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【サイケデリック学・瑜伽行唯識学探究記】第33回のシロシビン・セッションの振り返り(12719-12723)2024年5月20日(日)

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タイトル一覧

12719. 第33回のシロシビン・セッションの振り返り(その1)

12720. 第33回のシロシビン・セッションの振り返り(その2)

12721. 第33回のシロシビン・セッションの振り返り(その3)

12722. 意識化・焦点化を意識したインプットとアウトプットの調和的学習実践

12723. 音声入力機能を使ったスピーキング実践/美を輝かせるために

12719. 第33回のシロシビン・セッションの振り返り(その1)   

時刻は午前5時を迎えた。今朝方は午前4時半を過ぎた頃に起床したのだが、その時間帯からもう外は薄明るくなって来ており、小鳥たちも鳴き声を上げ始めていた。昨日はシロシビン・セッションを正午から行ったこともあり、昼食も夕食も食べるとなく、そして入浴することもなく就寝をした。なので起床してすぐにシャワーを浴びてさっぱりすることにした。ここからゆっくりと昨日のセッションについて振り返っていきたい。

昨日は聖霊降臨祭という祝日だった。この祝日を祝うにふさわしいような意義深い体験が昨日のセッションから持たされた。それはこれまでの自分の人生の集大成となるような体験内容であり、過去の行いと経験の全てのドットが繋がるような洞察をもたらしてくれるものだった。端的に自分はここから、心と体の美しさを育んで行き、存在の美しさを涵養していくことをライフワークにしていくことを使命として与えられているようだった。まずは自己の存在の美しさを育みながら、美しさを他者に分かち合うこと。美しさの輝きを他者に伝えていくことを天命としているようだった。美しさの涵養と美しさの共有を使命としながら、他者が潜在的に持っている美しさの発揮を支えること。他者が本来の輝きを発揮できることを支援すること。それもまた自分に与えられた使命であり、ライフワークのようだった。ひょっとすると、自己が輝く以上に他者が輝く姿を自分は見たいのかもしれない。美への目覚め。なるほど、過去に美学の探究をしていたこと、そして欧州で美を求める旅に出かけ続けていたこの何年間の取り組みの意味が見えてくる。全ては美の発育と発揮のためだったのである。美に関する支援をしていきたい。それは対個人としても対社会としても。美の支援と言っても、何か小手先の技術を用いて表面的に美しさを取り繕うような支援では決してない。また、美を競うような獲得競争を煽るような行為でもない。そうではなく、その人がまずは心を磨き、そして両親、祖父母、宇宙誕生の瞬間から受け継がれてきた肉体を健全にする形で輝けるように支援する取り組みに従事したいという思いが沸々と湧き上がっていた。そんな取り組みに向けて、まずは自分が潜在的な輝きをより一層育み、より発揮していこうと誓った。唯識学の探究は心を美しくするため、日頃の食実践と筋力トレーニングは体を美しくするため。なんだか色々なことが繋がってきた。とりわけ両親や祖父母、そして曽祖父母、果てには宇宙誕生から受け継がれて来た自分の肉体を最大限に輝かせるための行為は、自らの肉体を対象にした彫刻師としての営みに思えてくる。ここでも決して筋肉の大きさや量を競うのではなく、食べ物を無駄にするのではなく、健康な食事をいただきながら、自分の体と向き合って、与えてもらった体を最大限に輝かせるためのトレーニングをしていきたい。筋力トレーニングに関する価値観の大転換として、筋力トレーニングは与えてもらった肉体への感謝の意を表す営みとなった。

聖霊降臨祭翌日の今日もまた引き続き聖霊降臨祭の月曜日ということで祝日であり、今日は自宅で筋力トレーニングに励む。今日からのトレーニングでは、それは与えてもらった肉体に最大の感謝を込めたものにしていきたい。自分の細胞1つ1つと向き合いながら、自分の内側に備わっている宇宙を最大限に輝かせていくこと。それを肉体と心の双方でこれから一生行なっていくことを誓う。フローニンゲン:2024/5/20(月)05:29

12720. 第33回のシロシビン・セッションの振り返り(その2)

 

