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予測が外れても利益を積み上げる『二つの分析手法』を徹底解説してみた

分析精度を高めるための『テクニカル分析活用法』と『練習法』をそれぞれ解説する.

今月は『イーサリアム』と『ビットコイン』でひとつずつ好事例が出たのでピックアップして紹介する.直近の具体例なので理解しやすいはずだ.

●ビットコイン予測の結果は?

まずは結果から見ていこう.
直近4回の売買シグナルの結果をまとめた.勝率だけ見ると3勝1敗となる.

①的中&48時間以内『+10.5%』
②的中&タイミングズレ『-5%逆行』
③予測ハズレ『-6.5%逆行』
④的中&48時間以内『+37.9%』

直近4回のレポートは『勝率75%』と予測の精度が下がっている.僕が活用している転換点分析の精度目標は『勝率80%,48時間以内』だ.

しかし②のタイミングズレは投資パフォーマンスを大きく下げた.今回のレポートでは過去の事例をもとに「今後なにを意識すれば予測の精度があがるの?」という部分に切り込んでいく.

収益にダイレクトな話題を選んだ.

8月と9月は『ビットコイン』『イーサリアム』共に好事例がひとつずつ出ているのでピックアップして解説する.

まずは『予測レポート』と『結果』を振り返ってみよう.

●ビットコイン買いシグナル『的中』

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●ビットコイン売りシグナル『遅行』

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●イーサリアム売りシグナル『逆行』

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●イーサリアム予測的中『ドテン買い』

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では具体的に掘り下げて見ていこう.

今回のケースは今後も出てくるパターンなので「ここは抑えておこうねー」という重要ポイントだ.このふたつを抑えておく事でリスクを下げてリターンを最大化することができるはずだ.

ただ,かなりマニアックな解説になるので続きは『Try-Xマガジン』購読者に向けてお届けする.

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過去の出来事をまとめたニュースを見ても『百害あって一理なし』だが,未来予測と分析手法を学ぶことは有意義だと言える.

興味があれば初月無料で試せるのでオススメだ.

では具体的に事例を出して解説する.

●イーサリアム売りシグナル『逆行』解説

まず『先行市場分析』の基本概念から確認しよう.Try-Xマガジンでは「ビットコインとイーサリアムを中心に相場予測を行っていくよー」と伝えている.

どんな金融市場にも『先行役』は存在する.

「何故だか覚えてる?」

金融市場は単独で成り立っている訳ではない.お金は水のようにグルグルと市場間を巡っているのだ.

↓ 図にするとこうなる

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つまり「ビットコインにお金が巡って来ればビットコイン価格は上昇するよねー」と言うことだ.ただ,何ヶ月も同じ市場にお金が入り続けることは無い.

エネルギー市場→貴金属→株式→債券と市場は繋がっていて資金は絶えず動いている.

ここで着目すべきは「お金が巡っているなら同じ値動きになるんじゃない?」という視点だ.

↓ 図にするとこうなる

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例えば『通貨市場』の値動きは「少し時期がズレてエネルギー市場に現れるよねー?」と言う視点だ.

このズレが『3日後』と分かれば「そのズレを狙って稼ぐことができるよね?」と言うのが先行市場分析の着眼点なのだ.

自然界は同じサイクルを繰り返しながら進んでいくし,人間も自然界の一部だ.

結局「同じパターンを繰り返しながら進んでいくよねー?」これがユダヤ人投資家の考え方だ.

面白いと思わない?

僕は「面白い!」と思ったから「この分析手法を投資のベースにしよう!」と決めた.

●テクニカルより高精度の分析法

だって『テクニカル』や『ファンダメンタル』をどれだけ駆使しても「新しく始まった暗号通貨の分析なんて当たらないよねー」って事は初心者の僕でもわかる.

傾向と対策が通じないのか『新市場』だ.

