4992. 小松美羽さんの個展「Divine Spirit〜神獣の世界〜」を鑑賞しに富岡市立美術博物館へ

今、高崎駅を出発した。上信電鉄に乗って、上州一ノ宮駅で下車する。

いや〜、上信電鉄を待つ高崎駅の雰囲気は素晴らしく長閑だった。高崎というのは群馬県の県庁所在地ではなかったか。そうした場所の駅がこれほど長閑であることに、私は嬉しくなる。

今朝、銀座のホテルを出発し、東京駅に向かう途中のコンビニのATMで現金を降ろしておいて本当に良かった。

昨日は、有楽町イトシア周辺に特産物を購入できる出店があり、オーガニックの美味しそうな肉厚のしいたけが売られていた。お店の年配女性に声をかけ、そのしいたけが生で食べれるかを確認してみた。

やはりしいたけは生で食べるよりも、炙ったりしたほうがいいらしく、また現金でしか購入できないようだったので、現金が20円ぐらいしかなかった私には購入できない代物だった。そんなこともあり、今日これから訪れる群馬の地ではクレジットカードが使えない場所もあるだろうから、現金を5千円だけ降ろしたのである。それは大正解であった。

高崎駅で上信電機に乗るための切符を購入しようとすると、券売機はとてもモダンだったのだが、クレジットカードやICカードを受け付けておらず、現金しか受け付けていなかった。

高崎から上州一ノ宮駅までの往復切符は1800円であったから、財布にはあと3220円残っている。現金しか使えない場所にこれからあまり訪れないだろうから、それくらいの現金があれば、あと3週間は日本で過ごせるかもしれない。

高崎駅から上州一ノ宮駅までは45分ほどかかり、そこまでの景色はとても長閑であることが予想される。実際に今、車窓から見える景色は長閑だ。

今、「佐野のわたし」という変わった名前の駅に着いた。確かに今この瞬間の私は、「佐野のわたし」としてこの日記を書いている。

上州一ノ宮駅から富岡市立美術博物館までは、歩いて25分ほどだとGoole Mapが教えてくれている。ということは、20分ぐらいでつけそうだ。

この分だと、美術館が開館するのと同時に到着できるかもしれない。そうすれば、小松美羽さんの個展「Divine Spirit〜神獣の世界〜」をゆっくりと楽しむことができ、その他の所蔵作品をゆっくりと見ることができるだろう。小松さんの作品を含め、富岡市立美術博物館ではどのような作品と出会うことができるのか今から楽しみだ。

今日も比較的よく歩くことを考慮して、ホテルで作ったプロテインを持参することにした。ホテルを出発する際の確認項目が思わず笑いを誘った。

「財布持った、携帯持った、プロテイン持った。よし行こう!」と独り言を述べている自分がいたのである。オランダで愛用しているオーガニックのソイプロテイン、オーガニックのカカオパウダーとヘンプパウダーを水600mlに溶かしたものを共(かつ「友」)にして、今回の一時国中は各地を動き回る。

列車は山名という駅に到着し、残り10駅ほどで上州一ノ宮駅に到着する。

金曜日の平日の8時半。今私が存在しているこの場所は、とても平穏で幸福感に満ちている。上州一ノ宮に向かう上信電鉄の中で:2019/9/27(金)08:38

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