オイルランタンの燃料ガイド ~パラフィン、灯油の解説~
こんにちは、ようへいです。
最近CAPTAIN STAGのオイルランタンを買いまして、ずいぶんとオイルランタンにハマっています。
この記事では、オイルランタンに使える燃料、灯油とパラフィンについて、メリット・デメリットを解説していきます。
こんな人にオススメ
オイルランタンを初めて使う人
オイルランタンに興味がある人
どの燃料を使うか迷っている人
オイルランタンに使える燃料
オイルランタンに使える燃料は、白灯油、オイルランタン用パラフィンオイルの2種類です。
「白灯油」とは普段使用している透明の灯油のことで、石油を精製して作られています。
JIS規格では、
・精製度が高い灯油を「1号灯油」
・精製度が低い灯油のことを「2号灯油」
と定めています。
「1号灯油」は精製度が高いので透明、故に「白灯油」と言われています。
一方「2号灯油」は精製度が低い(不純物が多い)く褐色気味なので「茶灯油」と言われています
「パラフィンオイル」とは、石油を蒸留して精製された液体で、ローソクのロウと似た成分の無色透明の液体です。
着火すると、ほんのりロウの香りがします。
【注意】
アルコールランプで使うような燃料用アルコールは使えません!
使用すると爆発の危険があります!
パラフィンのメリット・デメリット
<メリット>
ローソクのような香りがほんの少しあるが、匂いは気にならない。
煤が出ないので、ホヤが汚れない。
灯油と比べると安全。(引火点が95℃と高く、引火の危険性は灯油以下)
<デメリット>
コスパ悪く、1リットル当たりの単価が約1,000円高い。
灯油と比べると明るくない。(引火点が高いため)
コスパの悪さを挙げましたが、シーズン通してキャンプの時だけ使うようなちょこっと使いであれば、1リットルあればかなり持ちます。
灯油のメリット・デメリット
<メリット>
コスパが良く、1リットル当たりの単価も100円以下と安い。
パラフィンオイルと比べると明るい。(引火点が約40℃と低く、その分強く燃えるため)
<デメリット>
煤が出るのでホヤが黒く汚れる。
灯油臭さがある。(当然室内使用には向かない)
まとめ
明るさを求めるなら灯油、快適さを求めるならパラフィン という選択になると思います。
オイルランタンは、優しく温かみのある灯りで夜を照らしてくれるアイテムです。
せっかくなら良い雰囲気を楽しみたい、と思い、自分はパラフィンオイルを使っています。
暗い中でオイルランタンの灯を見て飲むお酒は格別ですね。