IT×医療「わんわんラジオ」より:画像認識とCT/MRI


人は画像を視覚的にとらえることができます。

しかし、コンピュータには目はついていないので画像をデータに変更してとらえる必要があります。


そのとらえ方とは、ピクセルであらわされるいくつもの箱を倉庫一面に並べておいて、その箱の中に色・彩度などの情報を入れるというものです。

箱の数が多ければ多いほど、画像としてはクリアになりますが、データ量が大きくなり画像の解析にかかる時間は多くなってしまいます。


医療でのCT・MRI検査も同じように、箱の多さで画像の解像度が変わってきます。

昔のCT画像と今を比べると明らかにきれいさがことなります。

画像の解像度をあげればあげるほどいい感じもしますが、そこに医学的ないみがあるのかが大事です。

今はCT画像を読むのは人間なので解像度をあげても人間が視覚的にとらえられないと意味はありません。

しかし、今後AIが画像を読むとなったときには、画像の解像度はもっと鮮明であることが求められるでしょう。

誠にありがとうございます! 病院で医師として働きながら、医療にITを導入することでより早くから医療サービスを提供して医療リテラシーの向上を図るとともに より医療者にとって働きやすい医療環境が作れるように活動しています! 今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます☺️