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ビットコインまだまだ上昇?2020/11/30〜2020/12/06のウィークリーレポートを作ってみました。

TK村松です、昨日月刊ウィークリーレポートを出しましたが、見てくれましたか?「12月ビットコインはまだ上がるのか?」根拠をあげて解説しています。

さて、今回のウィークリーレポートでは、「先週ビットコイン下落と下落ターゲットが何故分かったのか?」ここにスポットライトを当てて解説して見ようとおもいます。

先週のビットコイン予測では、19,000ドル付近から16,000ドル付近まで下落すると予測しました。レポートを抜粋して転記します。

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結果はこちら!

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19,522ドルまで上昇し、予測していた16,000ドル付近まで下落しました。ほぼ誤差なくターゲットを捉えることができました!素晴らしい(誰も褒めてくれないので自分で自分を褒めますw)

詳しくは、先週のウィークリーレポートを見てください。

レポートの最後には、私のトレード戦略を記載するようにしています。先週は売りから入って、16,000ドル付近で現物を買う。というシンプルなトレードでした。

正直、戦略部分は、トレーダーの性格にあわせて設計する方がパフォーマンスは良くなります。ですが、「初心者はどうやって戦略を立てたら良いか分かりません…。」こんな状態に陥っている人が多いです。(1年前の私もそうでした…汗)

なので、「初心者の方の、参考になれば良いな〜。」くらいの気持ちで共有しています。どんな感じで記載しているかレポートから抜粋しておきます。

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詳しく見たい方は、過去6週間分書いているので、チェックしてみてください。どの根拠をもとに、相場分析をしているのか?根拠をもとに戦略を立てるとはどういうことなのか?

この辺りはとくに参考になるとおもいます。

では、今週のウィークリーレポートに話をすすめます。相場予測は月刊レポートに記載したので、今週はチョット違う切り口でレポート解説を行ってみようとおもいます。

特に重点を置いたのは、『フィボナッチゾーン分析』です。

①転換点はどこ?
②上値のターゲット目安は?
③下値のターゲット目安は?
④トレード戦略は?

フィボナッチ分析は、上記4つを抽出するのに大いに活躍してくれます。実際、先週19,000ドル付近から、16,000ドル付近まで下落を予測した手法でもあります。

「なぜ、ピンポイントに予測できるのですか?」「転換点が気持ち悪いくらいあたりますね…。」「転換点はどうやって分析していますか?」

Twitterを見てくれている方より質問をもらいました。

フィボナッチ転換点の見付け方は、YouTubeで過去に解説しているので、この動画と合わせて今週のレポートを見るとより分かりやすいとおもいます。

過去に20名限定のセミナーを開いて解説したことがありますが、うまく分析できない…という方もいたので、動画を取りました。

動画を見れば、あなたも転換点分析をすることができるようになります。しかし、最初は「どこからフィボナッチを計算すればいいの?」迷うことがあるはずです。僕は最初全然うまくできませんでした。

何百回も引いているうちに、「あー、この相場はここに引くんだな…。」「大口機関投資家はこのレートを意識しているな…。」という感覚が分かってきました。

相場分析のプロにこう言うと怒られますが、テクニカル分析は、『①理屈で理解する』『②感覚で捉える』この2つが重要だとおもっています。理屈だけでもダメですし、感覚だけだとズレた時に修正ができません。

両方大事です。動画で理屈を理解してください。そして、今週のレポートで実際のチャート分析をみてください。未来のチャートに線を引きます。そこがピタッと一致していれば、「なるほど、こういうことか!!」と理解できるとおもいます。

もちろん100%当たる訳ではないのですが、予測のクォリティは過去のレポートやTwitterを見てもらったらわかるはずです。

それでは深堀りします。

ウィークリーレポートにはビットコイン値動き予測も含めますが、どちらかと言うとマニアックな相場分析手法を公開しています。値動き予測は月刊ビットコインレポートを見てもらった方が分かりやすいかもしれません。

