詩モドキ

こんなに寒いと暑い夏の想像をしたくなる。聴いている曲がそうさせるのかもしれないが

真夏のビーチ、はしゃぐ若者たち
太陽はぎらぎらと砂浜の砂を熱し、きらきらと青の海を輝かせて
青い空には白いカモメがひらりと弧を描いて飛ぶ
カモメを目で追っていくと白い雲に溶けていって、いつの間にか彼が何処へ行ってしまったのか分からなくなった
水平線からもくもくと湧いているように見える入道雲もハンズアップで、テンション上げている人のような形に見えてきて
太陽も更に熱量上げてきて、今や熱くて砂浜に立っていた人たちは逃げるように海の中
海だって茹だるように泡立って、人らの足、手でばしゃばしゃと
ビーチパラソルは砂浜に咲く萎れないカラフルな花々
それらの作り出す日陰には涼し気な顔をした人たちを匿って

こんなモンだろうか……
少しでも暖かい場所へ行きたいものだ……

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