラ」という用語の意味は「第一の、最も重要な」であり、それぞれのスラには神の祝福が満ちています。
 ディマシュは聖なるコーランから引用したかったと考えられますが、この言葉が多くのファンにとって馴染みのないものであることに気づき、意味に近いD・コナエフの表現を引用しました。
(これは投稿者の仮説なので)間違っている場合は訂正してください。』

 ディマシュ、いったん舞台裏に引っ込む。



【第3部:インターバル2、9~13曲目】


 11曲目のデュエット曲の途中から~17曲目まで。
★YouTube動画『Dimash Hong Kong concert Part 3』
by Dimash iran 2023/12/24


 前の続きのの動画⇧には、インターバル2、9曲目の『SOS』、ゲストのジャスティンの10曲目、デュエットの11曲目の前半が無いので、次のの動画で確認してください。

 インターバル2終了直後~9曲目~13曲目まで。
★YouTube動画『🔔12.23 Hongkong concert 🌐 LIVE 3️⃣』
by DQ dear17 2023/12/23



《インターバル2》

 スクリーンには、『Singer2017』の思い出の写真スライド・ショー。

★sveta_aitbaeva73(ディマシュの母の投稿) 12月23日付。
『昨日、香港に向かう飛行機の中で、私はとても心配していました。なぜなら、このコンサート会場はディマシュと彼の友人たち、そして私たちにとって特別な場所であり、責任のあるものだったからです。
 しかし、神のおかげで、親愛なる視聴者の皆さん、あなたたちのおかげで、その夜は素晴らしいものでした!
 ディマシュを応援してくれて、一緒に歌ってくれて、一緒に喜んでくれて、一緒に悩んでくれて、本当にありがとう!
 7年前、カザフスタンの少年を愛し、彼の芸術を評価してくれた人々に、感謝の気持ちをお伝えしたいです。』


 スライド・ショーの最後に『Singer2017』第1期で『SOS』を歌うディマシュ22才の写真が映し出された。

『Singer2017』第1期『SOS』


 ステージが暗くなり、その暗がりにディマシュが登場した。
 少し明るくなったところで、ファンから悲鳴が上がった。
 ライトがつき、ディマシュが見えると……


《9.SOS  SOS d'un Terrien en détresse》

 わああああっっっ!!!
 これはあの日の、あの衣装!!!
『Singer2017』最初の回で『SOS』を歌ったあの時の!!!
「ディマシュの七五三」!!!(と個人的に呼んでます)

 会場が騒然となった。
 当然だ。
 まさかあれを着て出てくるとは。

★t.edison_immanuelzdm 12月27日付。

投稿者:(要約)
『あなたは2017年のチャリティショーで、この大切な緑のスーツを寄付しましたね。中国のdears達があなたの善意を理解して、これを最高額で落札し、あなたに返しました。
 これは7年に渡るディマシュとdearsの旅にまつわるロマンティックなラブストーリーのひとつです。』

 懐かしい衣装に皆が驚いているが、ディマシュの声はあまりきれいに出て来ない。かなり辛そうだ。
 ああ、最高音に行かなかった、かわいそうに。
 この歌は、ディマシュの調子が良い時でも、発声のコントロールが非常に難しい声帯の箇所を使っている感じがあるので、個人的にはもうセットリストから外してもいいと思っている。
 バックのオケ、全体的にギターがやっぱりヘヴィで、ハードロック調だ。

★dimashqudaibergen_globaldears 12月23日付。
・曲の前半。

★moon.kudaibergen_2 12月25日付。
・曲の後半。

★tulip_daisy_18 12月29日付。
・正面右から遠景、背景のスクリーンの映像が見える。



《◉ 幕間4:ジャスティン・ロー登場、なぜか漫才が始まる》

 今回のゲスト、ジャスティン・ローをディマシュが紹介する。

「みんな彼を待ってたよね? ようこそ! ジャースティーン!」

 ディマシュは下手側(向かって左)を見ている。
 しかしジャスティン、出てこないんだが?
「彼は、出て来たくないんだと思うな」
 会場、どっとウケる。
 すると、反対側の上手(向かって右)からジャスティンが出て来た。
「おいおい、へへーイ! どうしたのさ?」
 ディマシュ、「へ?」という顔をしてジャスティンのほうを振り向く。
 ふたり、握手してハグするが、ジャスティンが、
「俺がまず歌うんだと思ってたんだよ。OK、問題ないぜ」
 すでに漫才の様相が……。

