個人的に思う勝ってる時の行動


自分の構築やデッキの質が相手より明らかに高いと感じている場合、果たしてどんな戦術を取れば、まくられないのか?

強い人相手に、中盤くらいまですごく優位に立てたのに気付いたら負けてた、みたいな展開ありませんか?
この記事では、私なりに思う勝ってる時にこそ意識したいことを書きます。

ステロ場での有利


金量が充分と判断したら早めに勝利点行動するのが1番優位を保てることが多いです。目安は金貨◦白金貨が2枚以上入ったら、と思ってます。
属州や植民地(サプライによっては特殊勝利点)などが最も勝利点効率が良いはずなので、これらの効率の良いカードを先に取得することで相手に効率の悪いカードを買わせましょう。たぶん勝てます。

コンボ・引き切り場での優位


1.勝利点の種類を確認
 上手い人ほど特殊勝利点やランドマーク・VPトークンなどによる得点で後々捲られることが多くなります。
 そのため、まずそれらの有無の確認、またある場合は自分がその戦術にも行けるのかの判断が必要です。
 特にこういうサプライの場合、安直に属州を買い始めると相手の思う壺になってしまうので、相手が勝利点行動(の準備)してから後追いでも取れるように準備したいです。

2.3山意識
 上手い人は負けている時にもうっちゃり3山などを狙って勝ちに来ます。そうなった時に大事なのは獲得権や購入権です。まず相手がどれくらいそれらを持っているのか、自分はどれだけなのかを考えつつ、できれば増やしておきたいです。
(例えば、大市場が強いのは勝ってる人に3山権を与えやすいからと考えてます)
 また、3山終了展開を防ぐのには少し早めの勝利点行動が有効な場合があります。
相手が獲得や購入で手数を増やしている場合には早め勝利点行動によって相手の3山戦略を崩せますし、自分がそのまま3山で勝てる展開も作れるかもしれません。もちろん、そのまま属州展開になれば優位を保てます。
 何れにせよ、勝っている時ほど属州以外での展開を許さないようにしたいです。

3.相対優位の超拡大
 自分が優位な場合、相手よりほとんどのターンで強く動けます。こういった時に、早めから属州などを取ると自分が強く動けるターン数を減らしている可能性があります。
 優位な時ほど、その優位さを活かしてさらにデッキ出力や安定性を高めることによって、勝負所でその出力を遺憾なく発揮し、勝てることが多いです。
 本当に猶予がありそうならいっそ枢機卿や山賊など、相手への妨害を加えることで相手をさらに遅くして勝ちに近づくこともできます。少しは頭の中にあってもいいかもしれません。
 何れにせよ、相手に対しての優位を出来るだけ広げることが勝ちにつながることが多いです。

荒れ場での優位

1.終了条件の見極め
荒れ場の場合、呪いや廃墟など、撒かれたゴミで1山枯れてしまいます。実質2山勝負ですし、かつ使用したアタックカードも減っていることが多いです。
こうした場合は、撒き勝っていたとしても先の展望次第でいくらでも負け得ます。(屋敷公領で終わらせようと思ったら属州まで伸ばされてた、など)
簡単に枯せる残り2山があるのか、ないならどこまで伸ばすのか(特に公領or属州)、有利な時に考えておきましょう。

2.圧縮を地道に行う
これは荒れ場に限らずですが、チリツモで少しずつ圧縮しているといつか大きな差になります。荒れ場においてはターン数が長くなるためこの差が大きくなります。アタックを多く打てても相手の圧縮が間に合えば大きな優劣はないのです。そうは言ってもアタックが刺さる方が概ね強いのでそのアドを生かして自分も圧縮するのも手です。

3.お金を多めに持っておく
荒れ場ではアクションは裏切りますがお金は裏切りません。いつもはあんまり買わない銀貨、金貨を多めに持っていると自由度が高くなります。わかりやすく相対有利を広げられるので是非お金をいつもより(かなり)多めに取るといいと考えています。

おわりに

自分は、まだまだこれらが得意というわけではなくて、勝利点行動を早めにしてしまったりします。特に4人戦から2人戦をやるようになった方々はその傾向が強くなるかと思います。
 勝利点行動が良い時ももちろんありますが、相手に隙を与えていることも多くあります。
 上記を意識しながらプレイするようになり、自分は少し格上相手に勝てる確率が上がった気がするので、多少は効果があるかと思います。

 優位だし早めに属州買ってたのに負けた!!なんてことが多い方は、一度その属州を考え直しても良いかもしれません。
 特に、相手が沈んでるけど不気味、なんて場合はますます疑いながら相手の行動を見てみると、自分には見えていない勝ちの目を見ているかもしれないので、注意しながら行動しましょう。
 勝ってる時こそ気を引き締めないと強い人にはずっと勝てないのです。

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