見出し画像

【サイケデリック学・瑜伽行唯識学探究記】12658-12663:2024年5月9日(木)

⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指した「サイケデリック唯識ラジオ」の配信をしています。

⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」を毎週土曜日に開講しております。

*記事のSNSでの共有・引用はご自由に行っていただけると幸いです。

タイトル一覧

12658. ここからの筋力トレーニングの方向性について

12659. 今朝方の夢

12660. 明日この世を去るとしても/今朝方の夢の続き

12661. 仮説・実験・検証のサイクル

12662. 古文書読解の工夫/英語学習の見つめ直しが起こって

12663. 部位鍛錬とバルクアップ

12658. ここからの筋力トレーニングの方向性について

時刻は午前5時を迎えようとしており、今、暖房が音を立てて家全体を温めてくれている。寝室のある1階はとてもひんやりとしていて、暖房のおかげで2階は適温になっている。5月も2週目を迎えたが、まだまだ暖房のお世話になる季節が続く。昨日、7月末までの天気予報を見たが、やはり7月末でもまだまだ涼しい日々が続くようである。当然ながら気候は変動が激しいこともあり、7月末までに真夏日がある可能性もあるが、今のところの予報では7月末まで25度を超すような日はほとんどないことがわかる。昨年はとても涼しい夏で、8月に入って数日間ほどしか30度を超す真夏日がなかった。今年も過ごしやすい夏であることを祈る。厳しい寒さこそがフローニンゲンの真骨頂であり、それによって心身が鍛えられることもあり、今年の冬も厳しいことを願う。

昨日から筋力トレーニングの方向性を少しシフトさせた。自宅でのトレーニングをより充実させていきたいと思ったのである。ジムで集中的に鍛える部位と自宅で鍛える部位の棲み分けを意識しながらのトレーニングを実現していきたい。ジムでは満遍なく体全体を鍛えていたが、どれも筋破壊が起きるほどにはレップ数と負荷量を設定しておらず、筋肉量の増加率はそれほどではなかった。そうした状況を鑑みて、トレーニングの在り方に少し梃入れをした次第である。一昨日に調べた情報によると、レップ数と負荷量を掛け合わせた値が最大化していけば筋肉量の増大に効果があるとのことだったので、ここからは弱い負荷量から徐々に負荷量を上げながらも、ストレスを感じるほどの負荷量ではなく、ある程度の負荷量で止めて、レップ数を上げていくことを意識していこうと思う。また、インターバルも無駄に長くすることをせず、実験的に30秒か呼吸が整う程度にしてみて、休む時間を減らしながら適度な重さのものに対してレップ数を重ねていくことを意識してみようと思う。ジムではジムならではのトレーニングをすることも心掛け、特にジムにしか置いていない器具やマシーンを有効活用することを意識する。ジムに行かない日の夕方に行う自宅でのトレーニングは、ジムで鍛えることをしなかった細かな部位に焦点を当てて、そこでもレップ数と負荷量の計算式を意識しながら、まずはレップ数を多くこなしていくことを意識したトレーニングをしていきたい。それを通じて身体がどのように変化していくのかを観察し、観察結果をもとにまた工夫を凝らしていきたいと思う。昨日アメリカのアマゾンから注文した「VRTXバンド」が届けば、自宅でのトレーニングはさらに充実したものになるだろう。筋力トレーニングは自分にとって、学術研究やゲームをするのと同じぐらいの楽しさがある。フローニンゲン:2024/5/9(木)05:08

12659. 今朝方の夢   

時刻は午前5時を迎え、辺りがうっすらと明るくなり始めてきた。今朝は昨日よりも小鳥たちの鳴き声が静かで、庭側の木に止まっている1羽の小鳥が小さく鳴き声を上げているぐらいだ。そんな中で今朝方の夢について振り返っている。

