見出し画像

【サイケデリック学・瑜伽行唯識学探究記】12686-12691:2024年5月14日(火)

⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指した「サイケデリック唯識ラジオ」の配信をしています。

⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」を毎週土曜日に開講しております。

*記事のSNSでの共有・引用はご自由に行っていただけると幸いです。

タイトル一覧

12686. 初夏の到来/英語脳モードの積極的な保持と活用

12687. 今朝方の夢

12688. 今を最善・最良にただひたすらに生きること

12689. 英語モードの保持と能動的なアウトプット回路の形成

12690. 漢文・訓読文を大切にした実践が開く未来を想像して

12691. 体重の増加をすでに実感して/メルヴィンとの対話から得られたヒント

12686. 初夏の到来/英語脳モードの積極的な保持と活用  

     

時刻は間もなく午前6時を迎えようとしている。昨日のジムでの充実したトレーニングを受けて、今朝方も目覚めはすこぶる良かった。良質な睡眠を十分に取ることができ、今日の活動もまた充実したものになるだろう。今日は午後から親友かつかかりつけの理髪師のメルヴィンの店に行って髪を切ってもらうのだが、今日の日中の最高気温はなんと27度にまで達するようなので、半袖半ズボンで出掛けていこうと思う。気温だけではなく、雲ひとつない快晴に恵まれるようなので、顔には日焼け止めクリームを塗りながらも、腕や脚はしっかり日光を浴びておきたいと思う。北欧に近いこの北オランダの地においては、冬の時期に日光を浴びることはほとんど期待できないため、こうして短い春や夏の間に日光を浴びれることはとても貴重なのである。それを象徴するように、夏日におけるオランダ人の格好と活動はガラリと変わる。多くの人が薄着になり、さらには公園にシートを敷いて寝転がっている人、カフェの外でくつろぐ人、家の外に椅子やテーブルを出してきて、そこでご飯を食べたり読書したりする人が一気に増えるのが特徴である。今日もまたそんな光景が見れるに違いない。昨日も雲ひとつない晴天に恵まれ、気温も最高で28度にまで達していた。今日と明日もまた非常に天気の良い夏日となる。昨日の最高気温は28度、今日は27度、明日は26度、明後日は25度と1度ずつ下がっていき、金曜日からまた21度まで下がり、週末はそれくらいの涼しい気温になるようだ。20度を少し超えるぐらいの理想的な気温がここから続いていきそうである。5月も中旬を迎え、ようやく暖房にお世話になることから解放され、昨日から自宅でヒートテックを着るのをやめた。新たな季節の幕開けである。

新たな季節の幕開けに伴って、良質な食材を摂取することを通じた健康な形での体重増加と筋肉量の増強を図っていくこと、そして英語のスピーキング能力の向上実践への目覚めが起こった。後者については、自宅で学習教材に対して能動的なスピーキング訓練をしていくだけではなく、外出中のみならず、家にいるときも基本的に英語脳のモードで英語で脳内において独り言を呟くようにし再度意識し始めた。これまでは外出中のみにそうしたモードだったが、それを自宅の中でも徹底させていこうと思う。今こうして自宅で日記を書いている時以外はずっと頭の中は英語モードを保持しておくことを心がける。24時間のうち日記を書くことや和書を読む時以外はずっと英語での独り言を脳内に張り巡らせておくことによる累積効果は馬鹿にできないだろう。1日の大半の時間を英語モードで過ごすことによる効果を実感したい。英語モードにいる時間もスピーキングのアウトプット鍛錬になっていることを意識して、単語や言い回しなどを脳内で積極的に試す場ともしたい。これを日々地道に続けていけば、随分と遠いところまで辿り着けるような気がしている。フローニンゲン:2024/5/14(火)06:10

12687. 今朝方の夢   

今朝は庭側の木に1羽の小鳥が止まっていて、今美しい鳴き声を上げてくれている。彼らにもきっと習慣というものがあり、止まる木も同じなのだろうかと考えた。そのようなことを考えていると、キッチン側の木にも1羽の小鳥がやって来て、澄み渡る鳴き声を上げ始めてくれた。どうも彼らがいる場所はいつも同じ場所のように思えるので、意識を持つ小鳥たちにも阿頼耶識があって、そこにこれまでの行動が薫習されているのかもしれない。そのようなことを想像した。