小鳥たちが澄み渡る鳴き声を上げている。そんな彼らの鳴き声に耳を傾けながら、ひんやりとした空気を味わい、昨日のセッションの内容を振り返っている。

昨日のセッションは、当初の予定通り、服用量を下げて、結局3.9gの乾燥させたシロシビン・マッシュルームを用いた。テレンス・マッケナはやはり慧眼を持っていたようで、確かに彼が提唱した「英雄の服用量」と称される5gの場合と比較すると、体験の深さは随分と違った。5gを超えてくると劇的な体験となるぐらいに強烈なものがもたらされるが、そこからわずか1gの差で体験は比較的穏やかなものになる。昨日の体験は穏やかなものであったが、決して体験が浅いものであったかというとそうではない。やはりそれなりの服用量であることは間違いなく、様々な重要な洞察がもたらされた。前回のような驚愕するような、そして幾分恐怖心を感じるようなことは一切なく、とても穏やかで優しげな体験の波が続いていた。その中で、両親と祖父母への感謝の念が絶えない時間が長く続いていたのは印象的である。両親、そして父方と母方の祖父母と過ごした思い出が様々に思い出され、過去の自分の至らなさへの反省を含め、両親や祖父母に対して深い感謝の言葉をマントラのように唱えている自分がいた。そこから、家族という存在の尊さについて考えさせられていた。現代社会における家族の在り方を含め、家族というものがどれだけ私たちの存在基盤として重要なのかについて今一度深く考えさせられ、家族に関する取り組みもこれから自分は何か行なっていくかもしれない。そんな予感があった。家族のテーマについて種々の洞察を得ていると、そこからは親友の存在についても考えさせられていた。親友たちの顔が思い出されてくるたびに、彼らの心の美しさを思った。家族や親友の心の美しさに打たれていると、これまで知り合った人の中で本当に心が美しいなと思わされた人たちの顔が次々と思い出されていったのである。まさに走馬灯のように心が美しく、存在が美しい人たちの顔や思い出が思い出されてくると、自分はどれだけ恵まれていたのかとハタと気付かされた。存在が美しい人たちに取り囲まれながらこれまでの人生を過ごすことができていたことに、深く深く、どこまでも深く感謝の念を持ったのである。存在の美しさの連鎖。自分はその連鎖の中にあって、これから何ができるだろうか。私たちにはそれぞれ固有の宇宙が心と体の中に内在している。まずはそうした宇宙に気づくこと。そしてそうした宇宙との繋がりを取り戻すこと。そこから出発して、心身の宇宙を輝かせていくこと。それは自らもより一層行いたいことであるし、他者がそれを行う支援に尽力したい。そんな思いで満ち溢れいている。昨日のセッションのテーマは、心身の宇宙の発見とそれとの繋がり、そして各人の宇宙を輝かせることだった。厳密には、私たちの宇宙は本来常に輝いている。ゆえに輝きを阻害しているものを取り除いていく試みに従事し、本来持っている輝きが健全な形で自然と発露されることを支援していきたい。宇宙は輝かせるものではない。そもそも最初から輝いているのである。まだ見ぬ自分の輝きも見てみたいし、他者の固有の輝きも見てみたい。自分はもう美に生きる。そんな大きな誓いをもたらしてくれる贈り物のようなセッションだった。フローニンゲン:2024/5/20(月)05:47

12721. 第33回のシロシビン・セッションの振り返り(その3)

時刻は午前6時半を迎えようとしている。今日は早朝からとてもひんやりしていて、日中の最高気温は20度までしか上がらないようだ。これくらいの気温が一番過ごしやすく、今日は自宅で筋力トレーニングに励むことになっているので、涼しければ涼しいほど有り難い。肉体の宇宙を輝かせるための筋力トレーニングを今日から感謝の念を持って丁寧に行なっていく予定だが、今日の気温であれば汗をかくことはないだろう。

聖霊降臨祭翌日の今日もまた祝日で、朝の世界は静かにこの聖なる日を祝っている。とても穏やかな朝の世界が広がっているのだが、今日は午後から雷を伴う雨が降るかもしれないとのことである。今の空の様子からすると、それは想像し難いが、天候の変わりやすさを思うと、雷が伴う雨が降ってもおかしくはない。雷鳴がむしろ聖霊降臨祭の祝いの音として聞こえてくるのではないだろうか。そんな予感がする。

