こんばんは、イシタです。
今回は趣味である投球フォーム研究に関するnoteです。
今回は現広島東洋カープ森下投手をターゲットに投球フォーム理論について解析していきたいと思います。
ご存知ない方のために森下投手の簡単なプロフィールを。
森下投手は2016年に大分商業高校を卒業後、明治大学に進学。
1年生からリーグ戦に登板し、最速155キロの速球と大きな落差のあるカーブを武器に大学日本代表としても活躍しました。
その後、2019年ドラフト会議において広島東洋カープに単独で1位指名されると、2020年9月5日(土)現在、5勝2敗の防御率2.51とルーキーとは思えない活躍をしています。
なぜ彼はあれほどの成績を残せるのか。
その理由は再現性の高い投球フォームにあると思われます。
常時150キロのスピードボールをコントロールよく投げられるのも、
故障が少ないのも全て、あの投球フォームにあります。
今回はそんな森下投手の投球フォームに迫っていきます。
また後日、早稲田準硬式野球部投手の投球フォームと森下投手の比較も行っていきたいと思います。
1 森下投手のココが凄い! ~鋭角トップ~
森下投手のフォームにおける特徴は
一旦ボールが身体から離れていくのにトップ時点ではアタマの後ろにある
という点です。
画像1)森下投手の並進運動フェーズ
投球フォームにおいて身体がホーム方向に向かう動きを”並進運動”といいますが、この時点ではボールは2塁方向を向いています。
しかし、、、
画像2)森下投手のトップフェーズ
踏み出し脚着地時点でボールはアタマの真後ろにあります。
ちなみにこのトップ時の角度が鋭角になると
肩肘に負担が少ないと言われています。
なぜこの動きが可能なのか。
ここから先は
1,044字
/
2画像
¥ 10,000
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?