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子供について~妊娠期~

今日は3月3日桃の節句です。おひな様を飾り、ちらし寿司と菜の花とハマグリのお味噌汁とイチゴを夕飯に用意しました。
娘たちのこれまでの成長に感謝し、これからの成長を願います。

今回は妊娠期について振り返ろうかと思います。
私は2度の出産と3度の妊娠を経験しました。

1度目

まだ20代の中頃でしたがなかなか妊娠せず、不妊治療の病院に検査に行きました。
進め方の詳しい資料もいただき勉強。当時、まだ周りにあまり不妊治療をしている人がいなかったのですが、今に至るまでに本当に様々な治療や経験をされている方々に会い意外と身近にたくさんおり、当時の学びは貴重だったなと思います。
そして卵管造影検査を受け、その後のゴールデン期間と言われる時期に自然妊娠。
つわりは最悪で中央線に乗るのは地獄でした。妊娠初期は本当に苦手。
たしか妊娠6か月くらいに最後のライブをし、8か月くらいまでパートの事務をし、退職。
いざ出産となる頃、お腹の中で赤ちゃんが浮いている羊水が全然なく、苦しいと思うので早く出してあげましょう!と先生に言われ、帰宅し泣く。
苦しかったのか~そうか~ごめんよ~もう出てきていいよ~とお腹をさすって股割しまくってたら、次の日に陣痛。出産、めでたい、長女参上!!
印象的なエピソードとして、立ち会ってくれた夫が赤ちゃんと一緒に出てきたへその緒を見て後で「大ミミズが出てきたと思ったよ」と感想をくれたこと。感動もへったくれもないのですが、面白かったです。

2度目

一時的にアメリカのBoulderという街に住んでいたとき発覚。
判明した日のことはよく覚えています。当時Duck. Little Brother, Duck!の”Tony West Pt 2"という曲にとにかくハマっており、それを大音量でかけながらRocky Mountain National Parkという素晴らしい山脈の道を一人でドライブしていたときに(なーんか変だなぁ)と思い、帰宅して検査して陽性。変な感覚でした。
その後Bostonに戻り病院で正式に確認。
きました、つわり。前回以上にひどく、長女はKindergartenに通っていたものの車でお迎え行かねばだし、夫はだいたい不在、英語喋れないけど一人で通院だし大変でした。つわりは本当に苦手。。このときはケトン体が血液検査で出てしまい看護師から「あなた元気そうだったのに大丈夫!?クラッカーと炭酸水飲むのよ!」って電話がかかってきたのを覚えています。自分の身体的に人生で一番辛いときでした。
アメリカだと妊娠3か月くらいにFirst Trimester Screenという日本でいう出生前診断を受けることになっているようで、それのために総合病院へ行ったときのエコー検査で胎児の心臓が止まっていることが確認。
実際には4か月に突入したところだったので驚きでした。その後日、自然流産を待つか、薬を使って促すか、手術をするかという選択を提示され(自分で選ぶのかーい)と困り果てました。
長女も小さく、自宅で一人で対処できる自信もなく、なによりまだつわりもひどくて動けなかったのもあり手術にしました。このときは欧米人とアジア人の骨格や血液などの違いについてすごく調べました。
手術をし、つわりも終わり、変な言い方元気になると近所のいろいろな国のママさんが慰めてくれました。そして「私も経験があるの」と教えてくれる方の多いこと多いこと。みんな言わないだけで悲しい経験を持っていたりするものです。
印象的なエピソードは、ハグの温かさです。慰めにハグしてくれる方が結構いたのですが、もうほんとにあったかくて(なんて素晴らしい文化なんだろうか)と感動したのを覚えています。ハグは大好き。
日本にいる実家の母に水子の供養にいってもらいました。ありがとう赤ちゃん、ごめんよ。

あと、もう一つ意見。「出生前診断」という検査が日本だと希望者だけが行うようになっていまして、それを「命の選別だ」と言っている方々がおられます。私はそういったパワーワードを作り上げて、ただでさえ不安の多い妊婦さんに倫理観を押し付けてくるのは精神衛生上よくないと思います。検査に組み込んでおき、拒否権があるので受けなくても全く問題ないですよ、というスタンスがいいかと。お腹の中にいる我が子がどんな子なのかポジティブ、ネガティブどちらも知りたいと思うのは自然だと思います。

3度目

帰国後の仕事探し始める準備が整ったとき。
長女の保育園も決まり、さぁ仕事探しだ!ハローワーク!と思った日に発覚。身に覚えはもちろんありますが、驚きでした。喜びと同時に働けなくなったことへの寂しさもありました。
保育園に通えなくなり、幼稚園へ転園。親の都合で通った保育園や幼稚園の数、7か所!タフガール!
嫌いなつわりも乗り越え、幼稚園行事もこなし、どうにかこうにか出産間際。またも「羊水が少ないですね。促進剤で出しましょうか」ということで、私は一体どれだけ水分が足りないのでしょうか。
無事に出産、ようこそ次女ちゃん、待っていたよ!
印象に残っているエピソードとしては、幼稚園のママさんたちがとにかく優しくて驚きでした。あと、陣痛始まってるのに看護師さんがサッカーワールドカップ?の中継を見ててなかなか気づいてもらえなかったことです。(次の日お局様っぽい方に謝られました)そしてあとは、とにかく長女への配慮を常に考えていました。新しい家族が増えること、そしてあなたが大事であること。

文頭にも書きましたが、娘たちよ元気に育ってくれて本当にありがとう。最高にかわいいし、大好きです。
いつもはこのあと添削するのですが、今回はもうこのままおいておこうかと思います。書きなぐり感がありますね。
お酒は隣に置いてあるので一本飲んでから寝ようかなと。

妊娠中の方、予定の方、また配偶者の皆様どうぞお身体ご自愛ください。
読んでいただきありがとうございました。
では、また。

yoko

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