原稿を書きました

5月15日発売の「別冊ele-king ジム・オルーク完全読本」で、ニュー・アルバム「シンプル・ソングス」の合評に参加させていただきました。

中矢俊一郎さんの原稿でも同じような内容の記述がありましたが、僕は2001年2月に出たSTUDIO VOICEの「日本の作曲家」特集に載っていた、「ジム・オルークの選ぶ日本の作曲家15」という記事を何度も何度も読みました。大事にしていたのに何故かこの号を無くしてしまい、神保町で2007年くらいに古本屋で買い直して今でも持ってます。

「ジム・オルーク完全読本」にはこの記事が再録されていて、「あーみんな読めるようになっちゃうな」とちょっと寂しい気持ちになったりもしました。

この本は、当時STUDIO VOICEの編集長だった松村正人さんが編集を担当していて、今回の原稿もその松村さんからご依頼いただいたきました。去年elekingで松村さんにインタビューしていただいたのがきっかけで仲良くしてもらえるようになったのですが、原稿依頼が来たときや、本が出来上がってジム・オルークの記事が再録されているのを見たときは不思議な気持ちになりました。

もう一つ、金子厚武さんが監修、小熊俊哉さんが編集を担当された「ポストロック・ディスク・ガイド」が5月30日発売されるんですが、こちらでも原稿を書かせていただきました。シェラックとトータスのディスクレビューを担当しています。小熊さんは、「Jazz The New Chapter」や「アフロ・ポップ・ディスク・ガイド」の編集を担当されていて、これらの本を読んだ影響は間違いなく僕らの新作にも入っています。面白い本ばかり作る人なんで(まだ本を読めていません、というかできていないのかな?)、この本も面白いに違いないと思います。金子厚武さんも、自らバンド活動されていてポストロックシーンのど真ん中にいた方なんで、日本のポストロックを語るうえでこれ以上に適任な人はいないはずです。

どちらの本も是非お手に取ってみてください〜


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