今朝方は2つほど印象に残る夢を見ていた。1つは、立派な王宮の中にいる場面である。そこは応急として機能しているだけではなく、様々な施設を伴った複合施設だった。私は王宮に招かれ、どういうわけか若い王妃からマッサージを受けることになっていた。王妃は特殊な癒しの力を持っていて、その力をある特定の人たちの癒しに活用しているようだった。幸いにも自分は王妃からマッサージを受ける機会を得られたので、喜んで王宮に向かった。王宮に到着してみると、マッサージルームがたくさんあっただけではなく、天体観測できる場所や博物館のようなものもあったし、図書室のようなものもあった。そうした様々な施設に目を奪われながら、目的のマッサージルームに向かった。王宮では王妃だけではなく、王宮で働く人たもマッサージの資格を取得しており、数多くのマッサージルームで王宮関係者だけではなく、一般人にもマッサージを提供していた。今回は王妃が直々に自分にマッサージを提供してくれることになり、特別な部屋でマッサージを受けることになっていた。指定された部屋に到着すると、そこは一面が白に彩られた部屋だった。巨大なベッドのシーツもカーテンレースも何もかもが白で、白色を通じた浄化を意識しているのかもしれないと思わせるほどに部屋の全てが真っ白だった。部屋の奥に立っていた王妃はにこやかに笑みを浮かべて挨拶をしてくれた。挨拶に応えると、マッサージの前にトイレに行っておこうと思ったので、トイレの場所を王妃に尋ねた。そこからトイレに向かうと、またしても途中で様々な魅力的な施設に出会い、目を奪われていると、いつの間にか王宮内で迷子になってしまった。なんとか来た道を思い出しながら王妃が待っている部屋に戻ろうと思った。そのような場面があった。

もう1つ覚えている場面は、ジークンドーの著名な先生から認定を受ける場面である。日本のジークンドー界を引っ張っているその先生のもとで自分は長年修行をしていたようで、晴れて高位を認定してもらうことになった。その認定式が行われることになり、そこには先生の先生であるさらに熟練の師範代の先生がいらっしゃったり、その他にもジークンドーの関係者が何人もいた。そうした人たちに祝福されながら、今回高位を認定してもらえたことはとても有り難いことだった。認定式の終わりに呼応する形で夢から覚めた。フローニンゲン:2024/5/14(火)06:29

12688. 今を最善・最良にただひたすらに生きること

小鳥たちの鳴き声と優しい朝日に包まれながら、今日もまた自らの取り組みを人知れず前に進めていこう。ここ最近は朝の創作活動を終えて本格的に探究・実践活動に入っていくための準備として、英語のスピーキング能力の向上実践に取り組んでいる。日本語の文章を音読するだけでも前頭前野を含め、脳が大いに活性化されるのだが、日本語よりも英語を音読する方が脳がより活性化するらしい。自分は確かにその恩恵をこれまで受けてきたように思う。英語については中学校から教科書や問題集をよく音読していた。ひたすら音読をしていたと言っても過言ではないかも知れない。中学校から今にかけての音読の蓄積が良質かつ豊富なインプットとして自分の内側に蓄えられている。ここからの音読は、単にテキストに書かれていることを音読するのではなく、自分なりの例文を作ったり、そこから自分の意見を展開させていくというようなよりアウトプットに主眼を置いたものになる。英語学習を始めてから何年経っただろうか。中学生から始めたとすれば、もう25年以上になる。25年間継続的に積み重ねてきた膨大なインプットを今こそアウトプットとして解き放つ時である。本来は、学習の初期からアウトプットをより意識した形で学習をしていた方が良かったのかも知れない。過去の自分が受けてきた英語教育を恨んでも仕方なく、英語学習については自分はそうした運命を歩む人間だったのだと過去を受けとめ、今できることをしていく。それはより建設的な生き方ではないだろうか。過去を振り返って悔いるのではなく、過去を振り返って反省をする形で今に活かしていくのである。とにかく今というこの瞬間しかないのである。過去の行いは確かに阿頼耶識に薫習され、それは現在の私たちの行動や思考に大きな影響を与えるが、それに自覚的になる時、私たちは過去を変えることができるのだ。厳密には、過去そのものや過去の行いそのものは変えることはできないが、過去からの影響を変えることができるのである。過去の影響を受けた習慣を変えることが私たちにはできるし、過去の影響によって構築されたこの瞬間の私たち自身もいかようにも変えることができるのだ。そうであれば、今何を考え、今何をするだろうか。それはもう私たち個人に委ねられているのである。過去に縛られず、今を最善・最良に生きようとする人に対してだけ充実した生がやって来る。そうした人にだけ継続した成長がもたらされる。そうではないだろうか。自分はそうだと信じて今を生きていく。ひたすら謙虚に、ひたすら情熱的に、ひたすら没頭的に、ひたすら全身全霊で今を生きる。それがこの一度限りの人生を生きる自分の生き様である。フローニンゲン:2024/5/14(火)07:12