 その後、お決まりのご挨拶をするディマシュ。
 僕たち会った時から友達だよね、とかナントカ。
 途中、動画が止まり、復活すると会場が呆れたように笑っているのだが、何を言ったかは不明。
 ジャスティンはどうやら、ディマシュが自分を紹介したあと舞台裏に引っ込んで、彼がそのあとひとりで出て来てソロで歌う段取りだと考えていたようだ。
「もしかして、最初にデュエットするってこと?」
 とジャスティンがディマシュに聞くと、ディマシュは
「僕、知らない」
 オイオイ(笑)
「俺らどっちでも行けるけどな」
 と、ジャスティン。
 マジで漫才進行中(笑)
 この会話を聞きながら、私は最初、段取りがちゃんと決まっていないのかな?と思っていた。しかし実はそうじゃなかったことがあとで判明する。

 ジャスティンが広東語で言ったことを英訳してディマシュに話している。
 リハーサルの結果、フリースタイル、つまり自由に歌おうということになったようだ。
 ジャスティンがその時の様子を広東語で客席に話し、次に英語で、
「歌い出したら俺たちどっちもゾーンに上がってっちゃうだろ? そしたら俺たちが(歌い終わって)下に降りてきた時、何やってたか忘れちゃうんだよな、わかる?
(きょとんとしているディマシュに)
もしかして君、今、もうゾーンにいるの?」
 客席、失笑(笑)
 実際、ディマシュはそう見える(笑)
 ディマシュ、ため息をついて「OK」と言うと、ジャスティンが笑って、
「あ、いいんだね? じゃ、あとで会おうぜ」
「OK,じゃあ待ってる」
 ディマシュはそう言って、舞台裏に引っ込んだ。
 これはマジでけっこう良い「お笑いコンビ」かもしれん(笑)


《10.ジャスティンの曲。広東語のバラード》

 ジャスティン・ロー(Jastin Lo/側田)は、1976年NY生まれの47歳。
 2才の時香港に帰国しているので、今回は香港出身の歌手としてゲストに呼ばれたのだろう。
 彼はその後ワシントン州立大学に入学、ロードアイランドの美術学校でデザインを学び、歌手になる前にはカリフォルニア州サンタクララのYahooでウェブデザインを手がけていたそうだ。
『Singer2017』には2回だけ出場したが、ノリの良いR&B系の歌手だった。そして、声が良く、リズム感が良く、歌が上手い。
 広東語が分かるdearによると、彼はお喋りのどこかで、
「いつもゲストで招待されると、ホストより(俺の方が)歌がうまいけど、今回は例外だ」
 と言ったそうだ。
 もしかしたら、動画が止まった時にこれを言ってたのかな?
 歌謡番組にひとりは欲しい明るいキャラクターで、結構好きだった。



《◉ 幕間5:ひきつづき、漫才進行中》

 ジャスティンのソロが終わり、彼がステージからディマシュを呼ぶ。
「へ-イ、ディマ―――シュ!」
 ディマシュが出て来ると、ジャスティンがディマシュに正式な挨拶をしている。
 ディマシュの衣装が変わっており、黒地に銀色の流水を模した刺しゅう入りのスーツ。
 ここでディマシュが衣装を変え、ジャスティンが挨拶したということは、ジャスティンが言っていたように、

『SOS』のあと、ディマシュ引っ込む 
→ ジャスティンがソロ曲を歌う 
→ 着替えたディマシュが出て来る 
→ ふたりでデュエット

 という段取りだったということだ。
 直前の『SOS』の難しい音程操作と、7年前のあの衣装で歌うという、ものすっごいあからさまな演出への何らかの感情(←これは私の妄想)から、段取りが頭から飛んだんだなディマシュ(笑)

