IT×医療「わんわんラジオ」より: サーバーの死活監視と高齢独居の孤独死


サーバーが落ちたかどうかを確認することを「死活監視」といい、これまでは人的にそのページに飛んで落ちているかどうかを確認していました。


今は、その死活監視をプログラムで自動で確認するものがあります。

「1秒間に何回そのホームページにアクセスする」というプログラムをつくって、そのサーバーがいきているかどうかを確認できるのです。


医療では、病院や在宅ケアにおいて「死活監視」の役割を病棟の看護師さんや訪問看護で行っています。

病棟では患者さんの急変もあり得るため、そのために心電図モニターをつけて継続的に患者さんの状態を見守るシステムがあります。

しかし、そのデメリットとして、心電図モニターだと動いたりしたときの雑音でもアラームがなってしまうことや、看護師さんも人であるため、時間あたりに何回確認できるかには限度があります。


病棟に入院していたとしても、心臓がとまってからしばらく気づくことができなかったということが起こりえます。

高齢者の独居ではその人が元気に家で過ごしているかを確認することが難しく、孤独死という問題はなかなか解決できません。


これからの時代は、カメラやセンサーにAIなどを導入して、人が監視しなくても患者さんや高齢者が急変を起こしていないかを見るけることができるシステム開発が望まれます。

誠にありがとうございます! 病院で医師として働きながら、医療にITを導入することでより早くから医療サービスを提供して医療リテラシーの向上を図るとともに より医療者にとって働きやすい医療環境が作れるように活動しています! 今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます☺️