夢の中で私は、見慣れない高速列車の中にいた。そこは外国の列車の中のように思えたし、同時に日本の新幹線の中のようにも思えた。作りの感じからして、やはりそれは日本の新幹線ではなく、外国の高速列車の中だと述べたほうがいいだろうか。自分が座っている席の数席前には、大学時代のゼミの恩師が1人で座っていた。すると突然、車両全体で何か学術的な事柄について話題が挙がり、乗客たちがそれについて議論を始めた。先生と私はずっと黙っていたが、ある観点の話になった時に、その点については先生が専門家であったので、私は立ち上がってそこに座っている先生に聞いてみるといいと乗客全員に述べた。すると先生は少し面倒臭そうな表情を浮かべたが、乗客たちの質問に答え始めた。しかしある乗客が先生の議論の揚げ足を取るようなことをしたので、先生は気分を害し、突然日本語ではなく中国語で話し始めた。乗客たちは先生の中国語を一切理解することができず、困った表情を浮かべていた。私も中国語には明るくなかったので、先生を宥めて日本語で話してもらえるようにお願いしようと思ったが、それが面倒に思えたので席に腰掛けて静かにしていた。すると左隣に座っていた小中高時代の女性友達が、渋い緑色のカードホルダーを手に持って自分のかどうかを尋ねてきた。それは自分が持っているカードホルダーと同じタイプのもので、今使っているものと色違いのそれをかつて購入していたように思ったが、記憶が曖昧だったので返答に一瞬戸惑った。しかし、カバンの底にそれを入れっぱなしにしていたことを突如として思い出したので、そのカードホルダーは自分のだと述べた。それに対して彼女は私が一瞬躊躇したのを怪しく思ったようで、本当にそのカードホルダーが自分のものかを証明させようとするような雰囲気を発していた。彼女は決して口に出してそれを言わなかったが、彼女の表情からそれが分ったのである。それを察したので、私はカードホルダーの中に仕舞われているいくつかのカードの名前を確認してみることを彼女に伝えた。彼女はおもむろにカードを取り出し始めたが、取り出されたカードにはことごとく名前が記されておらず、困ったなと思った。この調子だと自分のものだと証明できないぞと思った矢先に、最後の1枚のカードが取り出され、そのおもて面に自分の名前がローマ字で刻まれており、それをもって彼女はようやくそのカードホルダーが自分のものだと信じてくれた。そしてそれを私に手渡してくれた。そのような場面があった。フローニンゲン:2024/5/9(木)05:22

12660. 明日この世を去るとしても/今朝方の夢の続き 

「明日死ぬとしても今日の学びには意味がある」そのようなことをある著名なチベット僧がポッドキャストの中で述べていた。確かに自分もまたそのような意志に基づいて日々の学びに従事しているように思う。学びに加えて、自らの成長と利他行もまた明日死ぬとしても行いたいことである。「明日死ぬとしても今日の成長には意味がある」「明日死ぬとしても今日の利他行には意味がある」そのような言葉を胸に、今日もまた大いに学び、一歩の成長を実現させ、それがこの世の誰かのためになればと思う。今、「この世の誰か」と述べたが、それには少し違和感があることにすぐに気づいた。すでにこの世をさったあの世の誰かや、これからこの世に誕生してくる未来の誰かに対しても貢献をしていきたい。そんな思いが内側から滲み出してくる。利他行の対象はこの世の人だけであってはならない。あの世の人に対しても、そして将来の世代の人に対しても行うべきものなのである。自分の狭い度量衡を打ち壊し、どこまでも広く深い智慧と慈悲心を持ってこの世界を生きたいものである。それに向かって精進は何一つとして惜しまない。そのような心境にある。

先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、ここ数日間は夢の質感がどうも異なることに気づく。それは先週の日曜日に行われた第32回のシロシビン・セッションによる影響だろうか。あのセッションで得られた体験は格別なものであり、これまでで一番興味深く、そして畏怖心で恐れ慄いてしまうぐらいの体験であったため、それが自分の深層心理の阿頼耶識に影響を与え、夢の質感を変化させているように思う。阿頼耶識の確かな変化を受けて、これからきっと自分の人生に何か良いことが起こるに違いないという確証めいたものが生まれた。自己の阿頼耶識が変革されることは、自らの世界が変革されることなのだ。それを受けて、きっと何か意義深く、良い事柄が起こるであろうという吉兆がある。

そう言えば、外国の見慣れない高速列車に乗っている夢の続きとして、小中学校時代のテニス部の友人2人が現れ、彼らのうちの1人が乗客からクレジットカードを通じて寄付をせがまれ、渋々寄付をしている場面があったことを思い出した。彼のカードは最初うまく読み込み機を通らず、彼に寄付を要求した乗客の男性はカードを貸してみろと言わんばかりに彼のカードに手を伸ばし、彼からカードを奪おうとした。その行為は少し礼儀知らずのように見え、実際に友人はその行為に対して突然キレた。彼はキレながらも別のカードを財布から取り出し、そちらを読み取り機にかけた。すると、そちらのカードは無事に読み込まれ、読み込み機からレシートが出てきた。それを見届けると、私の左隣に座っていた別の友人が高校卒業後は大学に行かず、専門学校に通い、電気関係の仕事に就きたいと突然述べた。彼であればどんな学校に行っても深い学びを得られるだろうと思ったし、どんな仕事に就いてもうまくいくと思ったので励ましの言葉を送った。すると彼は満面の笑みを浮かべた。そのような場面があった。フローニンゲン:2024/5/9(木)06:18