12689. 英語モードの保持と能動的なアウトプット回路の形成

時刻は間もなく午前11時を迎えようとしているが、早朝に引き続き小鳥たちが静かな鳴き声を奏でている。早朝と少し違うのは、日差しの強さであり、正午まであと1時間に迫った今、雲ひとつない空から強い日差しが地上に降り注いでる。

午前中も唯識学の古文書の読解とスピーキング能力の向上実践に没頭していた。とりわけ後者については、自動化をキーワードにして充実した取り組みが実現されている。これまで蓄積した単語や言い回しがコンテクストに応じて自然に口から出て来るような鍛錬を意識的に行っている。発話の中で考える時間を無くしていく鍛錬が重要で、その時にはイメージで思考することが鍵を握る。それはもはや思考している感じですらなく、まるで絵画を脳内で見ているかのようにして言葉を発話していくような感覚である。イメージに導かれる形で言葉を口から出していく脳内回路を構築し、それを徹底的に磨いていく。そのためにはとにかく実践が重要で、外出中は特にスピーキングのアウトプットの鍛錬を脳内での独り言を通じて行うことができる。その最良の機会を逃さないようにしたい。今日の午後からの散髪に行く間もそうであるし、月曜日と木曜日のジムへの行き帰りも最良のスピーキング鍛錬の機会とする。外出中のみならず、こうして日本語で日記を執筆している以外の時間は全て脳内は英語モードを維持しておく。これもまたスピーキング実践となっており、その累積効果をこれから実感していきたい。これまではあまり意識せずに英語モードを活用したり、しなかったりしていたが、ここからは明確に24時間のうちのほとんど全てを英語モードに維持しておく。この小さな積み重ねはきっと大きな差を生むであろう。

何か小難しい学術用語やGREで出題されるような難解な形容詞や名詞を使おうとするのではなく、大学受験までに習った基本的な語彙をいかに表現豊かに活用できるかがスピーキングの鍵である。使う訓練をとにかく行って、アウトプット回路を脳内に作ることが大事である。基本的・標準的な単語を受動的に蓄えた状態から脱却し、いつでもどこかでも自然と口から言葉が出て来るような能動的な状態に仕立てておくことが重要である。この鍛錬が日々の実践に加わったことは、肉体改造に向けた筋力トレーニングの見直しと同じぐらいに日常に新たな刺激と彩り、そして充実感をもたらしてくれている。フローニンゲン:2024/5/14(火)10:55

12690. 漢文・訓読文を大切にした実践が開く未来を想像して

日本における仏教研究は、どうしても欧米における仏教研究の流行と傾向に影響を受けて、サンスクリット語やチベット語の文献を読解していくことに偏りがちだが、それとは逆の道を自分は歩んでいく。自分は漢文をこそ大切にしていく。もちろん将来的にはサンスクリット語やチベット語を通じて、唯識学に関する文献を読み解いていきたいと思うが、兎にも角にも自分の研究基盤を確立する段階においては漢文をこそ大切にする。しかもその漢文はさらに分野を絞り、日本の法相唯識学に関するものにしていく。幸いにもすでに手元には奈良時代から昭和にかけての唯識学に関する古書が何冊もあり、それらは漢文読解力を高める最良の教材になるだろうし、それらを通じて自分の研究は日々少しずつ進化していく。日本の法相唯識学に関する研究を進めていくにあたって、漢文はラテン語に相当すると言えるだろうか。実際のところは漢文に対して訓点が付された訓読文が奈良時代から誕生しており、訓読文を読みこなすことができたらいいのである。それはさほど難しくない。というのも私たちは中高における漢文の授業を通じて訓読文の読み方について習っているからである。正直なところ、中高時代に習った漢文の知識以上に高度なことは要求されないということが日々の古文書の読解から思うことである。レ点や返り点さえ押さえておけば、読み方については何も不便はしない。あとは唯識固有の述語に慣れていけば、比較的早い段階でスラスラと古文書が読めるようになってくる。文章が読めるようになって来ることそのものに喜びと楽しさがあり、こうした感情がひとたび目覚めたらシメたものである。もうそこからは毎日喜びと楽しさの感情に身を委ねる形で古文書の読解に取り掛かれるのだ。実際に今の自分は朝の歯磨きをするような感じで、古文書の読解が朝の習慣と化している。この漢文が読めるということ、しかも日本の法相唯識学における古文書が読めるというのは、実はこの研究領域において大きなアドバンテージである。欧米の仏教研究者の中で漢文を自由自在に読める人は非常に少ない。彼らはやはりサンスクリット語やチベット語を重視する傾向があり、漢文まで手が回らないのである。しかも、日本に法相宗という宗派があることを知らない学者も多いであろうし、知っていたとしてもそれを研究するために漢文や訓読文の読み方を学ぼうとする人は少ないであろう。今こうして地道に毎日日本法相唯識学の古文書を読み進めていることは、いつかきっと自分の活躍の場を広げていくであろう。近い将来、あるいは遠い将来に、今毎日行っている習慣としての訓読文の読解が、大きな実りをもたらしてくれるであろうことを楽しみにしたい。いつか自分は欧米の大学で日本の法相唯識学についての講座を持ち、訓読文の読解に関する講座を受け持っているかもしれない。そんな姿が喜びの感情と共に脳内に浮かぶ。フローニンゲン:2024/5/14(火)11:44

