ビットコイン下落転換点は外れた？３万ドルまでの下落は無くなったのか・・・？！

TK村松です、先行市場を基に『転換点分析』を行っています。下落転換点を迎えたビットコインが今後どうなっていくのか？予測しました。

先週の投資戦略

まずは先週の投資戦略から振り返ってみたい。ビットコインは２月中旬から下落に転ずると予測を立てていた。具体的な戦略を先週レポートから抜粋した。

ビットコインは２月中旬に高値を付けて下落に転ずると予測し、淡々と利益確定を実行に移した。

ビットコイン上昇予測の結果

イーサリアム上昇予測の結果

イーサリアム234％の上昇したワケ！

12月23日にビットコイン次の投資先として『イーサリアム』を紹介した。結果は、ビットコイン『124.2％』イーサリアム『234.4％』予測通りイーサリアムの方が投資メリットは高い結果となった。

これは12月23日と2月月刊レポートで解説した通り、過去のパターンを見れば容易に予測できた展開で、今後も何回かチャンスがあると想定できるので、頭に叩き込んでおいて欲しい。

12月23日レポート

2月ビットコイン予測

投資3つのポジションを識る

濃厚な1ヶ月が終わったので、一旦すべてのポジションを開放させ、次の投資チャンスを探すフェーズに移った。投資には『上昇相場』『下落相場』『レンジ相場』の3つが存在する。

それと同じく、『買う』『売る』『何もしない』の3つのカテゴリーをバランス良く回していく事が重要なポイントとなる。特に、「損失を出しすぎた時」「利益が出すぎた時」は『何もしない』というポジションを持つ事が重要となる。

ポジションを常に持っている状態だと、冷静な判断はできない。この状態のまま相場に向き合っていると、相場を冷静に見れなくなり、より大きな損失をかぶるので注意したい。

「心理は冷静さを保てているか？」

この質問を自問自答し、自身を持って「YES！」と答えられるなら、次の投資戦略を立てて、実行に移す事フェーズに移っていこう。

準備は良いだろうか？

投資にとって、『頭脳』『精神』『身体』を十点満点で『8点以上』に整えておくことは大事なポイントです。

「あなたの今日の状態は何点ですか？」

もし、健康状態のチェック方法が分からないなら、もしかしたら『バイアス』が働き、大切な資産をガツッと失うリスクが高い状態にあるかもしれないので注意が必要だ。

レポートの最後に、オススメのチェック方法を紹介するので、パフォーマンスを上げたい人は挑戦してみて欲しい。

ビットコイン暴落はあるのか？

では、具体的に今週の相場予測を見ていこう。先週は非常にエキサイティングな出来ごとがあったので、今後、面白い展開になりそうだ。

まず最もホットな話題は、テスラ社のイーロン・マスクがビットコイン1,600億円購入という話題を出した事だ。なんと、イーサリアムCMEに上昇の前日というタイミングとなった。（日本時間2月9日午前8時先物取引スタート）

12月より伝えているが、イーサリアム／ビットコインのチャートを見ると、2月8日までイーサリアム優位の展開が続いていたが、2月8日からビットコイン優位の展開に切り替わっている事が分かる。

一番重要なポイントは、「この展開はいつまで続くのか？」という部分かと思う。正直、暗号通貨市場は一時的な『バブル』に入っている状態で、行き過ぎ感は否めない…。

加熱しすぎた暗号通貨市場

12月23日にイーサリアム上昇予測を立てたレポートを抜粋すると、暗号通貨市場は68.25兆円、イーサリアムは7.5兆円で、ビットコイン比率は67.03％となっていた。

僕は、時価総額とイーサリアム価格は上昇し、ビットコイン比率は減少、24時間の売買代金は変わらずと予測した。では、現在の状況はどうなっているのか比較して見てみよう。

12月23日時点の暗号通貨市場（レポートから抜粋）

2月12日現時点の暗号通貨市場

比べてみると予測通りの結果になっている事が分かる。しかし、時価総額の合計が120％に膨らんでいる。たった1ヶ月弱で2倍以上の市場規模に膨れ上がっているのが重要なポイントと見ている。

今後の相場予測を行う上で、この変化を観察するのは、非常に重要な視点となる。まだ見てない人は、12月23日レポートから振り返って、小さな変化を観察する思考を身に着けて欲しい。

12月23日イーサリアム上昇レポート

イーロン・マスクの影響力