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NVIDIA脅威の決算!

こんにちは、AIの成長に負けじと日々奮闘している中村です。今回は、半導体大手の米エヌビディアが発表した最新の決算結果について掘り下げてみましょう。エヌビディアは、今や生成AIの中心に位置する企業として、世界の市場に大きな影響を与えています。特に、カリスマCEOジェンスン・フアン氏のリーダーシップのもと、その業績は驚異的な伸びを見せています。

売上高3.6倍、利益7.9倍のエヌビディア

2024年2~4月期の決算で、エヌビディアは前年同期比で売上高を3.6倍にまで引き上げ、260億ドル(約4兆円)に達しました。営業利益も前年同期比7.9倍の169億ドルに達し、製造業としては異例の65%!という営業利益率を叩き出しました。ファナックもびっくりの歴史に残る営業利益です。この驚異的な成長を牽引しているのが、データセンター向けの製品群です。具体的には、マイクロソフトやアマゾン、グーグルなどのクラウド事業者がエヌビディアのGPUを大量に購入し、生成AIのインフラを支えているのです。

 生成AI界の「圧倒的オンリーワン」

エヌビディアは、生成AI時代において「最重要部品」とも言えるGPUを提供しています。もともとゲームや映画のグラフィックスに使われていたGPUが、2012年の画像処理コンペをきっかけにAIのデータ処理に適していることが判明し、その後急速にAI分野での利用が広まりました。現在では、マイクロソフトやグーグル、メタといった巨大IT企業がエヌビディアの半導体を買い占めています。例えば、2023年には、マイクロソフトとメタがそれぞれ15万基、グーグルとアマゾンが5万基の「H100」を購入しています。私もH100弄ってみたい😊

次の四半期も「2.1倍」を見通す

エヌビディアは、新製品「ブラックウェル」を年内に出荷する予定です。この新しい半導体は、生成AI向けのデータ処理をさらに高速かつ効率的に行えるよう設計されています。CEOのフアン氏は、「新たな産業革命の幕開け」と表現し、既存のデータセンターが「AI工場」に進化する動きが加速していると述べています。

2024年5~7月期も売上高は280億ドルを見込んでおり、前年同期比で2.1倍の成長を予想しています。ただし、成長ペースはやや鈍化しそうです。それでも、エヌビディアの勢いは留まることを知らず、新製品の需要と供給がどこまで続くかに注目が集まっています。

エヌビディアの躍進は、AI技術の進化と密接に関係しており、これからの世界市場に与える影響も計り知れません。AIの未来が明るく広がる中で、エヌビディアがどのようにその中心で輝き続けるのか、ますます目が離せませんね。

次回も最新のAI情報をお届けしますので、お楽しみに!

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