Thank you

今日、じいちゃんの葬儀が終わった。
あまりにも突然の死で、正直実感がないままだった。
それが今日涙を流す度に、受け入れなければいけないことだと実感し、とてつもない喪失感に襲われた。

喪主は長男である父。
挨拶のときに涙をこらえる姿に、自分の感情を抑えることができなかった。
位牌を持たせてくれて霊柩車に乗せてくれたけど、本当に感謝してる。

じいちゃんにとって初孫だった自分。
すっっごい優しくて、とても濃い時間を過ごせたけれど、仕事においては本当に手を抜かず、とにかく全力でぶつかっていく職人だった。皮革工場を営み、プレス機で大怪我をしても「お客さんのために」と工場に立ち続けていた。

振り返ると、そんなじいちゃんからあまり褒められたことがない事に気付いた。
というより、やっぱ厳しいわ、うちの家系。笑

当時サッカーで悩んでいた自分に、
「全力でやらなきゃ何も掴めないし、見える景色も全然違う。一生懸命やるやつは全力で応援する、全力でやらないのならお前とは縁を切る」

こんなことを言われ、今でも心に刻まれている。
多分自分の仕事に対するスタンスは確実に三代以上に渡って受け継がれているんだな。と。笑
趣味だった船舶において国交省大臣から表彰されるほどにまでなり、本当に自慢だ。趣味でさえ全力。

今日涙を流した分、じいちゃんの想いも背負い、悔いなく全力ですべての事に立ち向かいたいと思う。
77年間お疲れさまでした。本当にありがとう。

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