では、マニアックな分析手法にお付き合いくださる方だけ、この続きを見てください。今週はいつもと雰囲気を変えてお届けします。

まず、分析手法の大前提ですが、『月足』→『週足』→『日足』→『時間足』という感じで、大きな相場展開から順番にチェックしていきます。

たとえば、『転換点』は「月足」か、「週足」かで相場への影響力が変わります。

自然界にはバイオリズムがあり、生き物はパターン(規則性)を持って生きています。具体的に言うと、『1分足』という超超短期で分析すると傾向が分かりません。ですが、1分が60回集まった『時間足』で見ると、傾向に偏りが生じます。これを『バイアス(偏り)』と言います。

1分が1,440回集まった『日足』、10,080回集まった『週足』、40,320回集まった『月足』数が多い方が、統計的に信用できる数字になりやすいです。

予備知識ですが、ビットコインはチャート期間が少ないです。20年以下の相場は、週足を 軸 に採用する方が分析しやすいです。ドル円やユーロドル、ゴールドなどは月足を 軸 にするとうまく分析できると思います。

もう目が回りましたか?笑

今回のレポートは、強烈なので、混乱しないように、ここまでで興味を持つことが出来なかったら、この先を読むのは辞めたほうが良いです…。

「何のために書いているのですか?」と聞かれましたが、①当社の事業に資金を投じてくれている 投資家さん にどのように相場分析をして、どうやって運用しているのか?を伝えること。②相場分析を行って事業収益を高めていくこと。この2つを目的にレポートを作っています。

販売が目的ではありません。

ですが、「参考になる人もいるかもしれない…。」そんなマニアックな人のために、一般公開を行っています(笑)

それでは、具体的にフィボナッチゾーン分析をやってみましょう。(ステップに分けて解説するので、一緒にチャートを操作しながらやってみてください…)

まずは 『軸』 をつくる。

今回のフィボナッチは、普段はあまりつかわない『ビットコイン月足』から分析をしてみようと思います。

まずはターゲットをチェック

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月足でフィボナッチエクスパンションを引いてみましょう。『N波動』と言って、人は高く飛ぼうとする時に一度足を曲げると思います。もし、上昇するなら「エネルギーはどこまで進むのか?」をチェックするのがフィボナッチエクスパンションです。

これでターゲットが割り出せました。22,000ドル付近が上昇の第一ターゲットになります。

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月刊ビットコインレポートで、2万ドルを超える目処を出している ”根拠のひとつ” がこの分析になります。(ひとつの分析だけで結論を出さないことも重要です)

なぜこの上値(ハイポイント)と下値(ローポイント)を使うかわかりますか?

僕が最初うまく分析できなかったは、「どのポイントに線を引くか?」が分からなかったことでした。『MVP(スイングポイント)』という概念があるのですが、どのポイントを使うかは定義化されています。

先程の月足にMVP(スイングポイント)をピックアップしてみましょう。

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こうなります。複数出てきますが、『月足』だと2017年3月から見ても、MVPの数は多くないことがわかります。『1分足』でやるとMVPが多すぎて分析できないという問題があり、長期間の分析に向いている手法だと言えます。(時間足以下は短すぎて転換点をピックアップしにくいです=当たらないです…)

上値ターゲットを分析したい場合、『N波動』の数は何個ありますか?

ひとつめ

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ふたつめ

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みっつめ

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これもN波動の形になるのですが、1つ目の下値(ローポイント)より、2つ目の下値(ローポイント)が低いので除外します。上昇相場の定義は、2つ目の下値が高くなっている必要があります。ここも注意すべき点です。

よっつめ

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2017年の下値と高値を結ぶ『N波動』もありますが、これは古すぎるので排除します。フィボナッチエクスパンションを使うなら、『直近のN波動』と『明確なN波動』を使ってください。

『直近のN波動』

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『明確なN波動』

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この2つを合わせると、上値ターゲットがより詳しく抽出できます。

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使い方を解説すると、2つの『N波動』を出す理由は、フィボナッチ分析ではなく、『フィボナッチゾーン分析』がしたいからです。ゾーンとは、抵抗のことです。

月足チャートでは、3つの抵抗が分析できました。①15,000ドル付近、②18,000ドル付近、③21,000ドル付近です。①より、②の方が抵抗が大きいのがわかります。この抵抗をうわ抜けしたので、この後の相場では、下がっても『18,000程度』であることがわかります。(行き過ぎで17,500ドル付近まで行くこともあるので注意ください)

