IT×医療「わんわんラジオ」より: 花粉症の薬をどこでもらうか?
花粉症はアレルギーであるため、花粉に感作されると年をとってからも発症する可能性があります。
予防としては、花粉症ではないとしてもマスクなどを着用し、花粉になるべく触れないようにすることが大事です。
しかし、もし万が一なってしまった場合どこで薬をもらえばよいでしょう?
一つは病院に受診して、診察を受けて薬を処方してもらう方法です。
花粉が原因でない場合も、アレルギーのスクリーニングで調べることができます。
一方、最近は薬局でOTC医薬品としても花粉症の薬を買うことができます。
OTCとはOver The Counterの意味で、薬局のカウンターで帰るということです。
病院では待ち時間がありますし、成分としては同じ薬を買うことができます。
よく使われているのはフェキソフェナジンという抗アレルギー薬でいままでの薬と比べて眠くなりにくい特徴があります。
眠気の受容体とアレルギー受容体は似ているのですが、アレルギーにだけ効く薬ができたためです。
ではどんな時に病院にかかるといいのでしょうか?
一つは、きちんと診断してもらいたいとき。
また、市販薬で症状が改善しない場合は、他の内服薬や点眼薬などを試すこともできます。
病院にかかると保険診療になるので薬代が安くなるのも利点です。
薬局と病院。賢くつかって、時間とお金をかけずに花粉症を克服しましょう!
誠にありがとうございます! 病院で医師として働きながら、医療にITを導入することでより早くから医療サービスを提供して医療リテラシーの向上を図るとともに より医療者にとって働きやすい医療環境が作れるように活動しています! 今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます☺️