12691. 体重の増加をすでに実感して/メルヴィンとの対話から得られたヒント

時刻は午後4時を迎えた。先ほど散髪から帰ってきて、後ほどの自宅での筋力トレーニングに備えてサツマイモにヘンプシードを加えたものを間食して食べた。1日の摂取カロリーを朝食を摂ることと夕食にも雑穀パンを摂取することによって、800kcalから1000kcalほど無理なく増量することができている。この食事量を実践し始めてまだ1週間未満なのだが、すでに肉体の肯定的な変化を感じている。筋肉が付きながら体重がすでに微増しているだけではなく、肌の調子も以前よりも良くなってきている。肌を作るのはタンパク質の役割だが、そのタンパク質は以前から良質なものを十分に摂取できていたものの、タンパク質の働きを引き出すための炭水化物が不足していたことによって、コロナワクチンを摂取して以降に再発したアトピーがまだ完治していなかった。ところが驚いたことに、炭水化物を増やしたところ、アトピーが完治の方向に向けて動き始めており、肌質が改善の兆しを見せているのは嬉しい限りである。散髪の中でメルヴィンとも話をしたのだが、メルヴィンもかなり細身の身体をしており、コロナ禍においては自宅でのトレーニングによって筋肉質な体つきとなっていたが、今は引き締まってはいるものの、自分と同じく体重が少なすぎることを少々気にしているようだった。話の中でここから1年間ほどかけて徐々に体重を増やしていき、1年後には今よりも10kgぐらい無理なく自然に体重を増加させる予定であることをメルヴィンに伝え、メルヴィンも食事量を少し増やすことを検討すると述べていた。

今日のメルヴィンとの会話の中でやはり印象に残っているのは、前回に話のあったメルヴィンの新しい趣味の歌に関するものである。これまではフリースタイルラップに熱を上げていたメルヴィンだが、ラップに歌の要素を加えることを以前から検討していて、実際に歌を先生について習い始めたということを前回の散髪の時に聞いていた。今回はそこから5週間にかけての変化について話を聞いていた。髪を切る手を止めて、Spotifyを通じてメルヴィンが練習中の曲をかけてくれ、実際に歌を披露してくれた。メルヴィンの声には霊的な力が宿っており、力を込めて伸びやかに歌う箇所では鳥肌が立つほどであった。そうしたフィードバックを伝えると、メルヴィンは嬉しそうに満面の笑みを浮かべ、そこからも引き続き歌のレッスンについて話をしてくれた。自分はメルヴィンの話を英語のスピーキングに置き換えて聞いていた。実は自分がこれからやろうとしているのは英語での何気ない会話やレクチャーをまるでフリースタイルラップや即興的に歌を歌うような要素を込めたものにするということである。日常の会話や講義での自分の発話を他者のエンパワーメントに繋げるようにすることに対してフリースタイルラップや歌を歌うことの要素は非常に有効だと思ったのである。ここからの発話鍛錬は、そうした言葉を用いた創造的な営みかつ、自分の発話が他者の癒しや変容に繋がるものにしていく。仏陀もきっとそのような言葉の力を持って説法をしてインド中を旅していたのではないかと思いを馳せる。フローニンゲン:2024/5/14(火)16:16

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?