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この分析から、月刊ビットコインレポートに記載したとおり、17,500ドルを下値のターゲットにしています。詳しくは、月刊ビットコインレポートをみてください。

『月足』の<上値のターゲット>が分析できたら、『週足』『日足』『4時間足』と進めていきます。今回は、1週間の相場分析を行うことが目的なので、『4時間足』を使って分析をおこないます。

2つの『N波動』を抽出して、チャートに表示させました

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『月足』よりも、どのMVP(スイングポイント)を採用するか難しくなったのがわかります。結構、無理やりな感じですが…。19,000ドル付近に抵抗があるのがわかります。

これが先週のウィークリーレポートで『19,000ドル付近で下落する』と分析した根拠です。

下値予測を16,000ドルにしたのは、一度ターゲットを乗り越えると、上値抵抗から反転し、下値抵抗に変わります。チャートに抵抗を表示するとこんな感じになります。『月足』、『4時間足』で分析したターゲットが集まっているのがわかるとおもいます。

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YouTubeで解説しましたが、フィボナッチ数列で僕が使っている数字を記載しておきます。「なぜこの数字を使うのか?」詳しくは、YouTubeで解説しているので見てください。

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上値ターゲット、下値ターゲットが分かっても、『転換点』が分からなければトレードで活用するのはむずかしいです。最後に、フィボナッチタイムエクスパンションで『転換点』を分析する方法を紹介します。

結論ですが『12月9日〜12月15日』が転換点になると予測しています。詳しく分析していきましょう。

まずは過去の結果をみてみましょう。

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「どうでしょうか…?」『転換点付近』で大きく値動きしているのがわかると思います。結構、使える手法だとおもいます。基本、『フィボナッチエクスパンション』と、『フィボナッチタイムエクスパンション』は活用方法はおなじです。

上下にエネルギーの抵抗を見るか、時間軸に見るかの違いです。ただし、時間は戻らないので、フィボナッチタイムエクスパンションの方が、初心者は分かりやすいとおもいます。

ちなみに、余談ですが、思い出したので記載しておきます。2017年上値と2018年下値を繋ぐと大きなトライアングルが作れます。

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トライアングルはOKですよね?

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念の為、赤線を引いておきます。

これも自然界の法則ですが、トライアングルの70%〜80%付近がもっともエネルギーが爆発しやすくなります。

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現在、大きく動いているのは、このエネルギー転換の条件に合致しているコトもあります。トライアングルはどの相場でも良く出てくるので覚えておくと良いとおもいます。

では、『N波動』を解説します。

ひとつめ

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週足で『タイムエクスパンション』分析を行うなら、1つ目の『N波動』はこうなります。上値と下値の考え方は、フィボナッチエクスパンションとおなじです。

ふたつめ

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この2つを組み合わせて、『転換点』を探していきます。これも上値ターゲット分析を行った時とおなじく、『月足』→『週足』→『日足』→『4時間足』でそれぞれ分析を行います。

組合わあわせるとこんな感じになります。

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上値でフィボナッチ、下値でフィボナッチを引きます。このままだと『N波動』にならないので…。上値のスタート地点を動かします。

つ、伝わりますかね…汗

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これで『転換点』を探すことができます。上値ターゲットを探した時とおなじく『日足』『4時間足』でそれぞれ分析してください。今回はウィークリーレポートなので、『日足』を使って分析します。

上値と下値をピックアップ

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日足の直近安値を2つピックアップします。上値も同様です。レポートを書いている間に11月25日の上値を更新してしまいましたが、直近の上値で分析を行います。

『N波動』は見えましたか?

ひとつめ

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ふたつめ

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こうなります。『週足』の分析と同じく、上値と下値のスタート位置をズラします。

合体フュージョン!

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チョット解説が長くて、疲れて来たみたいです…汗(ドラゴンボールの世界に気持ちが離れてきました…。)見ている方も大変だと思います…。もう少しで終わるので、頑張ってください。

見ずらいので拡大します

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