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人間の一生をヨガのポーズでつないでみました。

秋彼岸です。
昨日のクラスでは先祖から受け継がれてきた命、人間の一生をポーズ取りながら感じていきました。

どこかで一つの肉体は終わりを迎え(シャバーサナ)、別のどこかで命がはぐくまれ、肉体をもってこの世に誕生(胎児のポーズ)する。

生まれた赤ちゃんはぼんやりと自分の手足を認識し、その手で足をつかむ(ハッピーベイビー)。
コロンコロン寝返りを打って(あおむけのねじり)、お座りが出来るようになって(あぐら座)、でもうまく安定しなくて前に倒れたり(座位の前屈)、遠くにあるものが気になって手を伸ばしたり(側屈)。
耳が聞こえるようになったら後ろを振り返り(座位のねじりポーズ)、次第にハイハイをするようになる(キャット&カウなどのよつんばいポーズ、膝立ちポーズなど)。

三輪車や自転車に乗るようになり(ダウンドッグで足踏み)、立って歩けるようになり(前後開脚のポーズ)、鉄棒にもチャレンジしてみたりするようになる。(立位前屈)

学生になれば静かに落ち着いて椅子に座り(チェアポーズ)、様々な試験や試練に自分を奮い立たせ様々な試練に挑む(戦士のポーズなど立位や立位バランスポーズ)。

戦いを終えた後(リバースウォーリア)は、ちょっと休憩ポーズを入れる。
一人では生きられません、人と手を取り合って何かを成し遂げる(2人組で行う舟のポーズ)。

年を取ったらゆっくり過ごし(座位やあおむけのポーズ)、やがてまた一つの肉体が終わりを迎える(シャバーサナ)

人は一人では生まれない。誰にでも祖先がいて、見守り手を引いてくれたりともに歩く多くの人がいて、こうして生きている。

つながれたこの命。これから先何を選択し、どう行動していくのか。すべては自分次第。


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