今朝方起床してシャワーを浴びた後に、数日前に火傷をしてしまった右手の人差し指の絆創膏を剥がしてみた。すると、幸いにも火傷の痕を残さない形で回復していた。昨日は1日ファスティングしたことに伴い、胃腸がしっかりと休まって、皮膚の再生機能が強化されていたように思う。病気や怪我をした時にはファスティングに限る。胃腸を休めて、身体の内側から、細胞から回復に努めることが何よりも重要である。そこに無駄に食べ物を与えてしまって胃腸を働かせてしまっては元も子もないのである。体が弱っている時に食欲がなくなるのはきちんとした理由があるのである。体が弱っている時には胃腸は食べ物を拒絶し、胃腸は休みながら体の修復に努めているのである。その原理を知らずに、胃腸を無理やり働かさせるのは愚の骨頂である。そのようなことを改めて思う。こうした身体に関する真理をきちんと学んでいくこと。自分はまだまだ身体について知らないことがたくさんある。それもまた昨日のセッションが教えてくれたことだった。火傷の応急処置についても今回は原理原則に則った適切な処置ができていたからこそ回復が早かったのだと思う。この世のは真理で満ち溢れている。一方で、そうした真理に気づくのは時に難しく、時に彗星の如く真理が向こうからやって来る。本当に面白い世界に生きているものである。おそらく真理しかないのだろう。この世は真理宇宙なのであり、人間存在にも真理が貫かれていて、真理がない事物などないのである。真理の遍満性。それに気づけるかどうか。私たちは空気のように遍満する真理の世界の中に生きていて、自らも真理として存在しているのだ。真理の輝き。真理宇宙の輝きをこれからも求め続け、真理を発見して発見して発見して、真理の光をこの世界に照らし出したい。自分は真理の体現者であり、真理の発見者であり、探索者であり、真理の伝道者である。そんな自己認識と新たな取り組みの方向性をもたらしてくれたのが昨日のセッションだった。フローニンゲン:2024/5/20(月)06:41

12722. 意識化・焦点化を意識したインプットとアウトプットの調和的学習実践

時刻は午前8時半を迎えようとしている。今日はうっすらとした雲が空を覆っており、とてもひんやりしていて過ごしやすい。小鳥たちの鳴き声もいつも以上に透き通って聞こえてくる。

第33回のシロシビン・セッションを終えた翌日の朝の筋力トレーニングに先ほど従事し、トレーニング後の朝食を美味しくいただいた。今日は朝と夕方の2回に分けてトレーニングを行う。トレーナーの早田航さんに教えていただいた50/50オールアウト法を今日も意識して取り組んでみた。椅子を使って椅子の上に足をかけて行う腕立て伏せの場合、50回も回数をこなすことはできず、30回が限度であった。最初に限界の30回ほどの腕立て伏せを行った後、1分ほど休んで再び2セット目に取り組んだ。そこではさらに動きをゆっくりにしてじっくりと大胸筋に効かせていく動きをしたところ、2セット目は20回のところでオールアウトした。1度で50回行うことはまだ難しく、じっくりと効かせながら毎回のセットでオールアウトまで追い込んで、それを2セットほど行う方式を今は採用している。厳密には意味での50/50オールアウト法ではないが、夕方も同じような方法でトレーニングをしたい。朝のトレーニングで鍛えたのは大胸筋、大臀筋、背筋、ハムストリングである。それぞれその順番で鍛えていった。上半身、下半身、上半身、下半身という形で交互に部位を移動していくことによって、調和を感じながら鍛えることができたように思う。それぞれの部位に関しても毎回のセットでじっくり効かせてオールアウトまで持っていくことを意識していった。夕方も同じ順番で同じメニューでトレーニングを行う。明日のトレーニングでは今日主眼を当てて鍛えることをしなかった上腕三頭筋、腹筋、ふくらはぎの筋肉を鍛えたい。今日のメニューでも上腕三頭筋や腹筋などには刺激が入っているので、それらの部位についても鍛錬がなされていると言えるかもしれないが、それらの部位はメインではなかったので、明日はそれらの部位を意識してトレーニングしていく。トレーニングで重要なことはとにかく意識であり、焦点化である。それはどのような学習や実践にも当てはまる。今日これから行う唯識学の探究と英語のスピーキング能力の向上実践においても意識化・焦点化を意識し、惰性で鍛錬することなく集中して取り組みたい。それで言えば、唯識学の探究も英語のスピーキング能力の向上もアウトプットが本当に重要であることについて改めて考えていた。筋力トレーニングにおいてもまさにそうで、筋力トレーニングの理論を学ぶことは大事だが、理論だけを学んで実際に体を動かさないというのは本末転倒である。それは唯識学の探究や英語のスピーキング能力の向上実践においても当てはまる。とにかく学んだことをアウトプットしてみることが重要なのだ。理想はインプットの段階からアウトプットを行っていくことであり、インプットとアウトプットを決して切り分けないことが重要になる。そのような学習や実現されれば、必ず力は付いてくる。必ず目に見える進歩が得られる。それを自らの学習領域で実証していこうと思う。フローニンゲン:2024/5/20(月)08:32

