入院2日目(AI療法1日目)

2024年2月20日

さて、いよいよ今日から治療開始

心なしか朝からちょっと緊張気味

朝、夫とLINEでテレビ電話したら突然涙が出てきてしまった
ちょっとどころかかなり緊張してるのかも

それでも朝ごはんは完食

しばらくシャワー浴びれないらしいので朝シャワーを浴び
出された胃薬を飲んで準備完了


後は時間までゆっくりと思っていた頃に「点滴の準備します」と針を入れるために先生がやってきた

すっかり忘れていたけど私はこの針が入らない
前回の入院で2回失敗し結局別の看護師を呼んで3回目に成功という経験がある

(ちなみに15年前の子宮頸がんの時も点滴に一苦労した記憶もある)

この針を探す時間が本当に嫌い

今回は先生(主治医とは別)だし大丈夫だろうと思っていたがやっぱり2回失敗
「右腕で探してもいいですか?」と言われたので
「左でお願いします」と強気に伝える


「分かりました」と先生再び左腕で再開
額からすごい量の汗が出てる先生を見てかなり不安になってしまった(笑)

それでもなんとか3回目で成功したが
血が吹き出したらしく掛け布団が血だらけ

先生冷静な顔で「看護師呼びます」と言っていたけどちょっと焦っている感じがダダ漏れしてた

そんな先生の顔を見ると
「本当に大丈夫?」と不安になりながら自分の左腕をまじまじと見てしまう

まさか治療開始前にこんな気持ちになるとは思わなかった


午前中はこんな感じに過ぎていき
いよいよ点滴開始
まずは吐き気どめのお薬30分

続いてドキソルビシンを2時間

ここから尿量の測定も始まる
毎回尿の量を記録しなければいけない
尿が少ないとそれ用のお薬を新たに点滴するらしい
そのために水分摂取が必須

点滴とほぼ同時にお昼が運ばれてきた
朝から不安なことが重なりそんなにお腹空いてなかったけど
しっかり完食

ドキソルビシンの点滴の間は漏れると皮膚に良くないので安静にしていないといけないらしい
なのでベッドで静かに読書でもしようかなと思っていたが急激な眠気に襲われる

副作用なのか単なる寝不足なのかわからないけど、目覚めたらちょうど最初の薬は終わっていた

ここから15分別の薬を入れて
2本目の抗がん剤イホマイド開始

。。。のはずがパソコントラブル発生
看護師のパソコンがフリーズしてバタバタ

結局約1時間遅れで2本目のお薬開始

不安そうな私にベテラン看護師が「お薬入れたばかりは、お体 平気ですよ」と笑顔で声をかけてくれる
「退院数日後の方がきつい方が多いです」と他の患者さんの状況も教えてくれた

その後私を担当するチームの責任者の先生も病室にやってくる
主治医とは別の先生で初めてお会いした

優しそうな感じの方で「なんでも言ってください」と言われ再び安心

やっぱり先生や看護師さんに言葉をもらえると安心する

2本目の薬の点滴時間は4時間
今度は眠くならず、ダウンロードしてきた映画を見始める

途中で夫がお見舞いに来てくれた
色々持ってきてくれた上に、飲み物や食べ物の差し入れもたくさんあって嬉しい

夕飯前だったけど一緒にプリンを食べ、さらにクッキーも食べてしまった

たった30分足らずの面会だけど夫に会うとやっぱり落ち着く
いつもありがとう

夫が帰った後にすぐ夕食だったが、さっきのプリンとクッキーのせいでお腹いっぱい。。。
結局、おかずは全部食べたけどご飯は残してしまった
多分これは副作用のせいではないと思う

その後尿検査でphが下がっていることがわかり新たに点滴追加
点滴ポンプ3台が一気に稼働し始めた

特に自覚症状はなかったけど、ph下がってるとか言われると不安になってしまうな
まだ初日なのに

それ以外は特に問題なし
2本目の抗がん剤イホマイドも無事に終わり、本日の抗がん剤終了

生理食塩水や吐き気止めなどの点滴は繋がっているけど、気分的にはかなり楽になる

夜は父と母とビデオ通話
父は相変わらず酔っ払っていていつも通り
母は実家で色々と大変なのであまり心配かけたくない
それでも親の顔を見ると安心する
いつまでも子供だな

1日目の抗がん剤はこんな感じで終了

かなり緊張していたけど特に副作用もなく普通に過ごせた1日だった

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