ポイ捨てする人しない人

昨日あたりから気温がグンとあがり一気に春めいてきた。

観光地に住んでいる私の家の周辺はこの土日いつも以上に多様な人が出歩いている。

普段「この地」に来ていない人が多く見られる。

それと共に増えるのがゴミのポイ捨て。

私は常々、ポイ捨てするバカとそうでない人の違いは何なんだろうかと考える。育ってきた環境の違い、生まれた境遇の違い、様々あると思う。

決定的に脳内構造の違う奴らのように思えるが、実はほんのちょっとした違いなのだろうとなんとなく感じている部分がある。

私も聖人君子じゃないので人から責められるべき部分は多い。要はそれがどの部分なのかということなのではないかと。

また、人は学びによってそうした行為をやってしまう時期とやらなくなる時期があると思っている。

私も過去に喫煙者だった頃は本当に恥ずかしながら歩きタバコやタバコのポイ捨てをしてしまっていた時期があった。だけど今はタバコも吸わなければゴミのポイ捨てもしない。

自分の生き方や関わってきた人、環境で今の自分が形成され「ポイ捨てしない人」になったし、もしかしたらそうした自分を演じているのかもしれない。

私はポイ捨てはしないけれど、横断歩道以外の場所を横断してしまったりすることがある。
横断歩道以外の道を渡らない人にとってはその行為も私にとってのポイ捨てと同等かもしれない。

いずれにしてもそれをやってしまう人というのはそのことについてあまり何も考えていないし、それを見た人が嫌な感情を抱いていることを想像すらしない。

私たちはこの矛盾に生涯苦しめられながら生きていかなければならないのだろう。

苦しい。

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