事実(自称)金融のプロと呼ばれる人の分析を見ると「ワザとなの?」と思うほど当たらない(笑)

だったら「自然界のパターン分析や別市場の値動きを参考にした方が投資に活用しやすいじゃん…」と考えたのが始まりだ.

少し前置きが長くなった.

この続きは「未知に挑んでやるぜー」と僕と同じ考え方をもつ同志にお届けする.いつも以上にマニアックな内容になっているが頑張ってついてきて欲しい(笑)

●イーサリアム買いシグナル『逆行』解説

まずひとつ目の事例は『イーサリアム』だ.

先行市場は「7月末からから下落するよー」と売りシグナルを示していた.

↓ 先行市場分析の結果を見ると

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↓ さらにチャートのライン分析をみると…

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売りシグナルが発生したタイミングで『大きな三角持ち合いのレジストライン』と『フィボナッチゾーン』にぶつかる節目になっていた.

ここ売りシグナルだ!

分析結果を予測してレポートにまとめた.

ちなみに僕は先行市場分析の精度を高めるために『ライン分析』と『テクニカル分析』を組み合わせて使っているが,複雑になるのでライン分析とテクニカル分析の今回のレポートでは割愛する.

↓ 売りシグナルを出した際のチャート

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ただ「少し違和感があるなー」と思っていたから『Try-Xマガジン』に先行市場分析の予測は出していない.

※ここ重要ポイントだ!

実際に出したレポートは『ライン分析のみ』の予測だ.僕はここを抜けたら逆に買い戻しに転じようと準備を進めていた.

↓ この後の展開は?

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たった数日で『レジストライン』を突破し『フィボナッチゾーン』も突き破ってしまった.

やっぱり上がった!

予測より抜けるのが早かったのですこし焦ったが準備を進めていたので「ここはドテン買い戻しシグナルだよー」とレポートを出すことができた.

↓ それがこの予測レポートだ


結果はドテン買いシグナルは的中し,逆行して大きく上昇した.

●先行市場分析の特性その1

覚えておいて欲しいのは「先行市場分析は逆行したら大きく動くよー」という特性があることだ.

7月末に売りシグナルが出ていたが『予測に逆行してイーサリアムは上昇』した.

ここで考えるのは「ここは逆行なのか?それともズレなのか?」判断することだ.

逆行ならドテンする
ズレなら待つ

この二つの判断が収益に大きく影響するのは見てもらった通りだ.

ではもうひとつの『ズレて待つパターン』を見ていこう.

●ビットコイン予測ハズレ『遅行』解説

僕が狙った売りシグナルは『8月16日』『8月25日』の二つだ.結果は…

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最初の売りシグナルから下落した9月7日まで約三週間たっても「なかなか下落してこないぞ?」という状況に陥っていた.

9月に入って「先行市場分析では下落するよー」と売りシグナルを察知していた.しかし予測に反してジワジワ上昇が続いていた.

実はこの時も迷っていた.

ビットコインは9月中旬まで下落するって予測なのに「予測に反してジワジワ上がっているなー」と悩んでいた.

ここで重要なのは「イーサリアムと同じくドテン買いを入れる必要があるのかなー?」という事だ.

僕の予測は『8月27日に分析した通り遅行』と判断していた.

つまり「遅れているけど『下落』するよー」と分析していた訳だ.悩んで悩んで…ショートを引っ張っていたタイミングである情報が入った.

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毎週発行しているビットコインレポートを中心に、短期と長期の投資戦略を公開します。 投資情報:月3本〜5本 健康情報:月数本 オススメ情報:不定期 という感じで、 投資と健康情報をお届けします。 どんなにお金を稼いでも、ベッドの上にチューブに繋がれた状態だったら意味はないと思います。投資家にとって身体が資本なので、『健康』にも向き合っています。 僕が実践しているトレーニングや稽古、栄養などのおすすめ情報を『日経新聞と同じ金額』で提供します。新聞を読むより、収入に直結すると思います。

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