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脳内メモ103「ふと、思ったこと その5 〜文章の人称」

ふと思った「文章の人称」と「客観視の方向の変化」の話。

1、2、3人称

・1人称

私、僕など
文章に書くと、客観視できるので、「私が行っていること」を「見ている人」1.5人称になる。

・2人称

あなた、君など
文章に書くと、客観視できるので「あなたが行っていること」を「見ている人」2.5人称になる。

・3人称

彼、彼女など
文章に書くと、客観視できるので、「彼が行っていること」を「見ている人」3.5人称になる。

大きな1、2、3人称

・大きな1人称

私たち、僕ら、我々など
1人称複数形
文章に書くと、客観視できるので「私たちが行っていること」を「見ている人」1.5人称複数形となる。

・大きな2人称

あなたたち、君たち、汝等など
2人称複数形
文章に書くと、客観視できるので「あなたたちが行っていること」を「見ている人」2.5人称複数形となる。

・大きな3人称

彼ら、彼女ら、人々など
3人称複数形
文章に書くと、客観視できるので「彼らが行っていること」を「見ている人」3.5人称複数形となる。

「鳥瞰人称」「幽体離脱型人称」「俯瞰型人称」とも言える。

「たくさんの人々」を「見ている人」人称

たくさんの人々の歴史の積み重ね人称

「3.5人称複数形」に「歴史の積み重ね」を足して文章にすると。

「たくさんの人たちが、今も昔も未来もいて、これからもいつもどおり続いていくよ」を「見ている人」人称になる。

「高次生命体人称」「過去・現在・未来を見渡す宇宙からの視点人称」「時代の語り部人称」とも言える。

「時間と空間は関係なく、現在、過去と未来の歴史上の事例を比較できる人称」になる。

と、ふと思った。

文学における人称

"文学作品、とりわけ小説は語り手が使用する人称によって視点の置き方が変わるため、その選択自体が一つの技法でもあり、またこれによる分類も行われる。" 

第一人称小説
第三人称小説
第二人称小説
その他の人称形式小説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
人称
文学における人称


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