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KaILI ボーダーレスなバッグ

ぼくが子どものころ(ずいぶん昔ですが…)は男子は男子で固まって遊んでいて、女子は女子同士でおしゃべりしていて、その光景に何の違和感も感じないまま過ごしていました。ちょっと女子と話してたらすぐに冷やかされてしまいその女子に、つっけんどんな態度をとってしまったり…。青春ですね。
ところが、娘や息子に最近の学校の様子を聞いてみると昭和世代のぼくには、もう想像もつかないくらいに進んでるんですね。男子は〇〇くん、女子は〇〇さんが昭和の呼び方、令和では男女の別を無くす意味で全員〇〇さんで呼ぶとか、息子に今日誰と遊んだか聞いたら、全員女子だったりとか、でも全然それは当たり前なことらしく、いつもぼくは心の中でそっと驚いています。

そんなボーダーレスな時代に合わせた訳でもありませんが、KaILI UTOU UNはぼくにとっては、かなりボーダーレスなバッグと言えます。このバッグに興味を持って下さるお客様の性別や年齢は本当に様々です。20代の男子から60代の女性まで、実に多くの方々に手に取って頂いています。バッグは身にまとう洋服ほどではありませんが、意外に性別がハッキリしてしまうアイテムです。
用途のハッキリしているアウトドアのバッグ以外で、男女お互いに違和感なく使うことができて、今まで、何個もブランドバッグを購入してきたような目の肥えた先輩方からも評価が高い、そんなバッグはあまり見たことがありません。

一見、スエードレザーのバッグと間違えてしまうような独特の淡い光沢を放つUTOU UNで使用されているのは東レが開発したUltrasuede®︎と呼ばれるエコレザーの一種です。手に取ってもらえると分かるのですが、びっくりするくらい軽い素材なので、肩から掛けても気になりません。ぼくの先輩方は、重たいバッグはほぼ使ってくれないので、このバッグの軽さにはとても満足してくれています。
ぼくは、肩コリがひどいので重たいレザーや固いキャンバスのバッグを使いたくても使えないんですが、UTOU UNだけは一日中使っていても平気です。

斜め掛けのショルダーバッグとして使うことは勿論、バッグの上部を直接手で持つスタイルにも変更できる点は
UTOU UNの大きな特徴です。荷物の量や装いに合わせて斜め掛けスタイルと持ち手スタイルを使い分けることができます。この2WAY仕様な点が幅広い層から支持されている理由でもあります。
ぼくは、荷物の多い出張のときにはバックパックとUTOU UNを併用することが多く、荷物が少ない行きは斜め掛け、荷物が増えた帰りは持ち手スタイルに変更して使用しています。

UTOU UNは見た目はほぼスエードレザーということもあり、カジュアルでメンズライクなスタイリングからちょっとした他所行きの服装にも対応できます。
素材とデザインの絶妙なバランスは、使う人それぞれがイメージするシーンに見事にフィットしてくれます。
ぼくも、以前はアウトドアブランドのバッグを使うこともありましたが、年齢を重ねて服装が変わってくると今まで使っていたバッグがなんだか落ち着かなくなってきていました。KaILIとの出会いは、今では必然だったように感じています。

ボーダーレスな時代にぴったりのUTOU UNは、ぼくと妻の暮らしになくてはならない存在です。毎度、どちらが使うか小競り合いが起きてしまう、ちょっと憎いやつですが、それだけお互いが気に入っているということなのでしょう。

タブチヨシタケ

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