言語化

言語化の意味を調べてみると
「感覚を理論的に整理し、相手にわかるよう
言語としてアプトプットする過程」
と書いてあります。

言葉は、本当に大きな力を持っているけれど、
大切な人を無くした人にかける言葉がないように、
悲劇的なことでも、喜劇的なことでも、
言葉にできない出来事の前では儚いものにもなり得る。


エルトン・ジョンの曲「your song」のなかに
「君への想いを言葉に変えてしまってごめんなさい」
という一節があります。

人の「想い」が大海原だとしたら、
言葉にできることなんて、
海に浮かぶ「小さな島」のようなもの。

自分の気持を100%そのまま言葉で伝えることって難しい。
舌足らずになったり、誤解を生んだりする。
うまいこと言おうとするあまり、
かえって型通りの表現になることだってある。

by 金田一秀穂先生


自分の気持ちと言語化の間には、必ず誤差がある。
この絶対的な距離感を感じるから
「文章を書くのが苦手」とか
「文章が書けない」
と多くの人は感じてしまうんだと思う。

言葉の「限界」と「可能性」。
私はこれを知ったときに書く苦手意識から少し開放されました。
だからこそ、
自分の言葉で人に何かを伝えられたときは
めちゃくちゃ嬉しいし、言葉の可能性を感じます。

誰かとコミュニケーションをしたり、
本を読んだり、映画を観たり、音楽を聞いたり、
美術館に行ったり、旅に出たり、
気の知れた仲間と美味しいお酒を楽しんだり。

全ての経験は、
自分のなかの言葉を増やし
表現のグラデーションを
より細かくなめらかにしてくれる源。

ピラティスの実践を深めていく経験のなかで
自分の表現がどんなふうに変わっていくのかな。

長々となりましたが、
読んでいただいてありがとうございます。
また書きます。

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