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現代のサッカースクールに求められるもの

こんにちわ。

今日は【サッカースクールに求められるもの】というテーマについて

ブログ(note)を書いていきたいと思います。

まず前提として、サッカースクールとサッカーチームの違いについて

わからない人もいらっしゃると思いますので、簡単な説明をします。

現代の小学生サッカーは主にサッカーチームに所属をしながら、

サッカースクールにも通うといったスタイルが主流になりつつあります。

サッカーチームというのは練習はもちろんのこと、

練習試合や公式戦を戦ったり、チームとしての活動のことを指します。

ではサッカースクールはというと、簡単に言うと

英会話教室やスイミングスクールなどと一緒で

習い事と分類されると考えられます。

この説明だけだと、サッカーをやるなら【サッカーチーム】だけに入ればいいじゃん!

というのが一般的な考えだと個人的には思うのですが、

何故、サッカースクールが必要とされるかを理解する必要があります。

日本のサッカースクールには大きく分けて3つの種類があります。

◯ Jリーグクラブが運営するサッカースクール

◯ 海外クラブが運営するサッカースクール

◯ 街クラブ及び民間のサッカースクール

上記3パターンに分類されます。

そしてこの3つにはそれぞれの特徴があります。


◯ Jリーグクラブが運営するサッカースクール
・普及目的
・選手育成
・有望選手の獲得目的
→優秀な選手はスクールの中でもセレクトされたメンバーのみが参加できるスペシャルクラスやアドバンスクラスなどからジュニアユース(中学生)のチーム入団に繋がる

◯ 海外クラブが運営するサッカースクール
・普及目的
・選手育成
・有望選手の獲得目的
→海外クラブへの移籍や留学を通じて海外志向を高め、サッカーと同時に英語やスペイン語などの外国語を学び、海外でプレーすることを小学生年代からチャレンジさせる。

◯ 街クラブ及び民間のサッカースクール
・普及目的
・選手育成
・個人のスキルアップ指導
→街クラブや民間のサッカースクールは様々な特色があります。
フィジカルを強化するスクール•テクニックを強化するスクールなど。


このように少年団やクラブチームに所属しているだけでなく、

選手個々での意識が芽生え始めると、、

『もっとレベルの高い環境でプレーしてみたい』

『足りない部分を補いたい!得意な部分を伸ばしたい!』

『Jクラブのジュニアユースに行きたい!』

などと選手と保護者が考え、所属チームだけでなく

選手の置かれている状況と考えに合うスクールを選ぶといった形になっています。


また、サッカーをこれから始める初心者の子供が

初心者向けのサッカースクールでサッカーをスタートするパターンも

近年では増えてきました。


それを踏まえて、現代においてサッカースクールが求められるものは

わかりやすい特色があり、強化ポイントがハッキリしていること

ではないかと個人的には考えています。

選択する選手も保護者も『このスクールでは“これ”を学ぶ』というくらい

わかりやすくスタイルを出した方が良いと思います。

僕が運営するZIONのサッカースクールでは

根幹に『テクニック•駆け引き•判断』という指導ポイントがあり、

それらを平日にガッツリ練習しています。

また、それとは別に土日の夜に開催しているテクニカルスクールでは

テーマをより細分化して『1vs1』『シュート』『パス&コントロール』などの

トレーニングを行なっています。

このように予めどのようなトレーニングを行うかというのを明確にすることで

選手と保護者に選択しやすい環境を作ることが大切で

そこから先は指導者のコーチングレベルの信頼度で参加するか否かを

判断するのが良いかと思います。

少年サッカーも凄まじいレベルで進化を遂げている中、

サッカーチームやサッカースクールも今までと同じやり方では

時代に取り残されていきます。

僕自身も常に新たな情報と知識を取り入れて

それを確実に実践していく力をより強く持たないといけません。

斬新なアイディアと圧倒的な行動力で勝負する

これは僕が考えた最も大切にしている言葉です。

この言葉通り、様々なものを進化させていきながら

今後も頑張ります!

Yohei Hayashi

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