12661. 仮説・実験・検証のサイクル

早朝においては1羽だけだった小鳥も、午前7時を迎える今となっては数羽となり、一緒になって美しい鳴き声を朝の世界に響かせている。空にはうっすらとした雲があるが、遠くの空には青空が見える。今日もまた穏やかさの中で1日を過ごしていくことになるだろう。

仮説、実験、検証、仮説の修正というサイクル。それは学術研究においても筋力トレーニングにおいても自然と行なっているものであり、それを通じて得られる発見事項と自らの成長をゲーム感覚で楽しんでいる自分がいる。筋力トレーニング関しては、筋力量は緩やかだが着実に増えていることを実感する。筋肉は突然増加するということはなく、緩やかに増えていくものなのだろう。筋肉量の確かな増加と同時に、筋肉の強靭さが備わりつつある点が喜ばしい。それは種々のトレーニングを行なっている最中にも実感する事柄であり、日常の動作の中でも実感することだ。自分の理想の身体としては、ある一定程度まで筋肉量を増やしていき、柔軟性と強靭さの双方を兼ね備えた身体にしていくことである。ボディビルダーのような極端な肉体は仏教的な中道の観点から望ましくなく、筋肉が付きすぎでも、つかなさすぎでもなく、中道の塩梅の肉体を得ることを目的にしてこれからもトレーニングに励んでいく。

本日行う唯識学の研究においては、引き続き修行論を主要な単元として探究を進めていく。その単元について理解を深めていき、もう1つか2つほど単元を設定して手持ちの書籍を全て読み返したタイミングで再び書籍の一括注文をしようかと考えている。その際には唯識学の研究書をさらに追加で購入するだけではなく、仏教論理学である因明学に関する専門書も取り揃えていく。さらには、唯識思想の流れを受けて誕生した密教についても基礎的な事柄を知りたいと思うので、密教についても主要な経典の解説書を購入してみようと思う。ここから本格的に行う朝の探究活動においても、絶えず自分なりの仮説を持って書物と向き合い、新しい問いを立て、その問いに答えていく形で読書を進めていく。そしてまた新しい問いを立てていくという問いと自分なりの答えのサイクルを回していくことを楽しんでいく。そのプロセスはどんな学びや実践にも普遍的に有効なものであり、その楽しさはゲームのそれに匹敵する。フローニンゲン:2024/5/9(木)06:57

12662. 古文書読解の工夫/英語学習の見つめ直しが起こって 

時刻は午後1時半を迎えた。今日は早朝には暖房が自動で入る時間帯があったが、午前中の途中からは足元は冷えるものの、午後を迎えると暖かさを感じられるようになってきた。とは言え、今の18度が今日の最高気温なので、この暖かい時間を存分に味わいたい。

午前中からの唯識学の探究は順調に進んでいる。唯識学の古文書を読んでいく際の工夫として、読み方や意味の分からない漢字に出会ったら、その都度そこで立ち止まって辞書を引くのではなく、1ページ全体や設定した箇所まで通読をして、そこからそれぞれの漢字を調べるようにするとより効率的に読解が進むことに改めて気づいた。かつて英語の初学者であった中学生や高校生だった時代の英文読解の方法を思い出すと、分からない単語に出会った都度意味を調べるよりも、ある程度まで通読してから意味を調べた方が効率的に読解を進められたことと同じ原理だと改めて気づく。一気にある程度通読することを通じて、全体の文脈からその言葉の意味が推測されたり、意味が分かったりすることもあるので、逐一その場で立ち止まりながら言葉の意味を確認するのではなく、全体を見通した上で細部を詰めていくという読解を古文書の読解においても心掛けたい。これは英文読解で行なっていたことの技術の転用だと言えるだろう。

唯識学の探究以外で言えば、筋力トレーニングと同じく、さらに自らの英語のアウトプット力に磨きをかけていこうということも改めて思った。それは将来学術機関に戻って研究者として仕事をすることを見据えたものになる。とりわけスピーキングとライティングなどのアウトプットの力については、筋力トレーニングと同じく終わりがないぐらいにまでその力を高度化させていくことができる。これまでの欧米での学術研究を通じて、ライティング力については相当に鍛えられたが、スピーキング力についてはまだまだ改善の余地がある。日本語と同じレベルで自由自在に考えていることを即興的に話すことができる境地に持っていきたい。語彙を含めた表現力はまだまだ高められるにも関わらず、この数年は現状に甘んじていたことを認めなければならない。現状のレベルであぐらをかくのではなく、母国語の日本語と比較したらまだまだスピーキングの流暢さや表現力は多分に改善の余地があるのだから、その現状をしっかりと見つめ直して、心機一転英語におけるアウトプットの力、特にスピーキング力の向上に特化してトレーニングをしていきたい。あえて目標設定するのであれば、日本語と同じ程度に自由自在に自分の考えていることが澱みなく表現豊かに話せる次元に到達したいと思う。その目標に近づくようにこれから日々時間を意識的に取ってスピーキング力を向上させていけば、いつか唯識学を欧米の学術機関で講義したり、学会で発表する際の助けになるだろうし、その機会を得るという幸運を呼び寄せることにも繋がるだろう。英語のスピーキング力を高めるという日々の小さな実践を阿頼耶識に種子として薫習させていこう。筋力トレーニングの見つめ直しと同じく、英語学習における見つめ直しもこのタイミングで起こったことは何か意味があるに違いない。フローニンゲン:2024/5/9(木)13:52