 ジャスティンが広東語で客席に何かを話している。
 これから広東語で歌うんだぜ、かな?
 客席がちょっと沸く。

J「でさ、俺らがこれから歌う歌の歌詞を、君が覚え始めたって聞いたけど、広東語の歌なんだけどさ、君、いったい何日で……」
Ⅾ 「とっても難しかったよ、ブラザー、もう、とっても難しくって……」
J「何日ぐらい……(小声で)かかったの?」
Ⅾ 「すんごくだよ!!! すんごく日にちがかかったよ!!!
J「(君は天才だと思ってたんだけどなあ、と、広東語で言ったらしい)」
Ⅾ 「しかも、まだ覚えられてないパートもあって……」
J「それはいいよ、俺がなんとかするから、まかせときな。
 じゃ、始めようか?」
Ⅾ 「始めよう」
J「俺がちゃんと君を操縦すっから」
 ディマシュ、それを聞いて苦笑する(笑)
 客席も、ずーっとクスクス笑いが止まらない(笑)
 ピアノがイントロを弾き始めた。
 すると。

Ⅾ 「(小声で)すごく緊張するよ……」
J「(小声で)緊張しないで……」

 爆笑!
 どういう会話なんですか!!!(笑)
 なんか別のストーリーが進行してませんか!?!?(笑)

 コーラス隊のコーラスに合わせて、大げさに歌う真似をして笑かすジャスティン。
 それを見て、ディマシュが客席に向かって、
「ほらこれだもんこの人ってば」
 という表情で笑った。


《11.愛是永恒 Love Is Eternal》

 2人、バラードをデュエットで歌う。
 胸がいっぱいになる感じのとても良いメロディで、非常に良い曲だ。
 2人の声のブレンドがけっこう良い。すごく楽しそうな2人。

★simona.paeonia 12月31日付。
・画面に広東語と英語の歌詞字幕あり。
 中国語(マンダリン)より広東語の方が、日本語の漢字の発音と似ていて分かり易かった。


 ヴァース2で、2人が肩を組んで花道の先まで歩く。
 だが、背丈があまりにも違うので、途中でジャスティンが笑いだす。
 つられてディマシュも笑いだす。
 なんとなく、ふたりでお花畑を歩いているような雰囲気があって、非常に可愛らしい(笑)
 まあ実際、花道ですけどね(笑)

★tulip_daisy_18 12月24日付。花道を歩く場面、正面やや左から撮影。

★dimash_dqd 12月26日付。
・写真3枚。2枚目がとっても「お花畑のふたり」感(笑)

★cathrinedqdear 1月19日付。
・つい最近出て来た動画。これが一番わかりやすいかな。


 途中でディマシュの歌詞が怪しくなったり、キーが違ったりしたけど、そんなこたーこの際どうでもよろしいのだ。
 ニコニコしていてすごく幸せそうに歌うディマシュが可愛らしくて、ジャスティンもなんかそう思ってそうな表情でディマシュを見ていて、それだけで何か良いものを見たなーという気になった。

 歌い終わり、握手してハグする2人。
 ジャスティンが「superb!(上々だったぜ!)」と言っている。
 ディマシュが、ものすっごい早口で、
「次にこの歌を歌う時があったら、あなたがいなくても歌えるようにしておくよ、また呼ぶから」
 ちょっと悔しかったようだ(笑)
「ああ呼んでくれ。(客席に向かって)みんなも覚えといてな」
「ありがとー! ジャースティーン!」
 ジャスティン退場。パチパチパチ👏
 あーおもしろかった(笑)

注:広東語の難しさは、声調が6つもしくは9つあることで、しかもひとつの音に最大9個の漢字が対応している。
 中国語(マンダリン)の声調は、4つ。
 マンダリンと同じ漢字を全く別の音で発音することもある。
 なので、ディマシュのようにマンダリンが中途半端なまま広東語を習うと、大混乱すること請け合いである。

 さて、ディマシュが次の曲を紹介している。
「じゃあ、次の曲では、もちろん可能なら、君らは大騒ぎする必要があるんだよ。
 だって次は、ギブ、ミー、ユア、ラ~ブ💖」


(「香港ライブ2023」前編 終了)
(「香港ライブ2023」中編 へ続く)

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