12723. 音声入力機能を使ったスピーキング実践/美を輝かせるために

小鳥たちが静かに鳴き声を上げ続けている午後の穏やかな時間が広がっている。時刻は午後2時半を迎えたが、早朝の天気予報とは異なり、今日はもう雨が降ることもなく、雷もやって来ないようだ。気温に関しても20度ほどに到達し、今日はもうこれ以上気温は上がらずに涼しく過ごすことができそうである。

昨日のシロシビン・セッションを改めて振り返ってみると、心と体に蓄えられた資糧を活かし、存在の美を輝かせるための学びと実践を積み重ねていくことの大切さについて改めて考えさせられていた。すでにある資糧を活かしながらも、必要に応じてさらに資糧を得ていくことも重要になるだろう。自分は自らの存在美を輝かせるための出発点に立った段階であり、唯識学の言葉で言えば資糧位の段階にいるのだ。ここから資糧を蓄えながら、加行位の段階に進んでいく必要がある。

英語のスピーキング能力の向上実践においてもさらに資糧を蓄えながら、自ら即興的にその場でセンテンスを構築していくという加行位の実践をしていく必要がある。その実践は毎日充実した形で進んでいる。今日からは、学習教材アプリのメモ機能を使って即興的に作った例文を音声入力しながら記録していく工夫を思いついた。音声入力をしてみると、時折正しく入力されず、異なった単語で入力されてしまうことがあり、それは自分の発音が正しくなかったことを示しており、正しい発音をしてきちんと入力されるように何度か繰り返し音声入力することも良い訓練になっている。正しく音声入力されなかった単語を通じて自分の発音の課題を見つけることができるので、音声入力は非常にお勧めである。

ここからはゼミナールの学習教材として、唯識学に関する講義動画を何本か作成したい。それが終わったら小休憩かつ夕方の筋力トレーニング向けた栄養補給として、レンジで蒸したサツマイモにヘンプシードを加えたものを食べたいと思う。近所のオーガニックスーパーでサツマイモは結構高価な野菜として売られているので、それは時々トレーニングのご褒美に食べることにし、入手しやすいジャガイモをレンジで蒸したものにヘンプシードを加えて醤油を垂らして食べることにする。農業国のオランダにいて、地元で採れたオーガニックの野菜を食することは、その土地に適した肉体を作ることに一役買ってくれるだろう。昨日のシロシビン・セッションでもオランダの酪農国としての特徴に思いを巡らし、ゴッホの『馬鈴薯を食べる人たち』の作品を思い出す瞬間があった。サツマイモは確かにスイーツ感覚で美味しく食べられるが、ジャガイモもまたヘンプシードと醤油を垂らして食べるときっと美味であり、筋力トレーニングのエネルギー補給に最適かと思う。

ここからのバルクアップとトレーニングにおいて忘れたくはないのは、体重を増加させ、筋肉量を増やしていく過程の中で、ジークンドーの動きや日常生活の動きを阻害していないかのチェックである。それを阻害するような形での体重増加や筋肉量の増加をしないようしていく。目的もなく単にバルクアップしていくことは本末転倒であり、下手をすると怪我や病気などにも繋がりかねない。自分の中でのバルクアップの目的は、今よりもより健康な肉体を構築することであり、眠っている美を輝かせることなのだ。そしてさらに健全な肉体を通じて、人々に輝きと力を与えられるような存在になっていくことである。叡智、慈悲、美というものがこの人生を通じて涵養し続けたい三大キーワードとなった。フローニンゲン:2024/5/20(月)14:52

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