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障害カミングアウトとお金事情③「友達」

▼同級生の保険屋から、生命保険に加入するのを辞めたという話をしました。

実は一度契約して、クーリングオフ期間のギリギリで解約していました。

その経緯についての話を、恥を忍んで書いていきます。。



保険屋は地元の友達で、話しててもなかなか芯のある真っ直ぐなやつだなあと思っていて、「どうせ保険に入るならこいつから入ろう」と考えていた。

そんな彼から提案されたのは、毎月22,000円の医療保険。目安となる収入の5~10%はゆうに超えている。

そんな高額な保険を設計されても、「保険商品や業界の裏側も教えてくれた。俺の現状や将来のことをめっちゃ真剣に考えてくれたし」としか思っていなかった。友達を信じきってきた。

高い理由について、精神疾患等の持病があっても加入できる「緩和型」と呼ばれる保険で、引受条件を緩くしてる分、一般の健康な人より毎月の保険料が2倍近くになると説明を受けていた。なので仕方ないと納得していた。


「こんな保険入ってん」と、一応母に契約した保険の書類を見せた。そしたら

「高い。高すぎる。あんたこれで生活やっていけんの??」
と猛反発された。

やっていけるかというと正直だいぶ厳しい。2ヶ月に1回支給の年金のない月は赤字だ。

しかし、友達が真剣に考えて出してくれた保険で、必要経費だと、高額の保険料を受け入れてはいた。
ただ、改めての「高い」の連呼で気持ちが揺らぎ、保険屋の彼を自宅に呼ぶことにした。

母は元大手生命保険の窓口担当で、何十年前のこととはいえ保険についての知識はある。

そんな母も交えて話をし、特約を一部外して値段を月1万円程度に抑えて、保険を再設計してもらうことにした。

(当初は母にも保険屋の彼から改めて説明を聞いてもらい、月2万円の根拠や正当性について納得してもらおうとしていた)

アラサーにもなってお母さんがついて…とも思ったが、プライドや強がりは一旦横に置いておくことにした。

ただ、これがきっかけで"保険(屋)を見直す"こととなった。

(※③で終わるつもりでしたが、前置きが微妙に長くなったのでまた次回につづきます⬇)


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