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仄暗いマネージャの光と影 #プロローグ編

こんにちは。LINE FukuokaでQA Managerをやっています上田です。
私が担当している組織は50名ほどの組織で割と中規模な組織のマネージャをやっています。

そんな大きな組織の成長と、個人の成長にコミットしなければいけないと思うだけで、プレッシャーで吐き気MAXって感じですが、組織と個々の成長を考える上で目的意識の向上や、内発的動機へのアプローチは多くのマネージャが抱える課題だと思います。

組織が掲げる目標や戦略を理解し、いかに主体的に物事を進め成果を出してもらうか。それを嫌々ではなく、やらされているわけではなく、皆がやりがいを持ってチャレンジしていくためには、仕組み仕掛けをどう打ち出していけば良いか。

管理監督者という立場になって4年が経ちましたが、今だに一筋縄ではいかないセンシティブな課題です。先人たちのたゆまぬ努力の結晶により、体系的な理論やセオリーなどは世に腐るほど情報として溢れていますが、知っているのと、実践し結果を出すのとでは雲泥の差です。

人はそんなに単純な生き物ではありません。

この4年間、独学でマネジメント理論、リーダシップ理論を学び、知識としてインプットできるものはインプットを行い、たくさんの実践を重ね、トライ&エラーを繰り返しました。くじけそうに何回もなりました。

たくさんの失敗とたくさんの苦悩がありました。
私は何のために誰のためにここまで自分を犠牲にしてまでマネージャをやっているのか。何が私を突き動かしているのか。もうやめてしまおうか。
そんなことまで考えた日もありました。

メンバーが思っているような順風満帆で万能で活力に満ちたエモーショナルでパッショネイトな自分はどこにもいませんでした。

それでも自分を信じて少しずつ、少しずつ賛同者が増え、一緒に頑張ってくれたメンバーのために、根気よくあきらめずに様々なチャレンジを行い、自分なりにどういったサイクルでアプローチをかけていけば組織の成長と個人の成長にアプローチできるのかの解像度が少しずつですが上がってきました。(まだまだ若輩者ですが)

そこで、これまでの4年間の歩みと失敗の連続を振り返り、そこからどういったことを学び、どういうトライを行った結果、マネージャとしての自分が形成されてきたのかを振り返ってみようと思います。

自己満足による振り返りなので、あんまり人様にはタメになるかわかりませんが、この記事が駆け出しマネージャーの何かの些細なヒントにでもなればいいかなーと思います。
ざっくり以下のことについて触れていこうかなと思っています。


プレイングマネージャ編

  ・人数の限界
  ・自分でやったほうが早いんだよね
  ・マネージャーは常に諸氏の先頭にありという錯覚
  ・マネジメントに正解はない

マネージャなりたて編

  ・何かを得るためには何かを捨てなければいけない戦い
  ・人は簡単に変わらないし、変えられたくない
  ・人は簡単に忘れる、1回で伝わらない
  ・トップダウンとサーバントの葛藤 

マネージャちょっと慣れてきた編

  ・一人歩きする評価
  ・マネージャ全知全能説への焦燥感
  ・孤独との戦い
  ・エモーショナルパッショネイトマッチョ


ちなみに本記事はこういう記事をこれから書くよという所信表明なので
具体的な中身は次回以降の記事で綴っていきたいと思いますw

よーし、パパがんばっちゃうぞー

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