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日常でできる自己訓練:言動から動機を査定する

私たちが行動をする時、何を動機にしていることが多いでしょうか?

例としてこういう状況を思い浮かべて下さい。

会社の同年代の同僚5〜6人と少し難しい内容の研修を受けていて、そのうちの一人がやむを得ない事情で休むことになりました。

上司から研修を休んでしまう人が落ちこぼれないように講座の内容のノートを整理して共有するように指示があったとします。

こんな時あなたはどう反応しますか?

  1. 面倒だけど上司の指示だからしょうがないと感じる

  2. 上司の覚えをよくしたいから進んで立候補する

  3. 講座の内容は難しくて自分のノートに自信が持てず、プレッシャーに感じる

  4. 自分の勉強にもなるので喜んで立候補する

この4つの反応には全て自分の欲求から反応しているという共通点があります。

1.の場合は面倒くさくてやりたくないという反応なので、自分の休みたいという欲求が強いです。

2.は自分のことを認めて欲しい、褒めて欲しいという承認欲求から反応しています。

3.は間違ったことを書いてしまったらどうしようという不安で反応していて、本当はやるべきだという思いと、やりたくない思いとがぶつかってプレッシャーになっています。

4.は一見正しい反応に思えますが、自分の勉強になる=自分がもっと知りたいという欲求がベースになっています。自分の勉強になるのはあくまで結果だと捉える必要があります。

魂は他の人の役に立ちたいという欲求を持っていて、メッセージを送っています。
ただし自分の欲求のために思考と感情を使っていると、メッセージが正しく伝わらなくなります。

どんな小さなことでもいいので、他の人のために自分の思考と感情と体を使うことで、魂がメッセージを強く響かせることができるようになります。

その結果自分と他人は同じ人間で、同じ人類の兄弟・姉妹であり、宇宙の一部だという認識になります。

大事なのは、自分にできることをするという態度と普段から自分がどういう動機で言動しているかを観察して査定することです。


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