12663. 部位鍛錬とバルクアップ

筋力トレーニングにおいていくつか重要なことに気づいた。まず1つには、これまでは全身の筋肉を週に2回のジムでのトレーニングで鍛えていたが、それだと引き締まった体にはなるが、思ったほど筋肉は付かないということである。この点について、今日から部位ごとの鍛錬をすることにした。今後のパーソナルトレーニングにおいても目的をより筋肥大させることにし、その点をパーソナルトレーナーのエリーザに伝えておこう。エリーザからパーソナルトレーニングを受ける際に、カウセリングセッションを受け、そこで自分のトレーニングニーズを伝えた。当初はジークンドーのトレーニングも並行して行なっていたこともあり、筋肉を大きくさせるよりも全身を満遍なく鍛えていくことに目標を設定していた。しかしそこから1年ほど過ぎて改めて目標を見つめ直してみると、もう少ししっかりと筋肉をつけていきたいという思いが増している。それを受けて、ここからは全身を満遍なく鍛えて大して筋破壊を起こせないことを避けるために、部位ごとの分割トレーニングを採用することにした。全身を胸、背中、肩、腕、脚、お尻の6部位に分けて、6部位のうちの2部位ぐらいに絞って、それぞれを1種目3セットではなく、種目数を増やして違う刺激を入れてセット数を可能な限り増やして追い込んでみることをしたい。また、どんな学習や実践においても意識的に丁寧に取り組むことが重要なので、筋肉の最大可動域を把握しながらトレーニングしたいと思う。その際に、筋肉の付き方の特徴や名称をAtlasというアプリで確認しながらトレーニングすることにした。このアプリは、筋肉がどこにどのように付いているかをビジュアルで分かりやすく把握することができるだけではなく、短い動画を通じて筋肉がどのように動くかを確認することができるので筋力トレーニングにおいてとても便利なアプリだと思う。以前ダウンロードしたままあまり使うことがなかったのだが、こうしてまた今回の縁を通じて再びこのアプリが日の目を見るようになったのは嬉しいことである。それに加えて、いつどの部位を鍛えたのかの記録(トレーニングログ)をエクセルでつけることにした。これを通じて、回復期間を計算することができるし、トレーニングメニューを組み立てていくことが容易になる。さらには、特化する部位ごとの組み合わせによってどのように筋肉がついていくのかの相性なども見えてくるかもしれない。

最後に、トレーニング内容だけではなく、食事についてもとても大切なことに気づいた。自分はヴィーガンであるだけではなく、この5年間は一切主食を摂ることをしていなかった。かつてパスタを週に2回、トレーニングをする昼にだけ摂っていたぐらいで、米に関してはこの丸8年のオランダで摂取することはほとんどなかった。少々全粒粉パンを食べていたことがあるぐらいだ。これまで良質なタンパク質をしっかり摂っているにもかかわらず筋肉量が増えていなかったのは、炭水化物が決定的に不足していたからだと気づいたのである。米、パスタ、パンなどの主食を一切摂っていなかったことが筋肥大を促していなかった大きな要因であったと突然気づいた次第である。米やパスタは調理時間を要するので、全粒粉のパンを食べることを5年ぶりに再開させてみることにしよう。タンパク質を単体で摂取するよりも、炭水化物の組み合わせて摂取するとより効果的とのことなので、朝のタンパク質が豊富なヘンプカカオドリンクとナッツをまず組み合わせてみたい。その後、小腹が空いたら全粒粉パンにピーナッツバターを塗ったものを少々食べてみようと思う。これまでバルクアップということを一切考えていなかったが、そもそも筋肥大するための蓄えが自分の身体にはなかったのだという気づきを遅ればせながら得られた次第である。しかしこれはきっと遅くはなく、今気づいたことによって、ここから少しずつ体重を増加させていき(現在の体重は身長171cmに対して55kgほどしかない)、ある程度のバルクアップを達成する頃にはより筋肉が付いているであろうことを楽しみにしたい。フローニンゲン:2024/5/9(木)14:45

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?